2018年 夏休み旅行人気ランキング1位!台湾の魅力を発信!日本と台湾で同じ名前の駅は、32駅!日台大学生が鉄道で台湾を一周する魅力発信プロジェクト開始

プレスリリース発表元企業:台湾観光局

配信日時: 2018-09-03 13:00:00


台湾観光局は、「青春・若旅2018~似ている数が多いと好きになる~」プロジェクトのスタートとして、2018年8月24日(金)に台湾にて行われた出発式や現地レポートを公開いたします。

 本プロジェクトでは、日本の大学生と台湾現地の大学生がチームを組み、日本国内にある駅と同じ名前を持つ台湾の同名駅、32駅を鉄道で巡りました。学生たちは、鉄道カメラマン・村上悠太さんとともに各地域の様子を撮影し、自分たちの足で見つけた台湾の魅力を、Facebook「台湾見っけ!」で発信します。

 本プレスリリースでは、台湾にて行われた出発式と大学生たちによる取り組みの様子のほか、村上さんに伺った台湾を巡った感想などもお届けします。


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<台湾観光局HP>https://jp.taiwan.net.tw/

<facebookページ「台湾見っけ!」>

https://www.facebook.com/台湾見っけ-112824175574808/


「青春・若旅2018~似ている数が多いと好きになる~」プロジェクトについて


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 一般社団法人日本旅行業協会発表の「2018年度夏休み旅行ランキング海外部門」で1位になった台湾ですが(昨年度は2位)、本プロジェクトは、まだ知られていない台湾の魅力を発信するために立ち上がりました。

 台湾と日本にある32の同名駅を舞台に、日本の大学生と台湾現地の大学生が新たな台湾の魅力を発信します。鉄道写真家・村上悠太さんとともに、鉄道で各駅を巡り、その土地の魅力を写真で発信します。撮影した現地の写真は、Facebookの特設ページで随時アップされる予定です。最後には、「いいね」の数や現地でのミッションをポイント化し集計して、優秀作品を決定します。


<facebookページ「台湾見っけ!」>

https://www.facebook.com/台湾見っけ-112824175574808/


■ 「見たことないのに懐かしい」台湾を巡る冒険 ローカルな味わい

 24日(金)からスタートした「青春・若旅 2018」。大学生たちは北部、中部、東部の3チームに分かれ、事前に自分たちで立てた計画のもと、各エリアの駅を回りました。今回の旅では天候の影響により、南部チームは計画を延期。各チームへ人員を振り分ける予定でした。しかし、すでに前日のミーティングで結束を固めたようで「みんな一緒がいい!」と直訴があり、4人全員が東部チームの応援に回りました。


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 取材に同行した北部チームは同日、中里駅、亀山駅、大里駅、板橋駅を巡りました。台北駅を準特急で出発。1時間を過ぎると、南国野菜をビニール袋いっぱいに詰めて乗り込んでくるカップルの姿もあり、じょじょにローカル感が高まっていきます。


 中里駅周辺では公園・林業総合学習センター「羅東林業文化園区」に立ち寄りました。学生4人は貯木池、森林鉄道のある公園を回って写真スポットを探します。「車両に乗って窓から顔を出して見たら?」「あのSLは外せないよ」。園内のカフェで買ったソフトクリームに舌鼓を打ちながら、学生たちは笑顔で、ときに真剣に討論しました。


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 潮の香りが漂う亀山駅を降りると、目前に海が広がります。高波の向こうに鎮座する亀山島の姿を、言葉もなく見つめる学生たち。ノスタルジックな「異世界」の情景は、都会で暮らす彼らに深い印象を与えたようでした。


 旅の中盤では、日本の学生側から「台湾語を教えてほしい」との提案が。このチームの台湾学生はとても日本語が上手。基本的に意思の疎通は日本語で行なっていました。この提案は、すでに打ち解けた4人の距離をさらに縮めることになります。


 その後に大里駅と板橋駅を周り、この日の旅は終了。大阪大学の小國真奈さんは「見たことがないはずなのになぜか懐かしい。日本の駅を思い浮かべて回ると、その違いが面白い」、国立清華大学の侯柏宇さんは「台湾に住んでいても、こちらまで回ることはなかなかない。中里駅の森林パークはとても良かった。昔の駅舎や鉄道も見ることができてうれしかった」と、旅の感想を述べました。


■出発セレモニーで意気込み「人々との出会いを楽しみに」


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 旅の出発前には、台北駅の広場でセレモニーが開催されました。まず、大の鉄道ファンとして知られる台湾のタレントで人気司会者のミッキー・ホアン(黄子佼)さんが、オススメの路線を紹介。続いて、各エリアを代表する学生や台湾観光局、台湾鉄路管理局などの関係者が登壇しました。


 任命式の後には10時ジャストに鐘を鳴らし、旅のスタートを合図します。中部エリアを担当する日本の学生は「台湾のすてきな景色と人々との出会いを楽しみにしています」、東部エリアを担当する台湾の学生は「東部の景色はとても美しい。ぜひ日本の皆さんに見せたい」と意気込みを明かしました。


■各エリアの学生たちが撮った写真 いいね!ランキング(2018年8月26日 15時集計時点)


北部チーム 第1位 亀山駅 いいね!数:409


学生コメント

亀の形に似ている亀山島に最も近いことから名付けられた亀山駅。海がとても綺麗です。海産物が有名で、駅周辺には海鮮食堂がたくさんあり、美味しそうでした。


中部チーム 第1位 竹中駅 いいね!数:459


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学生コメント

竹中駅は台湾名物の蒸し餃子や頭前川の豆腐岩など、グルメや自然に溢れた素敵な場所でした!


東部チーム 第1位 瑞穂駅 いいね!数:578


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学生コメント

初めて瑞穂牧場へ来ました!誰も行ったことがなかったのですが実際に着いた時、綺麗な景色が見えました。想像よりも美しい景色でした。


南部チーム(東部チーム応援) 第1位 平和駅 いいね!数:569


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学生コメント

平和駅は、自然豊かで、のびのびと過ごしました。


台湾と日本の同名駅について


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 台湾には、日本時代に整備された鉄道網が現在も生かされています。さらに使っている文字が日本の漢字とほぼ同じため、32ヵ所の同名駅が存在します。また、駅舎のデザインにも、昔の日本の駅のようにレトロなものが数多く残っています。


 ガイドによると32の駅名は、日本人が呼びやすい人物名や地名からつけられたものがほとんど。しかし一部例外もあるそうです。

「富貴駅」はもともと1962年に「南河駅」として開業しましたが、同じ路線の栄華駅と組み合わせると、北京語の四字熟語の「栄華富貴(身分が高く富み栄えること)」となることから2003年に改名。偶然同名となった、異色の成り立ちとなっています。


<同名駅 一覧>

板橋・桃園・富岡・大山・日南・清水・追分・豊富・豊原・大村・田中・水上・新市・大橋・岡山・竹田・東海・大里・亀山・中里・新城・平和・豊田・南平・大富・瑞穂・池上・関山・竹中・横山・富貴・松山


台湾で活躍する日本製の車両たち


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 台湾では、日本の工場で製造した車両も活躍しています。代表的なのは「自強号タロコ(太魯閣)列車」と「プユマ(普悠瑪)列車」。曲線区間が多い路線でのスピードアップを実現する「振り子式」などの車体傾斜機構を採用しているのも日本と同じ。「日本製車両が台湾鉄道の速達化に貢献できているのはうれしい」と鉄道写真家・村上悠太さんは語りました。


■鉄道写真家・村上悠太さんに聞く台湾鉄道の魅力

 今回、大学生とともに台湾を巡り写真を撮影した鉄道写真家・村上悠太さんに、鉄道で台湾を旅した感想などを伺いました。


―台湾を訪れるのは4回目とのですが、今回の印象を教えてください。

とにかく日本を大切な存在と考えてくださっているという印象です。台湾の学生さんたちは日本語がとても上手で、ジャパン・ウェルカムという感じ。僕は短い間隔で何度も来ていますが、台湾は最高です。最高じゃなかったらそんなスパンで4回も来ない(笑) これだけ近い距離で異文化、でも日本に近いところも魅力。来るのに気負わなくていいんですよね。


台湾は南下するごとに“濃く”なっていく。また、車窓がすごくきれいなんです。海岸線をずっと走る区間もあって、美しさに目を奪われます。古い駅を大切にしているのもすてきです。日南駅なども古い木造駅舎ですが、今でも修理して使っている。文化を継承していく姿勢には学ぶべきところがあります。


―最も印象深かった駅はどこですか?

亀山駅です。広がる海の横を列車が走る様子は圧巻です。今回のキービジュアル用に撮った写真には「プユマ(普悠瑪)号」という列車が使われていますが、これは日本製なんです。日本で作られた列車が、日本までつながっている東海岸の横を走る。不思議な縁を感じました。


―さまざなな鉄道を撮影してきたと思いますが、台湾の鉄道を撮影した感想を教えてください。

他の国に比べて、日本の鉄道文化に近いと感じました。駅弁があったり左側通行だったり。何より「客車列車」が多いのがうれしい。モーターが付いていて自立して走れる車両と違い、客車列車は自分で走れません。音もすごく静かです。走り出したときの引っ張られる感じが、またたまらない(笑) 車両の作りも力強いデザインで味があるんです。思わずカメラを向けたくなります。


日本ではほぼ見られなくなったのに対して、台湾は客車列車がまだまだ主流。日本から来た鉄道ファンはみんな「おっ、客車列車だ!」と胸が熱くなること間違いなしでしょう。機関車ががんばって引っ張っていく編成美。そういうロマンが台湾では日常です。30年選手の車両などもまだまだ現役なんです。


ーー「台湾のレア車両」を教えてください。

本当にわずかですが、台東のあたりにエアコンなどもついていない「旧型客車」が走っています。空調がないので、暑いときは窓を全開にして海岸線を走る。いつ引退してもおかしくないので、ぜひ記念に乗ってみてほしいですね。


<村上悠太さん プロフィール>

村上悠太(むらかみ ゆうた)

1987年1月、鉄道発祥の地新橋生まれ。

日本大学芸術学部写真学科を卒業後、

有限会社レイルマンフォトオフィスに入社。

2017年に独立し、フリーランスの鉄道写真家

として、鉄道誌、旅行誌、カメラ誌を中心に活躍。

撮影の講師や講演を多数務めるほか、

鉄道会社カレンダー、ポスター等でも活躍。





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