11/22 東京産ピッグスキンを使ったファッションショー 東京の新進デザイナーと12校の学生作品合わせて100点を東京国際フォーラムで披露

プレスリリース発表元企業:株式会社ソーシャルデザイン研究所

配信日時: 2018-11-15 16:00:00


11/22(木)東京産の素材ピッグスキン(豚革)をアピールするファッションショーPIGGY'S SPECIALを繊維総合見本市JFW JAPAN CREATION特設会場で開催いたします。東京都の新進デザイナー3組<MEGMIURA、SHIROMA、Romei>30点、東京都内の専修学校・各種学校12校の学生作品70点の合計100点の作品を披露します。どなたでもご覧いただけるショーですので、ぜひご取材、ご来場ください。

東京産の素材ピッグスキン(豚革)をアピールするファッションショーPIGGY'S  SPECIALを繊維総合見本市JFW JAPAN CREATION特設会場で開催いたします。昭和57年から毎年実施されている歴史のある産業振興事業であると同時に、毎回東京を代表する若手デザイナーを起用し、注目を集めています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3MDg4IzIxMTQ4OSM3MDg4X1J5Q3BJUU9IS3IuanBn.jpg ]


本年度は、

MEGMIURA 三浦メグ(Megu Miura)

SHIROMA 城間志保(Shiho Shiroma)

Romei 林宏美(Hiromi Hayashi)

の3組がコレクションを発表。

3組ともTOKYO新人デザイナーファッション大賞プロ部門受賞、東京都が支援している有望な若手デザイナーです。


そして東京都内の専修学校・各種学校 12校から70点の作品も登場いたします。デザインから縫製、モデルまで学生たちが作り上げるコレクションです。


ぜひファッションショーにご来場いただき、当日開催の素材展示も合わせてご取材いただけますようお願いします。


◆Made in TOKYOの素材ピッグスキン

シルク、綿、羊毛、合繊、牛革など多くのファッション素材の原材料は海外から輸入されていますが、ピッグスキン(豚革)は、食肉の副産物として国内で自給され、その大部分が東京都墨田区中心に生産されている「Made in TOKYO」の皮革素材です。

銀面(表面)だけではなく、スエードを用いたり、フィルムや箔を貼るなど多様な加工を施すことで、シューズやバッグ、アパレル等に使いやすいファッション素材「TOKYO LEATHER PIGSKIN」としてアピールしています。

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■「PIGGY'S SPECIAL」~ピッグスキンファッションショー概要

◆ショー日時2018年11月22日(木)4回開催

11:00 ~ (開場 10:30 )専門学校生によるファッションショー

 12:30 ~ (開場 12:00 )専門学校生によるファッションショー

 14:30 ~ (開場 14:00 )※デザイナーと専門学校生によるファッションショー

 16:00 ~ (開場 15:30 )※デザイナーと専門学校生によるファッションショー

◆ブランド名/デザイナー

MEGMIURA 三浦メグ(Megu Miura)

SHIROMA 城間志保(Shiho Shiroma)

Romei 林宏美(Hiromi Hayashi)

◆参加学校

東京都内の専修学校・各種学校 12校

専門学校青山ファッションカレッジ、大森家政専門学校、織田ファッション専門学校、江東服飾高等専修学校、渋谷ファッション&アート専門学校、東京ファッション専門学校、東京モード学園、ドレスメーカー学院、華服飾専門学校、二葉ファッションアカデミー、専門学校ファッションカレッジ桜丘、文化服装学院


■会場 東京国際フォーラム(有楽町)地下1階ロビーギャラリー

※ジャパンクリエーション展示会場はB2F展示ホール1 11/21,22開催

■取材について

・14時30分、16時の回については取材用の席を用意いたします。

・当日は満員になる予定ですので、早めにご来場ください。

・21日までにご連絡いただけましたら、お席を用意いたします。

■一般入場

一般来場者のショー見学は無料、予約なしで入場自由です。直接ショー会場までお越し下さい。


■ショー主催 東京都・東京製革業産地振興協議会

ブースNo.: J-01 東京製革業産地振興協議会

〔出展者〕

石居みさお皮革・有限会社兼子皮革染色工場・有限会社日下部工業所・三恵産業株式会社・墨田革漉工業株式会社・株式会社墨田キール・有限会社ティグレ ・有限会社T.M.Y's・長坂染革株式会社・株式会社ニシノレザー・福島化学工業株式会社・山口産業株式会社


◆デザイナープロフィール

● SHIROMA(シロマ)城間 志保 (2014年東京新人ファッション大賞入賞)


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1)ブランドの紹介

デザイナー自身が全てのパターンを制作し、イメージを確実に作り上げていく。また、日本の様々な産地と独自の素材作りを続けている。

2)今回の作品のテーマ

プリントや箔加工でグラフィカルなレザーの表現をしています。純白レザーへの大判のプリントや同じ柄でリピートを組み異なる加工でも統一感を持たせました。強くシュリンク加工をかけたものもリピート感のあるおもしろいシワが出来上がりました。構築的なパターンにそれらをのせることで、とても奥行のある複雑な仕上りにすることが出来ました。

3)ピッグスキンを使っての感想

グラフィックを強く打ち出したものにしたいと思っていたため、きれいな色柄が出るように工場の皆様に色々と手法の相談にのって頂きました。イメージしていたものが形に出来たと思っています。インクジェットが想像以上にキレイに仕上がったことに驚き、今後も活用していきたいと考えています。


● Romei(ロメイ)林 宏美 (2015年東京新人ファッション大賞入賞)


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1)ブランドの紹介

VIEW IS VIVID をコンセプトに日常の視野を広げるきっかけになるようなユニセックスファッションとプロダクトを展開。

2)今回の作品のテーマ: ME TIME.

自分の時間を持ってね。というテーマで旅のスタイルを提案。

“旅先の美術館で気に入った絵画を額ごと着て帰る。ホテルのプールサイドと木陰のコントラスト。異国の記憶を肌に焼き付け、買い物レシートを体に巻きつけて歩く。” 

高揚と非日常感を自由度の高いピッグスキンの加工技術と色彩を織り交ぜ、装いに置き換えます。可愛い子には旅をさせよ。もし彼(豚)が10日間のヴァカンスに出れるとしたらどんな景色を見るだろうと敬愛も込めました。


3)ピッグスキンを使っての感想

予想外の滑らかさと多様な加工技術、それが東京都で行われていることに驚きました。素材に触れる中でpig豚×memento記憶=pigment色素 という点に着目し、豚が過ごす日常でできたシワやキズはとてもリアルで生の証を感じる素揚げ革を使用、更に0.3㎜の薄さに漉く技術で軽く羽織物にも適する仕上がりに。発色のよいプリントも可能な点はブランドらしい手法となり、足元に使用したウォッシャブルレザーの洗えるというユーズフルさは今回の旅テーマにも合致しました。工場で職人さんに混じり筆で箔描きをさせてもらえ、作業工程を体験することで今後の新たな発見や工夫に繋がり得るとても有難い制作機会になりました。


● MEGMIURA(メグミウラ)三浦 メグ (2016年東京新人ファッション大賞入賞)


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1)ブランドの紹介

“何者にも左右されない独自のスタイル”と“常に進化するモード”を融合。着用を通して、発見と驚きを感じられるファッションスタイルを提案する。

2)今回の作品のテーマ: “Twist”

人々が行うコミュニケーション、それに伴う過去と現在、そして未来という時間軸の中で生じる“ねじれ”にフォーカス。ねじれをデザインすることによって、時代を超えた独特のスタイルと着心地を提案。

ピッグスキンでは、薄く繊細な革のタッチに注目。ハンドメイドで作るシワ加工にボンディングを加えたり、ウォッシャブルピッグスキンにパンチングを加えるなど一歩踏み込んだ素材感&デザインを追求。

3)ピッグスキンを使っての感想

とても布地に近いデザインの考え方ができる素材だと思いました。いろいろな種類の加工方法、カラーなどとても選択肢が多く驚きました。なめしや二次加工など、様々な工程でのプロフェッショナルからの提案や、アドバイスなどがあり、非常に仕事がしやすかったです。

ピッグスキンは他のレザーとは違うヒストリーや背景があり、資材としてだけでなく、社会的にも有意義な素材だということを感じています。我々のコレクションに引き続き使っていきたい素材です。





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