東急建設、ナイス株式会社との共同研究により、規格流通木材を利用し低コスト・短工期で木造中空間を創出する「連続斜め梁構法」を確立
配信日時: 2019-02-01 12:00:00
― 「木造校舎の構造設計標準(JIS A3301)」との比較において約20%のコストダウンを実現 ―
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:今村俊夫)は、ナイス株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:杉田理之)との共同研究により、木造建築において、6mの規格流通材を利用し8.19mスパンの木造中空間を創出する構法の実証に成功しましたのでお知らせいたします。
東急建設株式会社が培ったゼネコンとしての総合的知見と、ナイス株式会社の木材流通企業としての専門的知見により、高価格・長納期の特注材を用いず、材料調達のしやすい規格流通材による木造中空間創出構法「連続斜め梁構法」を確立いたしました。本構法は、一般社団法人日本木造住宅産業協会が公表している提案(木造軸組工法による大スパン架構の提案(2012年5月))を実証したものです。この成果により、中大規模木造建築領域において優れたコストパフォーマンスと材料調達納期短縮を実現することが可能となります。
今般、弊社では木造建築事業の拡大推進を図るため、中大規模木造建築ブランド『モクタス』を立ち上げました。今後、本構法をはじめとして、さまざまな中大規模木造建築に関する技術開発に取り組んでまいります。
【今回実証した構法】
・ 構法: 連続斜め梁構法
・ 比較: 木造校舎の構造設計標準(JIS A 3 3 01)との比較
1) コスト :約2 0%コストダウンが可能
2) 工 期 :約1ヶ月以上の調達工期短縮が可能
※詳細については当社ウェブサイトをご覧ください。(P.2-3)
https://www.tokyu-cnst.co.jp/index/download/3204/inline/newsletter20190201_mokuzou.pdf
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