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低燃費タイヤで各社、2011年は勝負!
不況によるタイヤの買い控えが影響を及ぼしているタイヤ市場だが2011年、さらなる低燃費を実現した新製品を相次いで発売すると発表した。
住友ゴム工業は、独自技術である特許 特殊吸音スポンジを搭載し、3.8%の燃費向上を実現した低燃費タイヤ「LE MANS 4」を発売する。同製品は、多くのユーザーがタイヤに求める「快適」「環境」「安全」「経済性」の4つの性能を高次元でバランスさせた低燃費タイヤ。同社の独自技術である特殊吸音スポンジやノイズ防止ストレートブロックの採用で、騒音エネルギーを13%低減し、上質な静粛性を実現。また、新開発の「低発熱密着ゴム」により3.8%の燃費向上とともにウエットブレーキ性能を9%向上、低燃費性能とブレーキ性能を高い次元で両立している。
また、ブリヂストンも低燃費タイヤ「スニーカーSNK2エコピア」と「レグノGR―XT」の2製品を投入する。標準タイヤである「スニーカー SNK2 エコピア」は、ウェット性能や摩耗ライフ性能などタイヤに求められる基本性能を追求しながら、低燃費性能を向上させたベーシックタイヤ。ラベリング制度では、転がり抵抗性能グレードが「A」、ウェットグリップ性能グレードが「C」、転がり抵抗も18%低減している。「レグノGR―XT」は、同ブランド誕生30周年を記念して投入した新製品。レグノブランドが持つ高い静粛性と低燃費性能を両立しているのが特徴だ。静粛技術については東京大学生産技術研究所応用音響工学研究室と共同開発。音圧を減少する機能を持つ消音器にコンパクトな「3Dホルムヘルツ消音器」を新採用し、これにより従来2本の溝に設置していたものを4本に設置できるようにしている。
日本グッドイヤーも、低燃費性能とロングライフ性能を重視したスタンダードタイヤ「GT-Eco Stage」を発売。同製品は、同社の基盤技術である「eハイブリッドテクノロジー」を駆使して最新の素材eハイブリッドコンパウンド タイプESや新パターンを採用、低燃費性能とラングライフ性能を重視して開発。日本自動車タイヤ協会が定める転がり抵抗性能グレード「A」、ウェットグリップ性能グレード「C」に認定されている。
各社の新製品はすべて2011年2月が発売予定。発売後の売れ行きに注目したい。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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