認知症、激頭痛、脳動脈瘤、めまい、耳鳴り……恐ろしい病気を招く睡眠中の脳脊髄液の滞りは、1日1分の首わしづかみで!

プレスリリース発表元企業:株式会社光文社

配信日時: 2018-08-08 13:00:00

光文社から8月22日に『1日1分「首わしづかみ」で脳脊髄液を流しなさい』(宮城旺照 著 1300円+税)が発売されます。

脳内の脳室で作られる脳脊髄液は、睡眠中に脳細胞が排出する老廃物を回収し、首にある静脈を通って心臓に流れていきます。しかし、人は夜眠っている間、起きているときの2~3倍という強い力で歯を食いしばるので、それが首の凝りを引き起こし、首が凝ると脳脊髄液の循環が悪くなります。そして、脳脊髄液の循環の滞りは、認知症をはじめ、重い頭痛、脳動脈瘤、脳梗塞、めまい、耳鳴りなどの原因にもなるのです。
「まーてる先生」の愛称で親しまれている著者は、歯科医ならではの視点で、歯の食いしばりと首の凝りとの関係に着目。この本で、寝る前1分間の首の凝りほぐしを提唱します。




                        【著者からのメッセージ】
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「助けてください。まーてる先生!」
東京から沖縄にある宮城歯科クリニックまで、わざわざ飛行機に乗って受診された患者さんの第一声でした。
「どうされたのですか?」
「この4年間、 どこの病院に行ってもめまいと頭痛が治らないのです。仕事も手につかない状態です。高名な大学病院、そして、ほかのめまいで有名な病院の脳神経外科や耳鼻科にも行きましたが、どの病院でも『原因不明です』『脳に異常はありません』と、言われ続けました。そこで、藁にもすがる思いでここに来ました」
「そうですか……。驚かれると思いますが、よく聞いてください。実は、『異常なし!』と言われた脳神経外科や耳鼻科の先生方は正解なんです。間違ってはいません」
脳神経外科や耳鼻科の先生方は、頭痛やめまいの検査として、CTやMRIで撮影します。ここが重要なポイントで、CT画像や、MRI画像で 脳梗塞などの脳の器質的変化はわかりますが、脳の中を流れている血液や脳脊髄液、そして耳の三半規管の中を流れているリンパ液の流れはわからないのです。
「原因不明」「異常なし」。これらの言葉をいただいてきた患者さんの多くが、血液や脳脊髄液の循環障害なのです。そして、その循環障害を招いた根本の原因は、30~40年前に始まった夜の歯の嚙み合わせの不具合にあったのです。
私たちの多くは、就寝中、起きているときの2~3倍という強い力で歯を食いしばっています。このとき嚙み合わせに問題があると、あごにかなりの負担がかかり、あごを動かすと痛みが出る、音が鳴る、口が開きにくいといった症状を引き起こします。これを「顎関節症」といいます。
あごの筋肉は肩や首にもつながっていので、顎関節症があると肩や首が凝りやすくなります。つまり、基本的に「首凝り=顎関節症による筋肉の凝り」であると私は考えています。脳と体の健康を守るために、首の凝りをそのままにしておいてはいけません。そこで私が患者さんたちにおすすめしている方法が、「首のわしづかみ」です。

【目次】
第1章「歯の食いしばり」が認知症を招く
自覚できない就寝中の歯の食いしばり
認知症のリスクを高める「隠れ顎関節症」
首の凝りは、認知症だけでなく、
頭痛、めまい、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなる
私が首の凝りと認知症の関係に気づいた理由
救急蘇生でも「首わしづかみ」が命を救う!
振り返っておつりを渡せないタクシーの運転手さん
“謎の顔の腫れ〞も、首わしづかみで治った
「脳脊髄液」は見過ごされてきた認知症の原因
■「首わしづかみ」で健康を取り戻しました!
【ケース1】脳動脈瘤の形がよくなってきた
【ケース2】ばんざい! 5カ月でC P A P が外れた

第2章 認知症は「夜」につくられる
脳脊髄液の循環を悪くする理由1. 頚椎のブロック
脳脊髄液の循環を悪くする理由2. 「夜の噛み合わせ」
加齢とともに現れる脳脊髄液の「汚れ」も大問題
食いしばりがポンプ作用の補完をしている?
■「首わしづかみ」で健康を取り戻しました!
【ケース3】めまい、ふらつき、不眠、無呼吸は認知症予備群
【ケース4】首わしづかみで無呼吸と、もの忘れが改善

第3章 認知症にならない「夜」の習慣
「夜」の習慣1. 入浴前に必ず首わしづかみをする
「夜」の習慣2. あごを引いた姿勢で寝る
「夜」の習慣3. 枕選びを間違うとお先マックラ!
「夜」の習慣4. 入れ歯は「はめて」寝る
「夜」の習慣5. 夜中に3回以上トイレに起きる人は膀胱マッサージ
「夜」の習慣6. 眠れないときにはサプリメントを利用してもよい
■「首わしづかみ」で健康を取り戻しました!
【ケース5】年々大きくなっていた未破裂脳動脈瘤が小さくなった
【ケース6】パーキンソン病が改善して仕事にも復帰できた

第4章 認知症にならない食生活
食生活はダイレクトに血液に影響を与える
卵……コレステロール神話はもう古い! 卵は完全栄養食
肉…… 生命活動の源となるアミノ酸の重要な補給源
塩……ミネラルを補給し、心臓機能を維持する
油…… 調理にはオリーブオイルもいいけれどココナツオイルを
水…… 酸性に傾きがちな脳脊髄液をきれいな状態にする
アルコール…… 人間はアルコールを摂取するようにできていない
ヨーグルト……リンパ管のつまり、白内障、胆石を作りやすい
■「首わしづかみ」で健康を取り戻しました!
【ケース7】30年来悩まされていた原因不明のめまいが治った
【ケース8】脳神経外科で治らなかった頭痛が、歯医者さんで治った

第5章 5つの原則で100 歳までボケずに健康!
1 首わしづかみ……頭痛、耳鳴り、めまい、ふらつき、無呼吸症候群などにも効果あり
2 舌みがき……肺炎予防の救世主
3 お腹温め……「水」の循環をよくして認知症予防& 免疫力アップ
4 ふくらはぎ揉み……アキレス腱も一緒に揉んで、転倒予防
5 運動……毎日20分程度のウォーキングで十分
■「首わしづかみ」で健康を取り戻しました!


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【書籍詳細】
『1日1分「首わしづかみ」で脳脊髄液を流しなさい』
宮城旺照・著
2018年8月22日発売 定価1300円+税
ISBN978-4-334- 95042-2 216ページ 四六判ソフトカバー

【著者プロフィール】
宮城旺照(みやぎ まさてる)
医療法人てぃーだ 宮城歯科クリニック院長。1962年生まれ。沖縄県那覇市出身。親族に歯科関係者が多く、父のすすめもあって歯科医を目指す。1988年新潟大学歯学部卒業。今帰仁村立歯科診療所勤務を経て、1992年9月、那覇市の沖縄尚学高校となりに宮城歯科クリニックを開院。開院後、持病のぜん息とアトピーに悩まされる一方、膵炎も患うなど死を意識するような大病を2度経験したことから、体質改善に取り組み、ぜん息・アトピーを克服する。この経験から、人間は体質を改善することで病を克服できると確信するとともに、もとの健康な身体に戻すことが医療の本質であることに改めて気づかされる。
以来、歯科診療に携わるかたわら、栄養・サプリメント指導、嚙み合わせに起因する首の不調、頭痛、めまいなど、口腔内の疾患だけにとどまらず、全身の状態も把握しながら診療を行う統合医療を提供し続けている。2006年には統合医療研究会ドクターズコースを立ち上げ、多数の医師、歯科医師、薬剤師、理学療法士に統合医療を教えている。2018年4月より金沢大学医学部大学院先進予防医学研究科医学博士課程に在籍。FMレキオ80.6MHz 毎週日曜日14~15 時「まーてる先生の目からウロコ『おきなわ健康大学』」でパーソナリティを務める。インターネットでも配信中。著書に『おきなわ健康大学』シリーズがある。



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