ZTE、ワイヤレス給電標準化団体PMAに参加

プレスリリース発表元企業:ZTE Corporation

配信日時: 2013-03-19 15:56:00

ワイヤレス給電技術開発に参加

(中国・深セン)- (ビジネスワイヤ) -- ZTEは3月17日、ワイヤレス給電標準化団体であるPMA(Power Matters Alliance)に参加したことを公式に発表しました。この事は、2月末にスペインバルセロナで催かれた世界的通信展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でも公表されています。

家庭用電化製品の発展と共に、人々が利用する平均的な家電製品の数は増加しています。こうした家電製品の効率性や利用方法は改良される一方、さまざまな給電機器や電源コードをつながなければいけない状況は変わっていません。PMAはワイヤレス給電の標準化団体として誕生し、将来のワイヤレス給電インフラのためのガイドラインの確立や標準化を目指しています。PMAはIEEE規格に準拠した携帯端末や電子機器のためのワイヤレス給電規格の策定に注力しており、AT&T、グーグル、スターバックスといった大企業とともに推進しています。

標準化されたワイヤレス給電インフラが必要となる背景には、電源仕様が端末によって異なり、ワイヤレス給電が少数の携帯端末や特定の地域でしか利用できないという現状があります。世界4位の規模を持つ携帯端末メーカーのZTEは毎年1,000万台を超える製品を供給しており、ワイヤレス給電ソリューションの開発に貢献できる独自の立場にあります。PMAに参加することで、ZTEはワイヤレス給電技術の商業的普及と、国際的なワイヤレス給電規格の統一を大きく前進させるでしょう。

ZTEコーポレーション副社長でZTE端末事業部門CTOである闞玉倫(カン・ユールン/Kan Yulun)は、次のように述べています。

「バッテリー寿命はこれまで常にスマートフォン・メーカーにとっての課題であり、スマートフォンの発展のボトルネックでもありました。ワイヤレス給電はスマートフォンにとっての次の大きな革新の1つであり、当社はインテリジェントなソリューションによって人々の生活をさらに豊かにすることを目指し、この領域での研究・開発を現在進めています。」

ZTE端末事業部門について

世界的な市場調査会社であるIDCによると、ZTEは世界第4位の携帯電話端末メーカーです。ZTEは携帯電話端末、タブレット、モバイルブロードバンドモデム、無線LAN機器、宅内統合情報端末を含め、幅広いモバイル機器を製造しています。

ZTEは世界160以上の国や地域で、主要な通信事業者や販売パートナー企業230社以上と提携しており、世界の上位通信事業者50社のうち、45社と戦略的提携関係を構築しています。ZTEは2011年に世界最多の国際特許を出願した企業となりました。

近年、ZTEはスマートフォン市場に注力しています。展示会“CES 2013”で発表された“Grand S”や、“MWC 2013”で発表された“Grand Memo”を含む“ZTE Grand”シリーズによって、ZTEはハイエンドのフラグシップスマートフォンを製造する企業へと変革を遂げ、世界的な大手モバイル端末ブランドとして新しい時代を切り開くことでしょう。

ZTEの端末事業部門は、電気通信機器、ネットワーク機器、モバイル機器の世界的企業として中国・深圳に本社を置くZTEコーポレーションの一事業部門です。ZTE端末事業部門の2011年度の連結総売上高は137億ドルを超え、3万人以上の従業員を擁しています。ZTEは香港と深圳の証券取引所に上場し、業績を公開しています。詳しくは、www.ztedevices.comをご覧ください。

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Margrete Ma, +86 755 26775207
ma.gaili@zte.com.cn
or
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Anna Hughes, 202-729-4156
anna.hughes@ogilvy.com

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