創価大学が「ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト2017」学生部門で優勝 -- 認知症予防アプリ開発を提案

プレスリリース発表元企業:創価大学

配信日時: 2017-10-30 08:05:03



創価大学(東京都八王子市、学長 馬場善久)経営学部の安田賢憲ゼミ「Team ACT」はこのたび、「ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト2017(YYContest2017)」(主催:九州大学ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター)の学生部門で優勝した。同コンテストは、社会課題の解決に関心をもつ若者に対してノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス博士が提唱するソーシャル・ビジネスの価値を学ぶ機会を提供するもの。「Team ACT」は認知症予防アプリ開発の事業計画を発表し、学生部門の頂点に輝いた。




「ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト2017」は、若者がもつ''Passion''''Creativity''''Technology''を最大限に活かし、自立的・持続的に社会的課題を解決するソーシャル・ビジネスのビジネスプランの立案を通して、アントレプレナーシップを持った若者を増やすことを目的としている。
 プランの策定段階から、各チームにメンターとして社会人メンター(事業会社幹部、コンサルタント、起業家等)がつき、社会人メンターのサポートを受けながら本選まで約2カ月間かけて実行可能な計画を作り上げていく。

 今回は20チームがコンテストに参加。13チームが9月30日に開かれた予選会に出場し、予選を突破した6チームが10月21日の本選に臨んだ。
 創価大学経営学部安田賢憲ゼミのチーム「Team ACT」は、高齢化社会に伴い、認知症患者が増加するとともに認知症に関する社会的な影響が増大する点に着目。その影響を減らすためには、認知症予防に多くの人が取り組むことが必要だと考え、認知症予防アプリ開発の事業計画を発表した。
 同チームが提案したアプリ「すもあ」は、運動・脳トレ・食事の3つからなる。楽しみながら使える点や、利用者に合わせてカスタマイズできる点が評価され、優勝に輝いた。審査員からは「社会性の高い提案であり、ぜひ実現してもらいたい」との声が寄せられた。

 同チームには、11月にフランスのパリで開催される世界最大のソーシャル・ビジネス国際会議「Global Social Business Summit 2017」への参加権などが与えられた。

 チームリーダーの齋藤彩音さん(経営学部・3年)は、「ゼミの安田先生、先輩や同期、社会人メンターの支えのおかげで納得のいく発表ができました。今回の優勝を通過点とし、認知症予防アプリの開発を具体的に進めるため、これからもチーム一丸となって事業に取り組んでまいります」と述べた。

●ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト公式サイト
 http://yycontest.org/

●ユヌス&椎木ソーシャル・ビジネス研究センター
 http://sbrc.kyushu-u.ac.jp/


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