プロトンロケット、通信衛星「スカイテラ1」を打ち上げ

2010年11月24日 11:45

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記事提供元:sorae.jp

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 インターナショナル・ローンチ・サービス社(ILS)はアメリカ東部標準時間11月14日23時29分(日本時間11月15日13時29分)、通信衛星「スカイテラ1(SkyTerra 1)」を載せたプロトンロケット(プロトン・ブリーズM)を、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。

 打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約9時間14分後、「スカイテラ1」を所定の静止トランスファ軌道に投入し、打ち上げが成功した。

 「無線ブロードバンド新興企業であるライトスクエアードのスカイテラ1の打ち上げはとてもエキサイティングなことで、ILS、ライトスクエアード、クルニチェフ国家宇宙科学製造センター、ボーイングのチームの努力によって、予定通りに実施できた」

 今回の打ち上げ成功を受け、ILS社のフランク・マッケナ社長はこのように述べた。

 スカイテラ1はボーイング社の「ボーイング702HP」をベースに開発された通信衛星で、重さ約5400kg。4G-LTE方式で新規に移動通信網を構築する「ライトスクエアード(LightSquared)」初の衛星で、アメリカやカナダなどに衛星通信サービスなどを提供する。

 ■ILS PROTON SUCCESSFULLY LAUNCHES LIGHTSQUARED SATELLITE
http://www.ilslaunch.com/news-111410

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