インテジャー・リサーチが自動車業界の今後のケーブル生産に光を当てる
配信日時: 2018-06-21 19:35:00
Integer Research
Will Plunkett
+44 (0)20 7503 1265
william.plunkett@integer-research.com
www.integer-research.com
(ロンドン)- (ビジネスワイヤ) -- ロンドンを拠点とするビジネスインテリジェンス企業のインテジャー・リサーチは、新報告書「自動車用ワイヤ/ケーブル市場」(The Market Automotive Wire & Cable)で、2016年時点で自動車用ケーブルの生産能力が年1億5000万kmに達したことを指摘し、また当分野で今後必要となるであろう能力についての疑問に答えています。
自動車産業は技術的進化の最中にあります。自動車市場は運転者支援、積極的安全、場合によっては自律運転機能のような新機能を搭載して、一層複雑な車両を志向する方向に進んでいます。こうした進歩は供給に相当大きな影響を与えており、製造業者はこれが今後どのようなことを各社にとって意味するのかを問題視しています。
インテジャーのディレクターを務めるフィリップ・ラドボーン(Philip Radbourne)は、次のように述べています。「私たちは自動車用ワイヤ/ケーブル業界について多くの質問を受けます。これは複雑な分野であり、ケーブルメーカーは動向を明らかにして、今後10年間の需要を予測しようと努めています。それに応じて、当社はワイヤハーネス業界の見取り図を作るためのアルゴリズムを構築しました。車両で使用されるハーネスをモデルごと、クラスごとに検討して、回路やカットワイヤの数を調べ、自動車メーカーからの聞き取りを加味して、メーカーが使用する材料のタイプとハーネスに使う部分を割り出しました。」(“We receive many questions about the automotive wire and cable industry. It’s a complex sector and cable makers are trying to unearth the trends and predict demand over the next decade. In response, we built an algorithm to map out the wire harness industry looking at harness in cars, model by model, class by class, looking at the number of circuits, cut wires, combined information we received from speaking to car companies to find out the types of materials they are using and where in the harness.”)
ラドボーンは次のように結んでいます。「当社の調査によれば、自動車OEMの需要を満たそうと努力しているケーブルメーカーは深刻な課題に直面しており、重量と容積を減らすとともに、銅合金などの新材料を開発する必要があり、電気自動車(EV)の高電圧システムでアルミニウムの使用量も拡大し、新たなポリマー材料が使われるようになっています。」(“We found that cable makers trying to meet automotive OEM demand, are facing serious challenges keeping weight down, saving space, as well as developing new materials such as copper alloys, and increased use of aluminium and new polymer materials used in the high voltage systems of Electric Vehicles (EVs).”)
インテジャーによる分析では、世界の大手自動車用ケーブルメーカーも調査しています。これらの企業は、Coficab、レオニ、住友電気工業、矢崎総業、アプティブ、マザーソン・グループ、プリズミアン、Beijing Force Auto Wire Group、古河電気工業、中国ブランドのKBEグループ、ネクサンス、フジクラ、アコムに加え、韓国大手メーカーのYura、Daewon、Kyungshinです。
興味深い動きとして、Gebauer & Griller、Huber & Suhner、コロプラストなど欧州の大手供給業者が市場シェアを拡大するとみられ、当社は2020年以降に次世代ワイヤハーネスの電子ワイヤが伸びるとみています。
インテジャーの報告書は当分野で今日までで最もきめの細かいデータを提供しており、当分野で営業している企業が今後10年間でどこに資金を投資すべきかの判断を支えることが狙いです。
インテジャー・リサーチについて
インテジャーは調査・データ・分析・コンサルタントの各サービスを、ワイヤとケーブルから炭素排出量、肥料、化学製品まで、世界の幅広い産業市場を対象に提供する専門企業です。
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