<自転車の安全利用促進委員会レポート>東北初の自転車運転免許制度導入校福島県立郡山北工業高等学校にて『自転車の交通安全教室』を開催しました。

プレスリリース発表元企業:自転車の安全利用促進委員会、一般社団法人自転車協会

配信日時: 2019-09-25 18:00:00

自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、令和元年9月25日(水)福島県立郡山北工業高等学校にて、全校生徒約830名を対象に自転車の交通安全教室を開催いたしましたので、ご報告いたします。

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講演の様子

これからの季節は日も短くなり、薄暗い下校時には重大な自転車事故も起きやすくなってくるため、自転車利用の際には、より注意する必要があります。今回開催した自転車の交通安全教室では自転車の安全利用促進委員会メンバーの遠藤 まさ子氏が、危険運転の動画などを用いて、最近の高校生の自転車事故や特徴を解説し、併せて福島県の自転車事故データや、生徒が加害者になる可能性・加害者になってしまった後の生活への影響、自転車製品の安全性(BAAマークについて)等について講演しました。

郡山北工業高等学校は、生徒の自転車事故を減らすために東北地方で初めて自転車運転免許制度を取り入れるなど、自転車通学指導に対して積極的に活動しています。生徒たちは、今回の講演で、自転車のルール・マナーのおさらいはもちろんのこと、メンテナンスしている自転車としていない自転車の性能を比較する実験動画などを通じて、安全な自転車に乗ることの大切さを学びました。

近年、中高生が通学中に自転車事故に遭い、被害者になるだけではなく、加害者になってしまうケースが多く発生しています。それ以外にも、スマートフォンやイヤホンなどの“ながら運転”での事故も話題になっていることから、自転車の交通安全指導の必要性が非常に高まっています。

遠藤 まさ子氏は交通安全教室の中で、「自転車事故を起こさない・加害者にならないためには、法令違反のない正しいルール・マナーを守った自転車利用が重要です。また、高校生の自転車事故の中には自転車の車体が原因となった事故もあります。通学用の自転車はBAAマークなどの安全マークが付いた自転車を選ぶと安心です。事故はいつ起きてもおかしくないということを意識して、万が一に備えてヘルメット着用や適切なメンテナンス、自転車保険に加入するなど、安心・安全な状態で自転車利用をしてほしい。」と話しました。


【参加した生徒の感想】
・「福島県は東北で3番目に事故が多いと聞き驚いた。しっかり一人ひとりがルールを守らないといけないと思った。」
・「最近は、イヤホン着用したまま自転車に乗っている人も多いと思う。今日の話を踏まえて、しっかり気を付けたい。」

講演の様子
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生徒の自転車を使ってのメンテナンス方法の解説
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■参考資料
<自転車の安全利用促進委員会とは>
自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人 自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送って頂くため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しております。


<BAAマークとは>
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BAAマークは、一般社団法人自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した製品に貼られています。BAAマークの自転車安全基準は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されています。


<登壇者>
遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)
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自転車の安全利用促進委員会メンバー、自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。


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