ZTE、マイクロ基地局で2013年香港セブンズでのCSL社のサービスを強化

（中国・深セン）- （ビジネスワイヤ） -- 通信機器、ネットワーク・ソリューション、モバイル端末を提供するグローバル企業であるZTEコーポレーション（ZTE）（香港H株：0763.HK、深センA株：000063.SZ）は3月27日、香港スタジアムで開かれたラグビー大会の2013年香港セブンズで香港の携帯通信会社CSLの通信サービスを強化するために当社のマイクロ基地局ソリューションが使用されたと発表しました。

この基地局は大会期間中の容量を拡大し、前年と比較してデータ通信は2倍、音声通話は4.5倍の通信量をスムーズに処理することを可能にしました。CSL社だけで13万通話の音声通話と230GBのデータ通信が処理され、通話の接続成功率は99.9％でした。さらに、ウェブページのダウンロードは80％以上が10秒以内に完了し、これも基地局を増加させたことによる容量拡大の成果です。

BS8912マイクロ基地局は重量が12キログラムで、落雷防護モジュールを内蔵しています。電源は交流・直流両用で、屋内にも屋外にも設置できます。このマイクロ基地局は3チャンネルのMIMO搬送波に対応し、ダウンリンク84Mbps、アップリンク11.5Mbpsを処理できる強力なデータ処理能力を持っています。BS8912マイクロ基地局はSON（自己組織化ネットワーク）機能を持っており、自動的に立ち上げ、構成、計画、補正を行うことができます。この機能は、新たに基地局を追加する際の作業量を劇的に低減します。

CSL社の最高技術責任者（CTO）のクリスチャン・デイニョー（Christian Daigneault）氏は、次のように述べています。
「優れたネットワーク体験の供給は常にCSLの優先事項です。ZTEのマイクロ基地局を利用して2013年香港セブンズでのサービスを強化できたことに満足しています。ZTEのマイクロ基地局をテストしたことは、CSLが小規模セル技術や異種ネットワーク（Hetnet）の実験を進める過程での最初の一歩でもありました。これは、香港のような高密度地域では特に近い将来に必須になる技術です。」

ラグビー大会のセブンズは香港で毎年行われる大規模なスポーツ大会であり、毎年人気が高まっています。ファンの数の増加は、スタジアム内での通信ネットワークに課題が生まれることを意味します。BS8912マイクロ基地局をベースとしたマイクロ基地局グリーン・ソリューションにより、ZTEはこの複雑な無線環境内で実用性のあるソリューションを提供することができます。接続できるユーザーの数を増やし、通信サービスの成功を確保できるソリューションです。通話回線数と全体的スループットを大きく拡大させながら、ネットワークの卓越した性能はそのままに維持できます。

ZTEについて

ZTEは世界中で通信機器およびネットワーク・ソリューションを提供する上場企業です。当社の非常に包括的な製品群は、無線、アクセス、ベアラー、VAS、端末、専門サービスなどあらゆる通信事業を網羅しています。当社は革新的なカスタムメイドの製品およびサービスを140カ国以上の500社を超える通信事業者に提供し、通信事業者が収益を拡大しながら顧客の変化するニーズに対応できるようサポートしています。2011年にZTEの売上高は前年度比で29％増加して137億米ドルになりました。海外の売上高は30％増加して74億米ドルとなり、全売上高の54.2％を占めました。ZTEは年間売上高の10％を研究開発に投入し、通信業界の基準を確立するいくつもの国際的組織において主導的役割を果たしています。ZTEは企業の社会的責任（CSR）イニシアチブを持ち、国連グローバル・コンパクトのメンバーです。当社は中国で唯一の上場通信メーカーであり、株式は香港証券取引所および深圳証券取引所（香港Ｈ株：0763.HK、深圳Ａ株：000063.SZ）で取引されています。詳細についてはwww.zte.com.cnをご覧ください。

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