RSAカンファレンス2018アジア太平洋&日本、基調講演者の陣容を発表

プレスリリース発表元企業:RSA Conference

配信日時: 2018-07-16 21:32:00

RSAカンファレンス2018アジア太平洋&日本、基調講演者の陣容を発表

この第6回地域イベントの基調講演では、進化する政府規制、新しいプライバシー法、経営幹部の課題を中心に、公共部門の代表を招き意見を聞く

(シンガポール)- (ビジネスワイヤ) -- 情報セキュリティーに関する世界有数の会議・展示会であるRSAカンファレンスは本日、RSAカンファレンス2018アジア太平洋&日本(APJ)の基調講演者の陣容を発表しました。この会議は、シンガポール政府サイバーセキュリティー庁(CSA)のン・フー・ミン副長官(運営)の講演で開幕します。ン副長官の講演タイトルは「Now Matters(今やるべき課題):データガバナンス、サイバーセキュリティー、規制について」です。

この会議は、進化する政府規制、プライバシー法、経営幹部の課題に焦点を当てていることから、オーストラリア政府福祉省の最高情報セキュリティー責任者(CISO)であるナレル・ディバイン氏と、オーストラリア政府サイバー担当大使のトビアス・フィーキン博士がン氏に加わり、公共部門の視点について講演します。また、国際プライバシー専門家協会(IAPP)、アクセンチュア、エーオン、トラストアークによるパネルで、GDPRに関する世界的視点についても議論されます。

この会議の基調講演では、ヒュー・トンプソン・ショーが注目されるイベントとなります。RSAカンファレンス・プログラム委員長のヒュー・トンプソン氏は、特別ゲストとして、人型ソーシャルロボットのソフィアと、コンピューター・セキュリティーと人工知能の研究者で専門家であるマフムード・シャリフ氏を迎え、人工知能の活用におけるサイバーセキュリティーの役割と、ビジネスを変革するその潜在能力について議論します。

RSAカンファレンスのディレクター兼ゼネラルマネジャーのリンダ・グレイ・マーティンは、次のように述べています。「アジアは、グローバルな成長を牽引するダイナミックで急発展する経済圏であり、その特徴は、接続性と革新的技術の活用が加速していることです。そのため、サイバー攻撃の主要ターゲットとなっています。サイバーセキュリティーに関する議論は、ますます最高情報責任者(CIO)、最高情報セキュリティー責任者(CISO)、IT管理者だけの問題ではなくなっています。他の経営幹部、政府関係者、市民が協力して、APJのサイバーセキュリティー体制を強化する必要があります。」

「私たちが招集した基調講演者の皆さまは、規制とプライバシー、ならびに人工知能や重要な国家的インフラなどを取り巻く新たなセキュリティーの問題について深い知見と専門知識を伝えます。この地域が有効な対策を講じられるよう促す3日間にわたる知識共有・学習型の魅力的な議論に、サイバーセキュリティー分野における最も明晰な頭脳を迎えられたことは光栄であり、大変うれしく思っています。」

RSAカンファレンス2018アジア太平洋&日本(APJ)は、7月25日(水)から7月27日(金)まで、シンガポールのマリーナベイ・サンズ・コンベンションセンターで開催されます。

基調講演者およびセッションには以下が含まれます。

ン・フー・ミン氏(CSA副長官(運営) | 今やるべき課題:データガバナンス、サイバーセキュリティー、規制について)
会議の最初に、ン・フー・ミン氏が、サイバー脅威がいかに現実的なものか、またこれが、多くの事業運営、デジタル経済、スマート国家の生命線であるデータを脅かしている状況を概説します。ン氏は、データガバナンス、サイバーセキュリティー、規制について講演する予定です。ン氏は、CSAの国家サイバーセキュリティー・センターを統括しています。CSAは、あらゆるサイバーセキュリティー問題について調整を行うため、2015年にシンガポール総理府の下に設立されました。 ロヒト・ガイ氏(RSA社長 | サイバーセキュリティーの明るい兆し)
ロヒト・ガイ氏は、デル・テクノロジーズの事業部門であるRSAの社長です。ガイ氏はRSAのBusiness-Driven Security™(ビジネス主導型セキュリティー)ソリューションの提供を担当し、デジタルリスクの管理において世界の企業を支援しています。ガイ氏は、高度に規制された市場においてサイバーセキュリティーと情報管理に重点を置いたソフトウエアおよびSaaS組織を運営しています。 ダイアナ・ケリー氏(マイクロソフト、サイバーセキュリティー担当最高技術責任者(CTO) | データの重力の法則を生かす:ハイブリッド・クラウドのサイバー防衛)
ダイアナ・ケリー氏は、マイクロソフトのサイバーセキュリティー担当CTOとして、グローバル企業の経営幹部に指針を提供しています。ケリー氏は、IANSリサーチの指導員、サイバーセキュリティー・ファクトリーの業界指導員であり、ボストン・カレッジのサイバーセキュリティー・プログラムの科学修士課程で客員講師を務めています。 ニール・キャンベル氏(テルストラ、グローバル・セキュリティー・ソリューション担当ディレクター | 「サイバーセキュア」な国家)
ニール・キャンベル氏は、テルストラのグローバル・セキュリティー・ソリューション担当ディレクターです。キャンベル氏は、テルストラが事業を運営する世界の市場全体にわたってセキュリティー戦略を推進しています。キャンベル氏はサイバーセキュリティーを専門とし、25年以上に及ぶ経験を有しています。オーストラリア連邦警察に9年間勤務し、大半は連邦警察のコンピューター犯罪チームで活動しました。 トビアス・フィーキン氏(オーストラリア外交通商部、サイバー担当大使)
トビアス・フィーキン氏は、オーストラリアで初めてのサイバー担当大使です。フィーキン氏は、オーストラリアの国家安全保障、外交政策、経済と通商、インターネットとサイバースペースにおける開発権益を推進し保護するオーストラリアの政府一体の国際的取り組みを主導しています。フィーキン氏は、オーストラリア・サイバーセキュリティー・レビューをサポートする独立専門家委員会の委員として、オーストラリアの2016年サイバーセキュリティー戦略を策定しました。同氏は、2012年から2016年までオーストラリア戦略政策研究所で国家安全保障プログラムのディレクターを務め、同研究所の国際サイバー政策センターを設立しました。 ナレル・ディバイン氏(オーストラリア福祉省最高情報セキュリティー責任者(CISO) | 既成概念を打ち破る-従業員を定義し直しサイバー攻撃者に打ち勝つ)
ナレル・ディバイン氏は、オーストラリア海軍に23年間勤務した後、2016年にオーストラリア福祉省の最高情報セキュリティー責任者(CISO)に任命されました。この省は必須の福祉サービスと保健サービスの給付を行い、同氏のチームは、この省が毎年支払っている2900億ドルを保護し、2600万人のオーストラリア国民の個人情報と財務記録を保護しています。 GDPR:世界的視点
現在、GDPRが施行され、世界の組織は、リスク管理とスマートなデータ慣行の適切な構成を探るべく取り組んでいます。J・トレバー・ヒューズ氏(国際プライバシー専門家協会(IAPP)代表兼最高経営責任者)が司会を務めるこのパネルには、プライバシーに関する指導的発言者が集まります。パネリストとして、アレキサンドラ・セブルスキー氏(アクセンチュア、倫理・コンプライアンス-データプライバシー担当上級法律顧問)、タリシニ・アルムガム氏(エーオン、アジア太平洋地域プライバシー担当ディレクター)、およびヒラリー・ワンダール氏(トラストアーク、法務責任者兼最高データガバナンス責任者)が、GDPR規制がこの地域社会に及ぼす広範囲な影響と今後数年の予想について議論します。 ヒュー・トンプソン・ショー:APJスタイルの人工知能
人工知能、ロボット、オートメーションは、かつてない方法でビジネスを変革しており、アジア太平洋・日本地域での活用は、革新的かつ刺激的な方法で主導的役割を果たしています。これは助けになるのか、妨げになるのか。有望なのか、危険なのか。友人なのか敵なのか。あるいは、これをどのように、どのような目的で活用するのか、活用する主体は誰か、最終的な目標は何かによって、これらすべての要素が少しずつ含まれることになるでしょう。ヒュー・トンプソン博士(世界的に有名なアプリケーション・セキュリティー専門家、RSAカンファレンス・プログラム委員長)が、特別ゲストとして、ソフィア(ハンソン・ロボティクスの最先端の人型ロボット)およびマフムード・シャリフ氏(サイラボ・セキュリティー・アンド・プライバシー・インスティテュートの研究員、カーネギー・メロン大学の博士課程学生)を招き、楽しく、はらはらしながら、興味深く、人工知能のさまざまな側面とその活用におけるサイバーセキュリティーの役割、および世界的なビジネスに革命をもたらす可能性を探ります。 その他の基調講演者は以下の通りです。

ケビン・スカピネッツ氏(IBMセキュリティー、戦略・設計担当バイスプレジデント | 現時点での最大の賭け) スメド・ターカル氏(クオリス、最高製品責任者 | 透明性のあるオーケストレーション:真実の局面で行動するための可視性) アブドラ・ザビアン氏(DXCテクノロジー、アジア・セキュリティー担当ゼネラルマネジャー | セキュリティーの成熟が成長と革新を推進) アミット・ザベリー氏(オラクル・コーポレーション、クラウド・プラットフォーム担当エグゼクティブ・バイスプレジデント | 現在の脅威環境における自律的セキュリティーの影響) その他の情報およびオンライン登録の詳細:

RSAカンファレンス2018 APJ基調講演者およびテーマの詳細については、https://www.rsaconference.com/events/ap18/agenda/keynotesをご覧ください。 登録は、https://www.rsaconference.com/events/ap18/registerをご覧ください。 報道関係者は、https://www.rsaconference.com/events/ap18/pressでプレスパスを登録できます。 RSAカンファレンスについて

セキュリティーがテーマの世界的な一流イベントのRSAカンファレンスは、世界のリーダーが集まり、前進し、新たなリーダーが登場する場となっています。RSAカンファレンスは、米国、EMEA地域、アジア太平洋地域のいずれのイベントも、セキュリティー業界が参集して現在および未来の課題について話し合う場です。来場者は、個人と企業が成功・成長し、ベストを尽くす上で役立つ人々、コンテンツ、アイデアと出会うことができます。最新技術と実践的な教育機会の究極のマーケットプレイスであり、業界のプロフェッショナルが自社のセキュリティーを向上させる方法を発見できるように支援しつつ、現代のセキュリティー分野で最も進取果敢な影響力のある、示唆に富んだ思想家やリーダーを紹介しています。イベントに関する情報、オンラインプログラム、情報セキュリティー業界に関する最新のニュースについては、www.rsaconference.comをご覧ください。

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