デジタルガレージグループのマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」、KDDIが提供するau PAYに対応

プレスリリース発表元企業:株式会社デジタルガレージ

配信日時: 2019-12-27 10:30:22

~国内外主要QRコード決済サービスに続き、国内大手キャリアKDDIのau PAYに対応~



株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)を中心とするDGグループは、店頭に設置したQRコードを消費者のスマートフォンで読み取って支払う、読み取り支払い型(MPM方式*1)のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ(https://cloud-pay.jp/mpm/)」*2において、KDDI株式会社 (東証一部 9433、本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下:KDDI)が提供するau PAYに対応します。「クラウドペイ」はこれまで、国内決済サービスではd払い(R)、LINE Pay、メルペイ、海外決済サービスではAlipay、WeChatPay、AlipayHK、Kakaopayに対応してきています。今回、国内大手キャリアKDDIが提供するau PAYに対応することで、クラウドペイのサービス拡充を加速します。クラウドペイ加盟店でのau PAYのサービス提供は来春を予定しています。

■概要
「クラウドペイ」は、1つのQRコードを店頭に設置するだけで、複数のQR・バーコード決済サービスを導入することができるサービスで、2019年5月より提供を開始しています。店頭のQRコードを読み取り決済するMPM方式を採用した本サービスを利用することで、加盟店はPOS端末など新たな機器の導入や既存システムの改修等に伴う導入負荷やコストが発生することなく、国内外の複数のQRコード決済サービスの一括導入が可能となります。運用時も加盟店専用アプリで各種決済手段の取引業務を一括管理できるため、運用業務や経理業務の省人化につながるなどメリットが多く、さらに支払いの際にどのQRコードを読み込むのか消費者を迷わせることもありません。

「クラウドペイ」がau PAYに対応することで、加盟店は、d払い(R)、LINE Pay、メルペイに続き、国内外含めた8種の主要QRコード決済サービスの利用が可能となります。au PAYの登録者数は600万人*3を超え、今回の対応により消費者の決済利便性を高めることで、加盟店の販売機会向上、消費の拡大にも貢献します。

■背景
経済産業省は2018年に発表した「キャッシュレス・ビジョン」*4において「2025年までにキャッシュレス決済比率40%」という目標を定め、国を挙げてキャッシュレス化を推進しています。

国内キャッシュレス決済市場は、2018年度に約82兆円に達し、2019年度には約89兆円を超える水準にまで成長する見込みです。2023年度には、さらに約126兆円にまで拡大すると予測*5され、QRコード決済サービスをはじめとするスマートフォン決済の需要の拡大が見込まれています。

DGグループとKDDIは、多様な業界の企業が参画し次世代の事業を共同で創出することを目的とした、オープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」へのコアパートナー参画をはじめ、両社グループが有するアセットを活用し、さまざまな領域で5G時代を見据えた新規事業の創出を推進するなど、戦略的提携を進めています。

■今後の展開
DGグループはより利便性の高いサービスを提供すべく、今後も「クラウドペイ」にて国内外の各種QR・バーコード決済サービスを搭載していく予定です。

DGグループでは「クラウドペイ」をはじめとして、POSシステムからモバイルPOS、マルチ決済端末まで、さまざまな規模や業態の加盟店に応じた対面決済ソリューションの提供を通じて、政府が推し進めるキャッシュレス化を支援し、加盟店と消費者の双方にとってスピーディーで簡単、便利な決済体験を提供していきます。

また、決済・マーケティング・投資の3領域を主要ドメインとして事業展開するグループシナジーを活かし、リアル小売り向けOMOマーケティングなどフィンテックとデジタルマーケティングの統合戦略を推進します。

■au PAYについて
「au PAY」は、auに限らずスマートフォン・タブレットをお持ちのすべてのお客さまが利用できるスマホ決済サービスです。お手持ちの「au WALLET アプリ」から簡単な操作でご利用いただけ、アプリ上に表示されるバーコードやQRコードを店舗のPOSレジや各種端末で読み取る、または店舗が提示したQRコードをアプリで読み込むことで、お買い物・お支払いにご利用いただけます。

【店頭設置用 QRコードスタンド、読み取り支払い型決済シーンのイメージ】
[画像: https://prtimes.jp/i/23393/169/resize/d23393-169-805389-0.png ]




*1: MPM方式:QRコード決済における決済方式の一種で、利用者のモバイル端末で店舗のQRコードを読み取る方式を指す。
*2:関連リリース:「デジタルガレージグループ、読み取り支払い型のマルチQRコード決済ソリューション「クラウドペイ」を提供開始」(2019年5月16日発表)https://www.garage.co.jp/ja/pr/2019/05/20190516.html
*3: 2019年10月5日現在
*4: 「キャッシュレス・ビジョン」(2018年4月):https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/pdf/20180411002_01.pdf
*5:出典:株式会社矢野経済研究所「国内キャッシュレス決済市場に関する調査を実施(2019年)」(2019年7月3日発表)
* Cloud Pay(クラウドペイ)は株式会社デジタルガレージの登録商標です。
* QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

【株式会社デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/
デジタルガレージは、EC事業者や対面小売店などに向けて様々な決済手段を一括提供する決済事業、デジタル、リアル領域を一気通貫しソリューションを提供するマーケティング事業からなる2つのリカーリング事業に加え、世界中の有望な企業に対する投資・育成事業を展開しています。さらに、コアパートナーと共同でオープンイノベーション型の研究開発組織「DG Lab」を運営しています。インターネットの時代に新たな「コンテクスト」を作る会社として、様々な事業を結び、革新的なサービスを創造します。

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