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【銘柄診断】日オラクルは2Q業績続落も市場予想を上回り急反発
日本オラクル <4716> は、155円高の4025円と急反発している。
祝日前の22日大引け後に発表した今5月期第2四半期(2Q)累計業績が、連続減益と伸び悩んだが、市場コンセンサスを上回ったことから下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
2Q業績は、前年同期比20%増収、3%経常減益、1%純益減益となった。アプリケーションズの売り上げが、ERPを中心にした業務アプリケーション製品の提供や、基幹システム更新、企業再編に伴うシステム刷新などの案件獲得で堅調に推移した。
データ&ミドルウェアの売り上げも、7月に包括的なデータ統合ソリューションを提供する製品群を発売したことが寄与したが、親会社の米オラクルへ支払うロイヤルティの料率が引き上げられたことや人件費、宣伝広告費の増加などが利益を押し下げた。
ただ純利益は、市場コンセンサスを6億円強上回り、株価的に織り込み済み感を強めている。
5月通期業績は9月に公表した下方修正値に変更はなく、純利益は224億円(前期比2%減)と見込んでいる。
株価は、9月に今5月期業績をロイヤルティ料率アップで下方修正、期末配当の減配も伴ったことから年初来安値3525円まで900円安し、半値戻し水準までリバウンドしたところである。一段の戻りを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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