NTTコミュニケーションズの香港金融データセンタータワー2(FDC2)が、環境に配慮した先駆的な革新でLEEDプラチナ認証を取得

プレスリリース発表元企業:NTT Communications Corporation

配信日時: 2017-05-05 18:27:00

NTTコミュニケーションズの香港金融データセンタータワー2(FDC2)が、環境に配慮した先駆的な革新でLEEDプラチナ認証を取得

エネルギー消費を60%に低減し、冷却エネルギー効率を20%以上改善

(香港)- (ビジネスワイヤ) -- NTTグループ傘下でICTソリューションと国際通信事業を手掛けるNTTコミュニケーションズ株式会社(NTTコム)は本日、当社の金融データセンタータワー2(FDC2)が香港のサービスプロバイダーのデータセンターとして初めて、LEED-CS 2009のプラチナ認証を取得したと発表しました。これは持続可能な環境の促進と運営効率の達成を目指すNTTコムのブランドの約束を裏付けています。

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LEEDプラチナ認証 - NTTコミュニケーションズ香港金融データセンタータワー2(FDC2)(画像:ビジネスワイヤ) LEEDプラチナ認証 - NTTコミュニケーションズ香港金融データセンタータワー2(FDC2)(画像:ビジネスワイヤ)

NTTコムアジアのテイラー・マン最高技術責任者(CTO)は、次のように述べています。「サービスプロバイダーのデータセンターとして、この切望されている認証を香港で初めて取得することができ、大変喜んでいます。当社は、FDC2が最高の持続可能性と可能な限り低いカーボンフットプリントを確実に達成できるようにしつつ、私たちの社会と環境が、革新的技術を使って環境に配慮した未来を目指す当社の取り組みの恩恵を受けられるように努力しています。この認証は、そうした継続的な取り組みを浮き彫りにしています。」

LEED-CS 2009認証は、NTTコムがFDC2の建設と運用で、“プロジェクト開始時点から持続可能性に配慮する”というアプローチを採用して持続可能な開発の達成に成功したことに光を当てています。このアプローチは、データセンター施設の設計、建設、運営、サービス提供のすべての段階において、強固なロードマップを提供しました。FDC2は、壁面吹き出し方式1や冷却バッテリー2などの革新的な設計と技術を、超高密度設計3と組み合わせて、冷却エネルギー効率を20%以上高めたほか、全負荷時の年換算PUEが1.5未満という市場有数の値を達成しています。FDC2は、ASHRAE規格を基に算出すると、エネルギー消費量を年間で約60%に低減することに成功しており、その結果としてCO2排出を35万7000トン削減しています。こうした成果により、香港有数の当データセンター施設はLEED-CS 2009 EAc1「エネルギー性能の最適化」で、21点満点を獲得することができました。

NTTコムは、当社の金融データセンタータワー1(FDC1)でLEED-CS 2009のゴールド認証を、そして香港の大埔データセンターでLEED既存建物・運用管理のシルバー認証を取得しています。

マンCTOは、次のようにつけ加えています。「NTTコミュニケーションズは、技術のパイオニアとしてだけではなく、環境を擁護する企業として自らを位置付けており、環境に配慮した設計とベストプラクティスの導入に真摯に取り組んでいます。前進するにあたり、今後も当社ビジネスを変革し、社会の将来ニーズに対応できる革新に先駆的に取り組むことで、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと思います。」

NTTコミュニケーションズについて

NTTコミュニケーションズはコンサルティング、アーキテクチャー、セキュリティー、クラウドのサービスを提供し、企業の情報通信技術(ICT)環境の最適化を支援しています。これらのサービスは世界に冠たるティア1グローバル IPネットワーク、196の国・地域にまたがるVPNネットワークのアークスターユニバーサルワン(Arcstar Universal One™)、世界各地の140以上のセキュアデータセンターを含め、当社の世界規模のインフラストラクチャーによって支えられています。

NTTコミュニケーションズのソリューションは、ディメンション・データ、NTTドコモ、NTTデータなど、NTTグループ企業の世界的資源を活用しています。

詳細については、www.ntt.com.hk | www.hknet.com | www.facebook.com/nttca | http://www.linkedin.com/company/ntt-com-asia-limitedをご覧ください。

LEED-CS 2009について

LEED-CS 2009(LEED 2009のコア/シェル開発部門)は、グリーンビルディング(環境に配慮した建築物)の認証・評価システムとして国際的に認められており、米国グリーンビルディング評議会(USGBC)がグリーンビルディング、住宅、街区の設計・建設・運営・保守のために策定したものです。この包括的な評価システムは、持続可能な敷地、水利用効率、エネルギーと大気、材料と資源、室内環境品質、設計における革新性、地域的な優先事項など、さまざまな環境的側面から建物を評価します。

1 ホットアイル格納を備える革新的なフロントフロー冷却設計
2 香港のデータセンターでは最大で、この種のものとしては初の熱エネルギー貯蔵システム
3 非常に高い最大54Uラックの設置と、1ラック当たり最大24kVAの出力密度に対応

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連絡先
NTT Communications
NTT Com Asia Ltd
Elaine Ng, +852-3793-0228
elaine.ng@ntt.com.hk
or
Priscilla Kwok, +852-3793-0937
priscilla.kwok@ntt.com.hk

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ