グローバルファンド日本委員会15周年記念イベント「日本人とグローバルファンド:増資は他人(ひと)のためならず」
配信日時: 2019-03-05 16:00:00
公益財団法人 日本国際交流センター(所在地:東京都港区、理事長:大河原 昭夫)が運営するグローバルファンド日本委員会(以下FGFJ)は来る3月に15周年を迎えます。これを記念し、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)のピーター・サンズ事務局長、國井修戦略・投資・効果局長、国内外から有識者や感染症の当事者の方々を迎え、15周年記念イベント「日本人とグローバルファンド:増資は他人(ひと)のためならず」を3月20日(水)午後に開催いたします。
日本国際交流センター(JCIE)では本年3月にグローバルファンド日本委員会を設立して15周年を迎えます。これを記念し、グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金、https://www.theglobalfund.org/en/)のピーター・サンズ事務局長、國井修戦略・投資・効果局長、国内外から有識者や感染症の当事者の方々を迎え、15周年記念イベント「日本人とグローバルファンド:増資は他人(ひと)のためならず」を3月20日(水)午後に開催いたします。
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MDc2MCMyMTY5MTQjNjA3NjBfeFlCc25yVVJtVi5qcGc.jpg ]
2030年までにエイズ・結核・マラリアの流行を終わらせるという目標は、持続可能な開発目標(SDGs)のゴールのひとつです。その目標を達成するための軌道に乗せるために必要な資金は、2020~22年の3年間に世界全体で最低でも830億ドルと推定されています。2000年のG8九州沖縄サミットの成果として誕生した官民連携基金であるグローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)は、本年の第6次増資でこのうち最低140億ドルを調達する目標を掲げ、今月上旬にインドで開催された増資準備会合で正式に増資プロセスが開始されました。この資金は、グローバルファンドとそのパートナーである国連機関、国際機関、政府機関、各国政府、市民社会、民間セクターが連携して対策を進めていくためのものです。
今回のイベントでは、「日本に住む私たちにとって、グローバルファンドの増資はどのような意味を持つか」を議論します。年間300万の命を奪う疾病への対策は、グローバルファンド発祥の地である日本の人道支援として重要課題のひとつであることは言うまでもありません。また、人の移動が活発化するなか、国境を超える感染症は決して遠い国の他人事ではなく、日本人自身の問題であり、海外にビジネス拠点や市場を持つ日本企業にとっては、経済活動を左右する重大な課題でもあります。他方、感染症分野への投資は日本のテクノロジーを活かす機会としての意味合いも持ちます。本イベントでは、感染症の最前線で闘う専門家や当事者、グローバルファンドのパートナーの皆さまとともに、日本人とグローバルファンドの関係、増資に向けた世界の潮流に日本がどのように参画できるかを議論します。ご関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。
開催概要
■日 時:2019年3月20日(水)15:30~18:30 (終了後レセプション) ※開場:15:00
■会 場:赤坂プリンス クラシックハウス 1階 グランド・ガーデン・ルーム
東京都千代田区紀尾井町1-2
https://akasakaprince.com/access/
■登壇者:
ピーター・サンズ(グローバルファンド事務局長)
エロイザ(ルイ)・ゼペダ・テン(結核患者代表)
オマール・シャリフ(HIVとともに生きる人々の代表、GNP+コミュニティ開発プログラム・マネージャー)
稲場 雅紀(アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター)
國井 修(グローバルファンド投資・戦略・効果局長)
蓑輪 光浩(ビル&メリンダ・ゲイツ財団 東京オリンピック・プロジェクト・マネージャー)
石渡 多賀男 (住友化学株式会社 生活環境事業部開発部部長)
治部 れんげ (ジャーナリスト、W20日本2019運営委員会委員、(公財)ジョイセフ理事)
大河原 昭夫(日本国際交流センター理事長)
■言 語:英語・日本語(同時通訳あり)
■参加費:無料
■定 員:150名
■申 込:以下ウェブサイトよりお申込みください。定員に達し次第締め切ります
http://www.123formbuilder.com/form-4633573/fgfj-15th-anniversary-event
■イベント詳細:http://fgfj.jcie.or.jp/topics/2019-02-21_fgfj15event
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日本とグローバルファンド
日本は現在グローバルファンドの第5位のドナー国です。グローバルファンドを通じて途上国のエイズ・結核・マラリア対策と保健システムの構築を支援し、三大感染症の流行の終息に向けて、2002年からの累計で約31億2068万ドルを拠出してきました。2002年に設立されたグローバルファンドは日本と深い関係にあります。日本が議長国を務めた2000年のG8九州・沖縄サミットで、感染症対策を国際的な主要課題として取り上げたことがグローバルファンド設立のきっかけとなりました。
グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)について
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MDc2MCMyMTY5MTQjNjA3NjBfRWVWWFdXTk1kay5qcGc.jpg ]
グローバルファンドは、中低所得国の三大感染症対策のために資金を提供する機関として、2002年にスイスに設立されました。G7を初めとする各国政府や民間財団、企業など、国際社会から大規模の資金を調達し、中低所得国が自ら行う三大感染症の予防、治療、感染者支援、保健システム強化に資金を提供しています。現在、グローバルファンドは年間約40億ドルの資金を集め、現在100以上の国・地域の対策プログラムを支援しています。設立から2017年までの16年間に2700万人の命を救うことができました。
http://www.theglobalfund.org/
グローバルファンド日本委員会(FGFJ)について
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MDc2MCMyMTY5MTQjNjA3NjBfSm1UaFlTZ2hrUi5qcGc.jpg ]
グローバルファンドを支援する日本の民間イニシアティブ。三大感染症とグローバルファンドに対する理解を促進するとともに、感染症分野における日本の官民の国際貢献を推進するため、政策対話、調査研究、意識啓発などを実施しています。(公財)日本国際交流センター(JCIE)のプログラムとして運営されています。
http://fgfj.jcie.or.jp/
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