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【銘柄診断】富士電機ホールディングスは信用買い残が減少、下げ要因は後退
富士電機ホールディングス <6504> は再上昇へ向けての値固め局面に位置している。4月9日の305円からほぼ一貫した下降局面に入り、10月29日の182円まで売られ続けた。2月に発表された中期計画で来2012年3月期の営業利益について375億円(2010年3月期9億円)の見通しが打ち出され、その成長評価機運から4月に高値を示現した。
ただ、そこで個人投資家の参入で信用買い残が膨れ上がり、4月23日申し込み現在では4069万株に達した。そうした信用買い残の整理が株価下げの基本的な要因であった。信用買い残は直近で1525万株まで減少しており、この面での下げ促進要因は解消に向かったと思われる。
様々な産業用電源機器に組み込まれるパワー半導体に強みを持ち、スマートグリッドにかかる電機システム、太陽光発電システム向けパワーコンディショナーなどエネルギー・環境に経営資源を集中する方針で成長へのパワーを抱えているのが強み。今2011年3月期の営業利益は160億円(前期9億円)の増益が見込まれている。再騰へのタイミング待ちの状況だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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