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【銘柄診断】昭和情報機器は悪材料が出尽くす、下値を固めつつ状況の好転待つ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■当面の悪材料は一巡
昭和情報機器 <6922> は2010年12月期の減額修正を受け昨年末にかけ下離れの展開となり、年明け後も低調な展開が続いている。主要取引先である印刷業界等が内需の冷え込みから足元の設備投資を抑え、計画段階にある企業の先延ばしケースも相次いでいる。
このため前期の11月、12月の月次売上げがダウン、主力の漢字プリンタ・システムの製品販売が予定を7億円下回る予想となり、それにつれて利益も減少、前期の営業利益は1億2800万円の予想が1億400万円の損失に転落の見込みとなった。
期末の配当についても無配とする方針が打ち出され、失望売りが株価の下げを促している格好だ。アナリスト筋は来期の回復を想定しているが、会社側の正式な発表までは買いにくい状況だ。ただ、PBRは0.3倍と非常に低い水準にまで落ち込んできており、株価は下方硬直性を発揮していくことになりそう。減額修正で当面の悪材料は一巡した。下値を固めつつ、状況の好転を待つ展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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