ZTE、スマートフォンが好調で利益率とブランド価値が向上

2012年はスマートフォンの出荷が予想を上回り、2013年の高付加価値成長の基盤に

（中国・深セン）- （ビジネスワイヤ） -- 通信機器、ネットワークソリューション、モバイル端末を提供するグローバル企業であるZTEコーポレーション（ZTE）（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は、2012年にスマートフォンの出荷台数が2倍以上となり目標台数を超過し、端末事業部門の収益が向上しました。

スマートフォンの売上高が拡大したことで、ZTEは2012年に端末事業部門で16.8％の利益率を達成できました。これは、前年比で1.6％向上しました。

米国では、ハイエンド市場を重視する戦略によってZTEのスマートフォンの出荷台数は大きく増加しました。インド、インドネシア、メキシコ、アルゼンチン、ロシアなどの新興市場でも、ZTEは急速に成長しています。2012年には、販売代理店での売上高が初めてZTEの端末事業の売上高の10％に達しました。

スマートフォンの売り上げの好調により、ZTEは2012年に18億7,000万人民元の営業キャッシュフローを記録しました。ZTEはまた、初めて3年連続でプラスのフリーキャッシュフローと営業キャッシュフローを達成しました。

ZTE執行副社長であり、端末事業部門トップである何士友（フー・シーヨウ／He Shiyou）は、次のように述べています。

｢ZTEは4G分野で世界的リーダー企業となり、スマート・デバイスの未来を作ることを目指しています。ZTEの端末事業部門にとって、2012年は規模の拡大、利益率の改善、注目度の向上を達成した節目の年となりました。価値向上へ向けた活動は2013年も続きます。｣

スマートフォン事業の強力な成長によりZTEは2012年に世界第4位のメーカーになり、フィーチャーフォン製品の売上高の減少も補うことができました。

ZTEは昨年「Grand」シリーズを発表し、ハイエンド市場における地位の強化を図りました。2012年では、ZTEのスマートフォンの売上高の15％がミドルレンジとハイエンドの製品であり、今年はこの比率を25～30％に高めることを目指しています。

当社のスマートフォンにとって画期的な年となった2012年に続き、2013年はZTEは最良の端末を提供するため一層努力し、インテリジェントな機能と優れたユーザー体験をもたらす4G製品に注力していきます。ZTEは、4G時代がもたらす魅力的な機会を捉えるために事業モデルをB2BからB2Cへと転換し、エンドユーザーとの結び付きを強化するためにブランディングとマーケティングへの支出を増加させます。当社は通信事業者と協力してハイエンド製品、LTEブロードバンド端末、インテリジェントな統合サービス、製品技術革新に力を入れるとともに、電子商取引プラットフォームも統合し、エンドユーザーへのサービスの改善と迅速化を図ります。今年発売された最高レベルのLTE端末のうち2製品が、「Grand S」と「Grand Memo」というZTEの製品です。「Grand S」は新世代のフラグシップスマートフォンで、2013年の「IFデザイン賞」を受賞しています。「Grand Memo」は市場最高レベルのスペックを誇る5.7インチのスマートフォンです。ZTEのLTEスマートフォン「U8910」は、中国移動通信が今年の拡大4G試験で採用した初の端末の1つです。

ZTEは、2年の間にスマートフォン事業を飛躍的に拡大させることができ、健全な利益率も維持してきました。当社は世界の端末ベンダー上位4社の中で揺るぎない地位を得ています。ZTEは、2013年にスマートフォン事業で30％の売り上げ増を達成できると予想しています。

「4GはZTEの将来の鍵であり、LTEにおける技術力から多大な自信を得ています」と、何士友は述べています。

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