「あっお弁当が傾いた!汁漏れた!!」を解消 クレーン技術を応用した帯型レジ袋「ランチビークル」を開発
配信日時: 2012-09-18 23:00:00
株式会社アスラビット(本社/川崎)は、天地無用食品(いわゆる「中食(なかしょく)」)専用のレジ用包装材「ランチビークル」を開発、その技術を公開しました。
http://asurabbit.jp
これまでのレジ袋は、平容器や丼・カップなどの天地無用食品(いわゆる「中食(なかしょく)」)を運ぶのが大変不得手で、盛付けを台無しにしたり、汁などがこぼれる事態が頻発していました。改善の試行錯誤を重ねた末、2000年超の歴史を持つクレーンの「玉掛け」技術に辿り着いたのが、ランチビークルです。
ランチビークルは、シンメトリ構造や省材料などの合理的設計が高い次元で融合し、機能美として表れています。食生活に笑顔を運ぶ、天地無用食品専用「帯型レジ袋」の誕生です。
ランチビークルは以下2種類のラインナップとなっております。
【ブリッジタイプ】
容器を収納したシルエットが「斜張橋」に似ている事から「ブリッジタイプ」と呼称。把手が2本1組となっている点が特徴です。
クレーンに荷物を吊る際に用いる『玉掛け』技術のうち、「半掛け」の手法を応用。容器の荷重を、その容器の長辺2辺に均等に分散してホールドします。
【クレーンタイプ】
容器を収納した把手1本のシルエットがクレーンの吊り荷に似ている事から「クレーンタイプ」と呼称。把手が垂直吊りのシングルになっている点が特徴です。
クレーンに荷物を吊る際に用いる『玉掛け』技術のうち、「チョーク吊り」の手法を応用。収納容器を絞り上げる事でしっかりかしめ、容器の転倒や汁漏れを防ぎます。
【「大事に持っていたはずなのに、傾いて・・・」そんなモヤモヤ感を解消】
振り回したり、突き上げたり・・・手荒に持っていた結果の汁こぼれや盛付け崩れなら、ある意味納得はいきます。でも、こぼれないよう・傾かないよう、慎重に意識して持っていたはずなのに、気が付いたら、いつの間にか中身が傾いていて・・・。これまでのレジ袋が引き起こしてきた、そんな隔靴掻痒(かっかそうよう)のモヤモヤ感を解消し、慎重に持てば持つほど、その思いに繊細に応えてくれる食品用包装材を作りたい・・・それが開発コンセプトとなっています。
【クレーンタイプの7大特徴】
1.張力係数1.00
手に食品の重量以上の余計な力がかからない、 張力係数1.00の垂直吊り下げ方式です。
2.80mm超 極太シングル把手
従来のレジ袋は、把手と把手がおよそ60度から90度の角度を形成。収容物の過重にプラスし、把手が掌から逃げていくような横方向への張力も発生し、それが持ち疲れの原因ともなっています。クレーンタイプはシングルの把手なので、横方向への余計な張力が発生せず、片方の把手が掌から逃げて行くような煩わしさがありません。また、単軸である事から水平方向の不要な回転揺れも吸収してくれます。
更に把手は80cm超の幅広タイプなので、手のひらに優しく、食い込んできません。
3.フィッティングホール
袋に収まる範囲内の、あらゆるサイズの容器をタイトにくるみ、揺すりにも強い「チョーク吊り」を実現しました。
4.シームレスボトム
円、楕円、長方形、多角形・・・熱圧着によるヒートシール線や、サイズ受容性を低める原因となるマチを廃し、あらゆる形状の容器に、ぴったりフィットします。
5.シンメトリ・テンション
容器の長辺方向に、左右均等に張力をかけ、収容容器の位置を水平に安定させます。
6.天面ラッピング
従来のレジ袋では包みきれなかった容器天面方向を、綺麗にラッピングします。
7.三平方定理「かしめ」効果
把手の付け根で形成される角が120度の場合、収容物重量の2倍に相当する張力で、容器を左右からしっかりかしめます。
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提供元:PR News
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