森見登美彦氏初の対談集、完全保存版!! 伊坂幸太郎氏、辻村深月氏も参戦! 小学館文庫『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』
配信日時: 2020-01-19 12:15:12
「これらの対談が私の十年である」
[画像: https://prtimes.jp/i/13640/517/resize/d13640-517-638924-0.jpg ]
‹‹世の中には「座談の名手」といわれる人もあるが、私がそういう種類の人間でないことだけは自信をもって言える。対談相手から有益な発言を引き出し、それなりに実のあることを自分でも述べる。そのような社会的技術の領分では、日常的な鍛錬がものをいう。浮き世の荒波に揉まれること少なく、ムツカシイ人付き合いを好まず、人生の大半を机上で夢見ることに費やしているような人間には、まず苦手な分野であると申し上げて間違いない。››
(「はじめに」より)
そんな森見登美彦氏が、出たとこ勝負でぐるぐるしながらも臨んだデビュー直後の人生初対談から、憧れの人との緊張のご対面、15周年を迎えての振り返りまで。現在では入手困難な対談を一挙収録!
対談相手は各界トップランナーの多彩かつ豪華な顔ぶれ!
劇団ひとり氏「人生で初めての対談」
万城目学氏「年に数回は二人でお酒を飲む」
瀧波ユカリ氏「じゃっかんビビッていたのは事実」
柴崎友香氏「修士課程の先輩みたいな雰囲気」
うすた京介氏「とにかく、かっこよかった」
綾辻行人氏「京大の先輩」
神山健治氏「二人で物語の企画」
上田誠氏「ものづくりについて、真面目にしゃべる」
羽海野チカ氏「気合いが入った感じの対談」
大江麻理子氏「大江さんに会いたかった」
萩尾望都氏「周りの空気も変えてしまう人」
飴村行氏「書くものはめっちゃヘンですが・・・」
本上まなみ氏「もう一度ちゃんとお話」
綿矢りさ氏「突然穴に引きずり込まれる感覚」
(収録順)「」内は本書だけで読める森見登美彦氏の書き下ろしコメント
単行本収録の全16記事+“対談風小説”「今昔対談」を完全再録するほか、新たに「小説家人生における心の兄貴」伊坂幸太郎氏、「自分の“マジメ”さに手こずっている」辻村深月氏との対談を追加収録しました。
装画は「こぐまのケーキ屋さん」著者、カメントツ氏による描き下ろし。さらに、カメントツ氏が登美彦氏の仕事場を突撃した爆笑必至のインタビュー漫画も特別収録!
‹‹本書に収録された対談を読み返していると、その対談が行われた場所や、当時の自分の状況、対談してくださった方々の表情が蘇ってきて、なんだか懐かしい気持ちになる。それはやはり対談というものが「出会い」だからにちがいない。人間は人間との出会いを通して人生を刻んでいく、というアタリマエのことに気づかされる。そういう意味で、これらの対談が私の十年である。››
(「おわりに」より)
小学館文庫
『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』
著/森見登美彦
定価:本体700円+税
判型/頁:文庫判/384頁
ISBN978-4-09-406707-1
小学館より発売中
本書の紹介ページはこちらです▶▶▶https://www.shogakukan.co.jp/books/09406707
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