明治大学現代中国研究所『中国革命宣伝画展』

プレスリリース発表元企業:学校法人明治大学広報課

配信日時: 2017-12-21 14:00:00

「中国革命宣伝画展」

「中国革命宣伝画展」

明治大学現代中国研究所は2018年1月10日(水)〜30日(火)に、白水社後援で「中国革命宣伝画展」を駿河台キャンパスで開催いたします。

明治大学現代中国研究所(鈴木賢所長)は2017年8月に刊行した石井知章・鈴木賢 編著『文化大革命――〈造反有理〉の現代的地平』(白水社、2017年)の連動企画として、「中国革命宣伝画展」を開催いたします。

革命宣伝画(プロパガンダ・ポスター)は、中国共産党の正統性を宣伝するとともに、最高指導者の毛沢東を唯一無二の存在として称揚し、その思想を普及させるための政治的な増幅装置でした。中共史観に基づいて善悪を明確に区別し、無産階級の労働者(工)、農民(農)、軍隊(兵)のいわゆる「工農兵」を、それらを指導する毛沢東や共産党とともに大きく、明るく、爽やかに描き、国民党や日本軍、そして有産階級を卑屈に、小さく、暗く表現しました。この手法は中華人民共和国の建国後も人民を教化、支配する装置として進化し、文化大革命の混乱と狂気のなかでその頂点を迎えたのです。

■ 『中国革命宣伝画展』
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146150/table_146150_1.jpg




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