ZTE、パリ大審裁判所でのファーウェイとの特許訴訟で勝訴

プレスリリース発表元企業:ZTE Corporation

配信日時: 2013-04-01 13:41:00

ファーウェイはZTEへの10万ユーロの損害賠償の支払いを命じられ、ファーウェイの主張は新規性がないとして退けられる

(中国・深セン)- (ビジネスワイヤ) -- ZTEコーポレーションは、ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術有限公司)に当社への損害賠償を義務づけ、データカード特許を侵害したとするファーウェイの主張を退けたパリ大審裁判所の決定を歓迎します。

パリ大審裁判所による3月28日の決定はEP724データカードに関するファーウェイのすべての主張を退けるものであり、中国とドイツでもすでに同様の判断が下されています。大審裁判所は「回転ヘッド」データカードの特許に対するファーウェイの主張を新規性の欠如を理由に退け、ZTEとZTEのフランスの子会社に損害賠償として10万ユーロを支払うようファーウェイに命じました。

ZTEは、欧州の裁判所でファーウェイが開始した10件を超える特許権侵害訴訟に断固として対抗しており、過去2年間に各国でファーウェイに対する勝訴判断を多数勝ち取ってきました。

ZTE首席法務官の郭小明(グオ・シャオミン/Guo Xiaoming)は、次のように述べています。「当社は大審裁判所の決定に大変満足しています。この判断は中国とフランスでの他の決定に沿うものであり、ZTEの想定の範囲内です。」

中国国家知識産権局の特許再審査委員会は2012年6月、ファーウェイのデータカード特許が無効であると判断しました。2012年10月、ドイツ連邦特許裁判所はファーウェイのデータカード特許を無効とする仮判断を下し、ファーウェイによる修正提案6件すべてを退けました。

パリ大審裁判所の決定によれば、ファーウェイのデータカード特許は、3点の重要な技術的特徴のすべてで新規性を欠いていました。

1. 対象USBコネクタの構成要素は、既に米国特許第US2004/0048494 A1号の中ですでに特定されています。

2. 対象USBコネクタおよび構成要素の軸端の弾性効果は、中国・杭州の企業が申請した特許の中ですでに指定されています。

3. 対象USB製品の外側ケースの融通部分は、特許第200520016967.5号の対象となっています。

「中国、ドイツ、フランスの機関がいずれもファーウェイの特許に新規性がないことを確認したことになります」と、郭小明は述べました。

ZTEは知的財産問題に対して積極的姿勢で取り組み、クロスライセンス契約やセット販売を活用してパートナーとの協力を強化しています。当社は非中核的な特許を利用した反競争的行為については、不必要な追加費用をもたらすものとして反対しています。ZTEは同業他社と密接に協力してエコシステムの健全性を高める道を探ろうとしており、業界の発展を損なわないあらゆる競争を歓迎しています。

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