ハイパーレッジャーファブリックを基盤とした「メタコイン」、20日から事前販売を行う
配信日時: 2018-08-17 09:00:00
- ハイパーレッジャーはLinux Foundation・IBM・日立等が参加したブロックチェーンソリューション
- メタコインの長所として自律性・汎用性・費用節減等が挙げられる
(香港)- (ビジネスワイヤ) -- インブロックが新しいブロックチェーン生態系を構築して行く「メタコイン(Metacoin)」プロジェクトの事前販売を8月20日から31日まで行うことを発表した。メタコインはプライベートブロックチェーンのみを使用したハイパーレッジャー(Hyperledger)をパブリックブロックチェーンとして適用させたプロジェクトで暗号貨幤公開(ICO)に挑戦する。
ハイパーレッジャーファブリック(Hyperledger fabric)は2015年にLinux FoundationとIBM、JPモルガン等の世界的な企業及び機関が参加して発展させた許可型オープンソースブロックチェーンソリューションである。ハイパーレッジャーファブリックはビジネス環境に最適化され、機密保持と拡張性をサポートする。
今年の初めに起きた「コインチェックNEMハッキング」や「ビットフライヤー」事件以後ブロックチェーンの保安性の問題が提起され、「アジアブロックチェーンの聖地」と呼ばれた日本ブロックチェーン市場が揺らいできた。しかしオープンソース基盤のハイパーレッジャーはすでに多くの金融機関と企業において使用されている技術であり企業独自のプロジェクトより優れた汎用性と安全性を有している。
メタコイントークンは多様なDAppと9月に発売されるウィズビット(Withbit)取引所を結びつけるメタコイン生態系を造成する。これまでにメタコイン開発者はすでにハイパーレッジャーを基盤としたクリプトゲーム「ビットペット(BitPet)」の販売を開始して有料化転換後に事業的可能性を証明した。
ハイパーレッジャーを適用したメタコインは費用節減や高い効率性等の多様な長所がある。まずハイパーレッジャーは事前に指定された保証ピア(Endorsed Peer)がネットワークで受信したチェーンコードを実行するので送信手数料が発生しない。またハイパーレッジャーの並列的な取り引き処理方式は取り引きを同時に処理するので効率性も優れている。そしてハイパーレッジャーは大衆的なGolang、Java、Node.js等を開発言語として支援し、開発者が活用する際の障壁を低くすることにより開発の自由度を高めてDApp開発まで続いて行くように助ける。
インブロックのチェ・サンウ代表は「ハイパーレッジャー技術を活用して、イーサリアム(Ethereum)を基盤としたプラットホームの構造的問題を補完した」と述べ、「ハイパーレッジャーによって作られたブロックチェーン生態系で力量あるIT産業とメタコインの共存を目指す」ということを明らかにした。
一方で、事前販売期間中に2億個のMTC(約2億2,000万円)が販売される予定であり、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)で購入が可能である。また今回の事前販売に参加する際、最大で15%のボーナスコインが支給される。
メタコイン事前販売に関するさらに詳細な内容はhttps://metacoin.networkで確認することができる。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20180816005260/ja/
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プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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