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【銘柄診断】フォーサイド・ドット・コムは再成長体質転換へスリム化を図る
記事提供元:日本インタビュ新聞社
■事業転換目指す期待企業
フォーサイド・ドット・コム <2330> は底値から一段水準を切り上げた位置でもみ合い場面。再成長戦略として掲げている「事業ポートフォリオの組み換え」の一環として、今期、電子書籍事業に関連しない資産を現金化するために、保有している創通の全株式の売却を決定。
これに伴って投資有価証券評価損が1億3900万円発生するため、2010年12月期の純利益が7億円から5億6000万円(前期3億9700万円)に減額修正された。それも一時的な下げですぐさま引き戻しに転じ、もう悪材料には響かない株価の強さがうかがえる。
世界各国の出版社から電子書籍の配信権利を獲得、様々な端末に適応するマルチビューワーの開発に取り組んでおり、そうした事業ポートフォリオの組換えのため、注力サイトの整理を進め当面の状況は厳しいが、電子書籍モバイルビジネスのリーディングカンパニーを目指す新しい事業体質に転換した時、株価は新たな評価を織り込みに向かう可能性が強い。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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