10/12(水)ASC認証の宮城県南三陸・牡蠣を東北・関東の「イオン」等65店舗で発売

プレスリリース発表元企業:イオン株式会社

配信日時: 2016-10-06 19:46:10

生産者の皆さまとともに持続可能な水産業で宮城ににぎわいを



イオンリテール株式会社は、「にぎわい東北 - つなげよう、ふるさとのチカラ」という想いのもと、小売業だからこそできる“人” “店舗” “商品・サービス”を活かして、東北の皆さま、全国の皆さまとともに東北創生の輪を広げるべく取り組んでいます。

その一環として、環境にやさしく持続可能な方法で育てられたASC認証の養殖牡蠣「南三陸 戸倉っこかき」を本年4月の販売に続き、10月12日(水)より東北、関東エリアの「イオン」「イオンスタイル」等65店舗で販売します。取り扱い店舗は水揚げ量に応じて随時拡大する予定です。

このたび販売する「南三陸 戸倉っこかき」は、本年3月に日本で初めてASC認証を取得した水産物です。これは、宮城県・南三陸町戸倉の牡蠣生産者の方々が、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた生業を、震災以前よりも発展的に次代につなぐべく取り組まれて実現したものです。

イオンは、お客さまにおいしい水産物を安定的、継続的にお届けするため、ASC認証「南三陸 戸倉っこかき」を販売することで、持続可能な養殖業の一端を担うとともに、東北創生に取り組む一員として貢献してまいります。


日本初のASC認証「南三陸 戸倉っこかき」が生まれるまで

宮城県南三陸町戸倉地区は、牡蠣をはじめ水産物の養殖業が盛んな地域です。しかし、5年前の東日本大震災により町全体が津波による甚大な被害を受け、養殖施設と牡蠣を育てるいかだは全て流されました。戸倉地区の牡蠣生産者の方々は、こうした厳しい状況下でも「元に戻すだけでなく、よりよい未来を目指した復興を」という想いのもと、養殖業の創生に取り組まれています。

生産者の方々は、養殖施設の再建とともに、海の環境への大きな負担が問題視されていた過密な養殖いかだの数を、震災以前より3分の1まで減らす改革を断行されました。いかだの数を減らしたことで、環境負荷が軽減され、また、海の栄養が牡蠣一粒一粒に行きわたりやすくなったことで生育期間も短くなり、効率的な養殖が可能となりました。こうした環境への負荷をおさえた持続可能な漁場づくりは、日本初となるASC認証取得へつながりました。グローバル認証であるASC認証を取得したことで、「南三陸 戸倉っこかき」はおいしさだけではない付加価値が増し、さらに海外への販路も期待されています。

【ASC認証「南三陸 戸倉っこかき」販売概要】

[画像1: http://prtimes.jp/i/7505/833/resize/d7505-833-895867-0.jpg ]

・発売日:10月12日(水)
・販売店舗:65店舗
 ー岩手県、宮城県、福島県の「イオン」「イオンスーパーセンター」「マックスバリュ」55店舗
  ー関東エリアの「イオン」10店舗
  ※水揚げ量に応じて取り扱い店舗は順次拡大予定
・販売商品:
 -生食用110g  398円(税込429円)
 -ASC認証オイスターコンフィ150g 498円(税込537円)
 -ASC宮城県産蒸しかき70g 398円(税込429円)
 -ASC宮城県産燻製かき60g 398円(税込429円)
  ※イオン専売商品ではありません。

【ご参考】
■「にぎわい東北」について
「にぎわい東北 - つなげよう、ふるさとのチカラ」
[画像2: http://prtimes.jp/i/7505/833/resize/d7505-833-890223-0.jpg ]

東日本大震災から5年。
「復興」から次のステージの「成長・創生」へ。
イオンは“にぎわい”をテーマに、笑顔があふれる未来に向けて動き始めます。
東北の生産者の方々と東北のお客さまをつなぐ。
東北のチカラを、日本各地、世界各国の皆さまへとつなぐ。
地域のお客さまの想いを、未来の成長へとつなぐ。
ふるさとのチカラを、未来へ。世界へ。
イオンはこれからも、東北を起点に日本各地、さらには世界各国の皆さまと手をたずさえ、歩み続けてまいります。


イオンは、震災から1年後の2012年3月より、「3.11 復興への願いをカタチに」を合言葉に、東北の農水畜産業の復興・活性化を継続的に応援するべく、東北の生産者の皆さまのご協力のもと、東北産原材料を使用した商品開発や国内外のグループ店舗での東北フェアの開催等を行ってきました。加えて労使一体となった植樹・ボランティア活動、各自治体との防災協定締結など、お客さまや地域の皆さまとともに、被災地域の復興に向けたさまざまな取り組みを進めてきました。

東日本大震災から5年をむかえ、イオンは「にぎわい東北 - つなげよう、ふるさとのチカラ」という新たな決意のもと、「復興支援」のステージから「地域(ふるさと)の創生」へと次の一歩を踏み出します。東北を起点に全国の皆さまとイオンが手をたずさえ、人と人、人と地域のつながりをもっと深めたい。そして、地域の持つチカラを大きな成長へのうねりに変えて、“にぎわい”あふれる東北の未来をつくりたい。こうした想いを本テーマにこめ、これからも東北の創生に向けて皆さまとともに歩んでまいります。

■ASC認証について
ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産物養殖管理協議会)は、環境に大きな負担をかけず、地域社会や人権にも配慮している「責任ある養殖水産物」の普及を通じ、養殖産業を持続可能なものに変革することを目的とした「ASC認証制度」を管理している団体です。

水産資源の持続可能な調達が世界各国の課題となるなか、イオングループは2014年に制定した独自の水産物調達方針に基づき、資源の枯渇防止と生物多様性保全の観点から、限りある資源を守る、環境に配慮した商品を継続的に販売し、お客さまにご提案しています。その一環として、ASC認証商品の販売に力を入れています。2016年10月現在、「南三陸 戸倉っこかき」のほか、「トップバリュ 生アトランティックサーモン」や「トップバリュ 骨取り白身魚(パンガシウス)」「トップバリュグリーンアイ ボイルむきえび」「トップバリュ 塩銀鮭」を販売しています。

以上

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