GSアライアンスがグリーンプラ、バイオマスプラ認定各種生分解性樹脂とセルロースナノファイバーを複合した材料でフィルム、シートを試作、少量サンプル販売を開始

プレスリリース発表元企業:GSアライアンス株式会社

配信日時: 2019-08-06 17:15:00

GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd./環境、エネルギー分野の先端材料を研究開発、製造販売する化学会社/本社:兵庫県川西市、代表取締役社長:森 良平 工学博士)は、ポリ乳酸(PLA:Poly Lactic Acid)、ポリブチレンサクシネート(PBS : Polybutylene Succinate)、ポリブチレンアジペートテレフタレート(PBAT:Polybutylene Adipate Terephthalate)、デンプン系生分解性プラスチック、ポリカプロラクトン(PCL: Polycaprolactone)などの各種生分解性樹脂とセルロースナノファイバーを複合した材料でフィルム、シートを試作、サンプル販売を開始しました。幅は30cm、Tダイ成形法なので長さは長いものも製造できますが、今後の需要に応じてより幅が大きいフィルム、シートも製造できるように検討も進めます。
また自社のNano Sakuraをブランド名とするトレイ、食器などの各種成形品にもこのような材料を用いてビジネス展開していく予定です。なお、幅30cm以下の簡易的な袋であれば既に販売可能です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/190369/LL_img_190369_1.jpg
生分解性樹脂フィルム PLA+CNFフィルム(上)PBS+CNFフィルム(下)

人間の活動や人口爆発に伴う地球温暖化や自然環境破壊、海洋中のマイクロプラスチック汚染などの環境破壊問題は深刻なレベルになりつつあり、生態系を破壊する壊滅的な状態になりつつあります。プラスチックの汚染問題に関しては、プラスチックリサイクルの推進や、プラスチックそのものの使用量の削減、また環境中で分解する生分解性プラスチックや紙製品などの実用化の推進やさらなる研究開発が必要とされています。


(※1) グリーンプラ、バイオマスプラ認定:日本バイオプラスチック協会が運営するグリーンプラ、バイオマスプラ識別表示制度(生分解性プラスチック製品)において認可された製品として表示ができます。GSアライアンス株式会社においては、セルロースナノファイバー複合PLA、PBSにおいて既にグリーンプラ、バイオマスプラを取得しています。


■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)
代表者 : 代表取締役社長 森 良平(工学博士)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野向けの先端材料の研究開発と製造販売
URL : https://www.gsalliance.co.jp/


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