グーグルとMPEG LAがVP8ビデオフォーマットのライセンス契約を発表

グーグルとMPEG LAがVP8ビデオフォーマットのライセンス契約を発表

（デンバー）- （ビジネスワイヤ） -- グーグルとMPEG LAは本日、ビデオ圧縮技術のVP8および先行世代のVPxに必須である可能性のある技法のライセンスをグーグルに提供する契約を締結したと発表しました。これらのビデオ圧縮技術は、11の特許保有者が保有する特許で保護されています。本契約によって、グーグルはVP8実装がグーグルか他の主体かに関係なく、これら技法を任意のVP8ユーザーにサブサイセンスする権利を獲得します。さらに、これらのVP8技法を1つの次世代VPxビデオコーデックでサブライセンスすることが可能となります。本契約の結果、MPEG LAはVP8パテントプールの構築を取り止めます。

グーグルの特許担当副ゼネラルカウンシルを務めるAllen Lo氏は、次のように述べています。｢今回の契約は、VP8をウェブビデオフォーマットとして広く普及させるためのグーグルの努力において、大きな節目となる成果です。当社はMPEG LAがこの目標達成に協力されていることを感謝します。｣

MPEG LA社長兼最高経営責任者（CEO）のラリー・ホーンは、次のように述べています。｢当社はグーグルとの契約を進め、ユーザーが広くVP8を利用できるようになることを喜ばしく思っています。｣

MPEG LAについて

MPEG LAは、重要な技術を広く利用できるようにする特許ライセンスを提供する世界的な独立系企業です。MPEG LAは、現代的な特許プールを構築しました。ユーザーが選択した技術の導入支援に当たるMPEG LAは、革新成果を広く採用するための機会を創出し、革新活動を促進するライセンシングソリューションを提供しています。MPEG LA独自のデジタルビデオ圧縮ライセンスにより、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格が生み出されました。このライセンスは特許の藪を取り扱う上でのひな形となっています。MPEG LAは現在、約8000の特許から構成されたライセンシングプログラムを74カ国で運営しており、ライセンサーは160以上、ライセンシーは5000を数えます。詳しい情報については、http://www.mpegla.comをご覧ください。

グーグルについて

グーグルは世界的な技術リーダー企業として、人々と情報の接し方を向上させることに傾注しています。グーグルがウェブ検索とウェブ広告の革新に努めていることで、同社のウェブサイトは最高のインターネット資産となり、同社のブランドは世界で最高レベルの認知度を誇っています。

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連絡先
MPEG LA, LLC
Tom O’Reilly, 303-200-1710
Fax: 301-986-8575
toreilly@mpegla.com
or
Google Inc.
press@google.com

プレスリリース情報提供元：ビジネスワイヤ