パンダ・バイオテックが米国最大の繊維・セルロース生産向け産業用大麻加工施設を計画
配信日時: 2019-12-11 23:05:00
(米テキサス州ダラス & ラボック)-(ビジネスワイヤ) -- ダラスを拠点とするパンダ・バイオテックは本日、高品質の布地グレードの繊維と高級セルロースを生産するため、初の産業用大麻加工施設を開発中であると発表しました。テキサス州ラボック郡に位置する「パンダ・ハイプレーンズ・ヘンプジン」(Panda High Plains Hemp Gin)は、大麻剥皮センターとして米国最大、世界でも最大級になると見込まれます。
パンダ・バイオテックは茎から繊維とセルロースを分離するために、技術的に最も先進的で、最大容量を備え、この種のものとして史上初の産業用大麻剥皮装備を導入する計画です。「パンダ・バイオテック・ヘンプジン」は、アジアや欧州で数十年にわたり使用されてきた実証済み剥皮技術の小型版を基礎とします。
最高品質の繊維を確保するため、当社はCBD製品で使用される植物部位である種子や花が成熟する前に収穫された大麻茎のみを加工します。
パンダ・バイオテックは、綿の名産地の中心部であるテキサス州シャロウォーターにある25万5000フィートの加工施設を購入する権利も確保しました。テキサス産の産業用大麻13万トン以上を毎年、繊維とセルロースへと加工できる見込みです。
本日の発表に至るまでの間に、パンダ・バイオテックは地元の農業界、学術機関、公選役職者を含め、テキサスハイプレーンズ地域における重要な関係者に参画してもらうための働きかけを行いました。またパンダ・バイオテックは、テキサスの施設で繊維とセルロースを生産するために、大規模な長期供給契約ができる可能性のある相手との取引関係の構築にも取り組んでいます。さらに、当社はこの分野で初の諮問委員会の招集に当っており、これは産業用大麻、繊維、セルロースの分野で米国トップの専門家に加え、産業用大麻の播種・栽培・収穫において経験豊富な農学者で構成されます。
パンダ・バイオテックのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるスコット・エバンスは、次のように述べています。「適切な詳細調査を1年以上にわたり行い、中華人民共和国、種々の欧州諸国、カナダにおける大麻繊維・セルロース産業を分析しましたが、産業用途での大麻茎の加工は、米国において次なる数十億ドル規模の産業になると結論付けました。環境意識の高い今日の消費者は環境に配慮した製品とサービスを以前にも増して求めており、大麻繊維・セルロースはこうした消費者のニーズを製造業者が満たす上で役立つことになるでしょう。その結果、大麻は今後何世代にもわたり、農業と工業の両方において市場を一変させるでしょう。」
産業用大麻業界の形成と発展
米国の大麻産業は2018年大麻農業法によって可能となりました。パンダ・バイオテックが設立されたのは、同法の条項が2018年米国農業法に組み込まれ、2018年12月20日にトランプ大統領が農業法に署名し、その成立を受けてのものです。テキサス州議会の両院は全会一致で下院1325号法案を可決し、これにグレッグ・アボット知事が署名して成立しました。この法律はテキサス州において産業用大麻作物の生産・製造を認可するもので、米国農務省によるテキサス州大麻規制の最終承認待ちの状況となっており、今後数週間で承認される見通しです。この法律によってテキサスの農業者は新たに実現可能となった作物選択肢でもって急成長中の産業に参画できることが保証されます。この作物は地域経済にとっても利益をもたらすはずです。
世界の産業用大麻市場は2019年の46億ドルから2022年には320億ドルに成長すると予測されます。
産業用大麻繊維・セルロースの利点
製造用途で使用される産業用大麻は、天然の耐久性、急速な成長力、環境持続可能性の点で高い価値があります。産業用大麻から加工された繊維とセルロースは、繊維製品、広範な建築資材、紙製品、自動車用複合材、ナノ材料、バイオプラスチック、仕上げ用製品(コーキング剤、封止剤、ワニス、塗料など)を含め、多数の製品の生産に使用できます。さらに、研究によれば、大麻ベースのスーパーキャパシターはスマートフォンや電気自動車などのアプリケーション向け充電式バッテリーで現在使用されている材料と比べ低コストで、これらに取って代わるものとなります。その結果、産業用大麻は数十億ドル規模の数多くの産業を変革する位置につけています。
パンダ・バイオテックについて
テキサス州ダラスを拠点とするパンダ・バイオテックは、米国で登場した産業用大麻繊維・セルロース業界における先発企業です。当社は現在、産業用大麻加工施設と大規模ヘンプジン(Hemp GinsTM)を開発しています。パンダ・バイオテック初の加工施設はテキサス州のハイプレーンズ地域で計画しています。
パンダ・バイオテックの経営幹部らは、天然ガス、太陽光、水力発電、バイオマスエネルギーのプロジェクトを含む大規模産業施設の開発、資金調達、建設、運営で広範な経験を持っています。これらの経営陣は1982年から22件のプロジェクトを策定しましたが、これらは投下資本として約140億ドルに相当します。パンダ・バイオテックに関する詳細情報についてはwww.pandabiotech.comをご覧ください。インスタグラム、ツイッター、リンクトインで当社をフォローしてください。
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