組込用WiMAXモジュール無線LANアクセスポイント搭載モデル『AME610』、非搭載モデル『AME600』を発売

プレスリリース発表元企業:アイ・ティー・シーネットワーク株式会社

配信日時: 2013-03-12 11:30:00

アイ・ティー・シーネットワーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寺本 一三)は2013年3月12日より、組込用WiMAX(※1)モジュールで無線LANアクセスポイント搭載の『AME610』と非搭載の『AME600』の2モデルを発売します。

自動販売機を始めとした各種機器に通信機能を持たせ、離れた場所からリアルタイムにデータを収集するM2M(※2)コミュニケーションを、業務効率化の手段として活用する動きが広がりを見せています。当社はこの度、WiMAX通信が可能となる組込用WiMAXモジュールを開発しました。

組込用WiMAXモジュール『AME610/600』
http://www.atpress.ne.jp/releases/33891/a_1.jpg

◆『AME610/600』の概要
『AME610/600』を機器に組み込むことにより、高速・大容量のWiMAXを利用することが可能になります。これにより、ファイル送受信、テレマティクス(※3)、運用管理、遠隔監視、遠隔操作(制御)、セキュリティ業務などに効果を発揮します。『AME610/600』は、屋内外問わず設置されている機器に搭載できるよう環境性能が強化されています。さらに『AME610』は無線LANアクセスポイントを搭載しており、周辺の無線LAN搭載機器のインターネット接続を可能とします。

2013年3月に販売を開始し、初年度は販売台数10万台を目指し、次年度以降は30万台を見込んでいます。

運用イメージ
http://www.atpress.ne.jp/releases/33891/1_2.jpg

◆本モジュールの特長
・高い環境性能に対応
 (動作温度範囲:-30℃~+85℃)

・無線LANアクセスポイント搭載モデル『AME610』と
 非搭載モデル『AME600』の2モデル

・OMA-DM(※4)対応


◆主な仕様
・無線通信規格  :IEEE802.16e(モバイルWiMAX)、IEEE802.11b/g/n
・周波数帯・帯域幅:(WiMAX)2,582~2,592MHz、2,595~2,625MHz、10MHz
          (無線LAN)2,402~2,482MHz
・最大送信出力  :+23dBm
・アンテナ端子  :UFLコネクタ×3(1Tx 2Rx)
・電源電圧・電流 :+3.6~4.2V、最大550mA以内
・寸法      :37×50×5.3mm
・重さ      :16g
・使用温度範囲  :-30℃~+85℃
・保存温度範囲  :-40℃~+85℃

※詳細はこちらをご覧ください。
http://itcn-m2m.jp/product/ame_610-600.html

※1 WiMAX:高速・大容量のワイヤレスブロードバンド通信の方式の1つで、UQコミュニケーションズ株式会社が提供するUQ WiMAXなどのサービスがある。

※2 M2M:ネットワークに繋がれた機器が相互に情報交換し、自動的に最適な制御を行うシステム・仕組。

※3 テレマティクス:自動車などの移動体に通信システムを組み合わせたサービスを提供することの総称で、主に自動車、輸送車両へのサービス提供に利用。

※4 OMA-DM:無線経由で加入者情報を書き込むデバイス管理機能のこと。

WiMAXは、米国 WiMAX Forumの米国及びその他の国における商標または登録商標です。


◆アイ・ティー・シーネットワーク株式会社 概要
本社所在地: 〒150-6026 東京都渋谷区恵比寿4-20-3
             恵比寿ガーデンプレイスタワー26F
設立   : 1997年8月
資本金  : 2,778百万円
従業員  : 4,443名(2012年12月31日現在)
代表者  : 代表取締役社長 寺本 一三
事業内容 : 携帯電話の卸売・販売及び携帯電話を利用したソリューションサービスの提供
URL    : http://www.itcnetwork.co.jp

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