【Hyper-V仮想サーバ】デジタルデータリカバリーがHyper-Vの仮想サーバの最新データを1日で完全復旧することに成功いたしました。

プレスリリース発表元企業:デジタルデータソリューション株式会社 デジタルデータリカバリー

配信日時: 2016-08-29 11:00:00


デジタルデータリカバリーは、Hyper-Vの仮想ファイルvhdと、その差分ファイルavhdを含めた最新のデータを1日で復旧することに成功いたしましたことをお伝えいたします。

国内9年連続日本No1のデータ復旧件数(※1)を誇るデジタルデータリカバリー
(デジタルデータソリューション株式会社、代表取締役:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積ご依頼件数116,289件以上(※2)、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、データ復旧率 96.2%(※3)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
当社では『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

いまや仮想化プラットフォームの中多くのシェアを獲得している、Windows Server Hyper-V。費用対効率が良く、導入・運用のハードルが低く、Windowsとの親和性が高い点から多くの企業・官公庁様が使用されています。この度、ご相談いただいたお客様は、HP製のProLiant DL320を使用してWindows 2008 Serverでファイルサーバに加えて、Windows Server 2008 R2(Hyper-V)の仮想サーバを運用されていました。突然起動不良に陥った後、起動に成功した本体のファイルサーバに対して、仮想サーバはそのまま起動しないというトラブルが発生し、当社にご連絡をいただきました。初期診断のためにお客様の機器を確認したところ、RAID0が2つの構成であり、診断結果はRAID情報破損でした。仮想サーバからのデータ復旧には難度の高い論理復旧の技術力が必要です。この度の案件に関してもトップレベルのエンジニアが復旧作業に携わり、自社開発の専用ツールを新たに応用使用することでデータの復旧に成功いたしました。

【仮想サーバ内のデータ保存の特徴】
Hyper-Vにおいて、データは大きく分けて”vhd”と”avhd”に分かれます。”vhd”は仮想サーバ作成時の初期設定データのため、オリジナルの仮想ディスクと呼ばれており、”avhd”はサーバ作成後に更新して保存されていくデータすべてを指し、差分ディスクとも呼ばれています。仮想サーバには、ある時点における、サーバ上の設定、容量、保存データの内容などの“すべての状態”を記録に残す「スナップショット」という機能があります。スナップショットはいざという時にスナップショット作成時の”状態“に戻すことが出来るバックアップの機能として、仮想サーバでも重要な役割を持っています。そして、このスナップショットはavhdファイルとして書き込みが行われます。また、スナップショットを取った時点で、新たに差分としてavhd差分ディスクが作成されるため、仮想サーバ内のデータは1つの初期データのvhdと多段、多数にわたるavhdの集合になっています。
そのため、データと復旧する場合、土台となるvhdファイルが無ければ差分ファイルがあってもそれを使える状態には出来ません。身近な例を出すと、アプリケーションを購入していても、スマホやPC内にアプリケーションがインストールされていないと、そのアプリを使用できないようなものです。

■データ復旧時の鍵
親となるvhdがなければ差分ファイルであるavhd単体ではデータの復旧はできません。前述したとおり、仮想サーバ内のデータは、vhdと複数のavhdの集まりから成っています。avhdには親となるvhdへの絶対パス情報が記録されており、スナップショットを作成後にこれらのファイル位置を移動させるなどして場所が書き換わると親ファイルへたどり着けずに、仮想マシンは利用不能になります。万一、vhdファイルのみを取り出すことが出来ても、初期設定の状態でしかデータを取り出すことが出来なくなります。vhdファイルが削除されていないこと、そして、データ復旧の際に、複数あるavhdファイルの順番を正しい状態で並び替え、統合することができるかが肝になります。

【仮想サーバの復旧作業】
仮想サーバ内の最新データを復旧する場合、当社では下記の手順で復旧作業を行います。
①初期診断
②RAID分析からのRAID仮想構築
③構築後、仮想ファイルの存在を確認
④専用環境で、仮想ファイルを分析
⑤仮想ファイルを、専用ツールを用いて展開
⑥差分ファイル2つと仮想ファイル本体を分析し、専用ツール上で仮想的にファイルを1つに統合
⑦差分ファイルに保存されていた最新のデータまで存在することを確認
⑧データを別メディアに抽出

■当社が復旧できた理由
1)多数の仮想マシン復旧経験から復旧方法を発想
仮想ファイル同士を組み合わせて構築するには、仮想ファイルや仮想化の仕組みを熟知し、さらに復旧ソフトの動きを理解した上で機器にあった適切な作業を行うことが必要です。当社では、数多くの仮想マシンを復旧した経験から、仮説立てることで新たな復旧方法を実践し、データを復旧することに成功いたしました。
2)最新の専用ツール
今回使用した仮想ファイルに対応した専用ツールは、自社開発したものです。現状市場には、今回のように起動できなくなった仮想マシンのトラブルに直接的に対応している復旧ソフトはまだありません。当社では数多くのデータトラブルを解決するために、積極的に最新設備を導入・使用するだけでなく、時には設備を自社開発することで、あらゆる設備の使用方法を熟知しています。そのため、ほぼ全ての仮想ファイルに対してデータを復旧することができる体制を整えております。

万一仮想サーバ使用時にデータを失うリスクのあるトラブルが生じた際には諦めずに是非一度お問合下さい。当社であれば熟練の技術員が最新設備を用いてデータを復旧することができる可能性がございます。また、機器の持ち出しが困難な法人様向けに無料出張診断・復旧サービスも行っております。診断後キャンセルとなっても出張費はいただいておりません。
まずはお電話にて気軽にご相談下さい。専門のアドバイザーが機器の状況や症状などをお伺いし、復旧期間や見積金額、出張が可能かどうかも合わせてお伝えいたします。

【フリーダイヤル 364日24時間電話可能】
個人のお客様:0120-706-332
法人のお客様:0120-923-117
RAID・サーバ専用ダイヤル:0120-921-055

【RAID/サーバ機専用 出張サービスに関する詳細はこちら】
http://www.ino-inc.com/restore/onsite.html

デジタルデータリカバリーのトップエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しております。ぜひこちらもご活用ください。
【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】
http://earth0614.seesaa.net/

【RAID復旧事例ブログ】
http://ameblo.jp/mercury0614/

デジタルデータリカバリーは、皆様のご支持により、データ復旧業界において9年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束いたします。

■デジタルデータリカバリーサービスサイト
http://www.ino-inc.com
http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■デジタルデータリカバリーとは
デジタルデータソリューション株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2007年~2015年 9年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧するため、デジタルデータリカバリーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させていただいております。

http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 2016年1月時点
※3 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2016年1月現在 当社調べ


【本件に関するお問い合せ先】
企業名:デジタルデータソリューション株式会社
サービス名:デジタルデータリカバリー
担当者名:中嶋 真理子
TEL:03-6264-1515
Email:mteam@ino-inc.com



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