一冊の中に「ババア」という言葉が310回以上登場する驚異のエッセイ『ババア★レッスン』発売
配信日時: 2018-04-23 14:00:00
48歳、漫画家・エッセイストの安彦麻理絵の新境地
[画像: https://prtimes.jp/i/21468/107/resize/d21468-107-581287-0.jpg ]
中高年男性が「おじさんはね……」と言うとき、そこにはどこか「年上の余裕」のようなものが漂っています。
しかし、女性が「おばさん」を自称するとき、そこに卑屈な雰囲気が漂うのはなぜでしょうか?
もっと自由にダイナミックに使える呼称はないものか、と考えた著者が導き出した答えは「ババア」。
「『アラフォー』とか『アラフィフ』なんて、まどろっこしい表現は、私はごみ箱に捨てた。」
「『もう、おばさんだから~……』と言うよりも、「いやー、もうババアだからさ」と言った方が、同じ卑屈でも、潔さや爽やかさが違うのだ。」
「世の中には『ババア』というフレーズを『悪口』として使う輩がたくさんいる。『ババア』と言えば女は傷つくと思っている男達。だから。そんな奴らに吠えヅラをかかせるためにも、私は。『ババア』というフレーズに、ポップでアバンギャルドでアナーキー、かつポジティブなニュアンスをまぶしつけ、そしてどんどん使い込んで世に浸透させ、この言葉が『人を傷つけるためのではない単語』になればいい、と、思っている。」
(以上、本文より抜粋)
本書では、48歳になった著者が感じる「ババアになってよかったこと」を徒然なるままに描くほか、これからの「理想のババア像」を思索。また、ババアライフをエンジョイできる映画や書籍を紹介するとともに、尊敬できるババアのもとに取材に行き、その秘訣を探ったレポートも掲載。
かつてこれほどまでに「ババア」という単語が踊った書籍があったでしょうか。
読み終わるころには、「ババア」という単語のイメージががらりと変わっているはずです。
【目次】
Lesson1 おじさんとおばさん、そしてババア
Lesson2 「理想のババア」を考える
Lesson3 この人に「ババア」と呼ばれたい
Lesson4 女の煩悩はいつ枯れる?
Lesson5 七つ下がりの雨と、四十過ぎてからの道楽はやまぬ
Lesson6 本や映画でババアの楽しさを知る
Lesson7 どうなる、ババアの恋と性欲!?
Lesson8 ワルなババアほど、ダイエットには成功する
Lesson9 食べ物ライフが変化した理由
Lesson10 憧れのレジェンド・ババアへの道
【著者プロフィール】
安彦麻理絵(あびこ まりえ)
漫画家・エッセイスト。山形県出身。1989年に漫画誌『ガロ』でデビュー。以来、女性の生態を赤裸々に描写する作風で人気を博す。『だから女はめんどくさい』(KKベストセラーズ)、『ブ活はじめます』(宝島社)、『オンナノコウフクロン』(イースト・プレス)、『酒とナミダとマリエと赤子』(竹書房)など著書多数。
■著者ブログ
http://abikomarie.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-a15d.html
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