xRANフォーラムがフロントホールコントロール・ユーザー・シンクロナイゼーション(CUS)プレーン仕様第2版とフロントホールマネジメントプレーン(MP)仕様第1版を公表
配信日時: 2018-07-30 16:58:00
xRANフォーラムがフロントホールコントロール・ユーザー・シンクロナイゼーション(CUS)プレーン仕様第2版とフロントホールマネジメントプレーン(MP)仕様第1版を公表
(米カリフォルニア州パロアルト)- (ビジネスワイヤ) -- xRANフォーラムは本日、xRANフロントホールコントロール・ユーザー・シンクロナイゼーション(CUS)プレーン仕様第2版とxRANフロントホールマネジメントプレーン(MP)仕様第1版を理事会が承認して一般公開したと発表しました。両仕様は、多様なベンダーが幅広い導入シナリオに対して革新的で最高水準のRRUやBBUを開発できるように設計されました。標準化されたデータモデルを使用することで、仮想化されたインフラや管理システムに容易に統合することが可能になっています。
この新しい仕様は、会員事業者の重要な要求に対応しています。xRANを運営するどの会員企業も、ベライゾン・コミュニケーションズが主宰するxRANフォーラムフロントホールワーキンググループでの優れた共同作業の推進などで貢献したxRANメンバーに敬意と謝意を感じています。
xRANフォーラムは、フォーラムの会員事業者の多様なニーズに応える革新的で相互運用性のあるRAN製品に関する拡大するエコシステムを育てています。xRANフロントホール仕様で定義されているインターフェースでは、マッシブMIMOや仮想化RAN(LTEとNRをサポート)のような高度な技術の効率的な展開が可能です。
CUSプレーン仕様の第2版では、第1版と比べて次のよう点が強化されています。
2つの無線カテゴリー(AとB)のサポートにより、ほぼ同じインターフェース仕様を活用しながら単純機能と複雑な機能の両方をイネーブルできます 圧縮モードの追加により、フロントホール帯域をさらに節約できます 同期やタイミングといった重要項目がサポートされたことで、商用化と導入時の相互運用性が実現できます LAA、NB-IOTといった新たなLTEシステム機能のサポートにより、Uプレーンパケットのパース効率が向上します Mプレーン仕様の第1版は、業界にとって重要な成果です。NETCONF/YANGのような標準化された新しいプロトコルに基づいた無線用オープンマルチベンダーMプレーンモデルが提供され、次のような主要機能が含まれています。
CUS仕様第1版の機能と能力、CUS仕様第2版におけるいくつかの強化点のサポート 従来の階層型とハイブリッド(複数のNETCONFクライアントやEMSが直接無線通信可能)の導入モデルをサポートする柔軟性のある管理アーキテクチャー 業界で認められているデータモデルに基づいた4Gおよび5G無線のために開発された包括的なYANGモデル 仕様全文をダウンロードするための登録用リンクは、xRANのウェブサイトに掲載されています。
xRANフォーラムについて
xRANフォーラムは、従来の閉じられたハードウェアベースのRANアーキテクチャーに対するオープンな代替の開発、標準化、促進を目的として設立されました。xRANは、基本的に3つの領域でRANアーキテクチャーを発展させています。RANコントロールプレーンのユーザープレーンからの分離、市販(COTS)ハードウェアで動作するモジュラーeNBソフトウェアスタックの構築、ノースバウンドとサウスバウンドのインターフェースの業界への公開です。
設立以来、xRANフォーラムは業界で大きな勢いを生み出し、AT&T、ドイツテレコム、JIO、KDDI、NTTドコモ、SKテレコム、スプリント、テレフォニカ、テルストラ、ベライゾンといった事業者が、その中心となっています。xRANには多数の主要ベンダーも貢献メンバーとして参加しています。そのようなメンバーには、Altiostar、アムドクス、アリセント、ASOCS、Blue Danube、ブロードコム、シエナ、シスコ、コムスコープ、富士通、インテル、キーサイト・テクノロジー、マベニール、NEC、Netsia、ノキア、Pivotal Commware、ラディシス、サムスン、スタンフォード大学、シドニー大学、ビアビ・ソリューションズが含まれます。
xRANフォーラム加盟に関する詳細情報については、xran.org/membershipをご覧いただくか、info@xran.orgにメールでご連絡ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20180730005234/ja/
連絡先
xRAN Forum
Rod Stuhlmuller
rod@xran.org
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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