【夏季休暇特有のデータトラブル対策公開】デジタルデータリカバリーが連休・猛暑に発生しやすいRAID/サーバ機器のトラブルへの対策と対処法を公開

プレスリリース発表元企業:デジタルデータソリューション株式会社 デジタルデータリカバリー

配信日時: 2016-08-01 15:00:00


デジタルデータリカバリー(デジタルデータソリューション株式会社、本社:東京都中央区、代表取締役:熊谷聖司)は、今年予測される猛暑に備え、夏季休暇に発生しやすいRAID/サーバ機器のトラブルへの対策と対処法を公開いたします。

国内9年連続日本No1のデータ復旧件数(※1)を誇るデジタルデータリカバリー
(デジタルデータソリューション株式会社、代表取締役:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積ご依頼件数116,289件以上(※2)、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、データ復旧率 96.2%(※3)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
当社では『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

夏場になると、気温上昇、落雷・停電によりHDDが物理的に故障するリスクが高まります。それに伴い、HDDを複数用いるRAID/サーバ機器も故障リスクが高まります。RAIDを構成すると冗長性を持たせることが出来ることから、官公庁・上場企業・中小企業問わず、多くの法人様がRAID/サーバ機器をご使用されています。しかし、RAIDは万能ではありません。夏には物理障害がきっかけとなり、他の障害が併発する合併症のリスクが高まります。
今年の夏は、気象庁より猛暑となることが予測されております。夏場は筐体への温度上昇が発生しやすくなることを考え、今から対策を行うことをお薦めいたします。また、お盆休みなどの連休時に気を付けるべき点もお知らせいたします。

■熱がHDDに与える影響
HDDは起動時にプラッタを高速回転させることで熱を生じます。また、密閉されているため熱がこもりやすく、外気の温度が高ければ、外気の温度以上の熱をもつことになります。
夏場に起きるHDDの物理障害で多いのは基板上のチップが発熱することによる劣化が原因と考えられています。最近のHDDは磁気ヘッドのチップ内部にある微小なヒーターの温度を変化させることで磁気ヘッドの位置を数ナノ単位で動かし、プラッタ上からデータを読み取ります。しかし、温度に異常があれば、この動作が不安定になり、他の障害にも影響を及ぼすと考えられています。他の障害としては主に、モーターの故障、ヘッドの故障、悪化した場合にはプラッタの変形、スクラッチなどが発生する可能性があります。

■猛暑対策
熱が原因で起きる故障のリスクを軽減するために、機器の外的環境を見直すことが重要です。

1.クーラーで冷却、扇風機などで空気の流れを作る
当社では出張診断サービスのご依頼を受けると、技術員が直接企業様先に赴き、実機の診断をさせていただいております。そこで実際に使用環境を拝見すると、エアコンも無く、夏場には暑くなる部屋で保管されているなど、徹底した環境設定がされていないことがございます。部署単位で使用されているような機器で環境を完備するのが難しい場合にも、バックアップを必ず取るなどの対策が必要です。
2. 搭載するHDDの隙間を均等にする
積み重ねるタイプのベイを使用している場合は一段置きに配置する、水平方向に並ぶケースを利用するなど、使用状況に合わせて対策が必要です。
3. 筐体内の埃を除去して空気が流れるようにする
4. 効果の低くなったファンを取り替える

■連休前に押さえるべきこと
最新のバックアップを取っておくことが非常に重要です。

1. システムを止めてメンテナンスをする際には必ず最新のバックアップがあるかを確認する
システムの停止や起動は機器へ負荷がかかる動作です。この時に、突然症状が悪化し、休み明けに起動しないトラブルが起きるケースがございます。
2. 休暇に入る際にビル全体で空調が止まることがないか確認する
システム管理者に連絡が無い状態で休暇中にビル全体で空調が止まり、トラブルが起きるケースがございます。
※業務用の空調機器を所有(管理)している方は改定フロン法に基づき、簡易点検・定期点検に取り組むことが義務付けられています。
3. UPSの確認など、停電時の対策を整える
電気設備の点検などで停電がおき、サーバルーム内の温度が急上昇してしまうケースがございます。

■RAID/サーバー機器にトラブルが発生した時の対処法
障害発生時の状況等をまとめ、データ復旧の専門家にご相談することが最善の方法です。
営業開始前に障害が発生すると、焦って色々なことを試す方がいますが大変危険です。
必要なデータのバックアップがない状態で自力での対処を試みることは障害悪化のリスクが高めることになります。トラブル発生時に原因がわからずによくやりがちなバックアップやリビルドの実行は、全てのデータの読み出しが必要となるため、HDDに高い負荷がかかります。
たとえRAID機器内のHDD1台のみに故障が生じ、その時点で問題なく稼働していても、同時期に購入したHDD複数台でRAIDが組まれている場合には注意が必要です。なぜなら、故障したHDDを交換している最中に他のHDDに障害が顕在化することがあるためです。特に、同時期に購入したHDDを複数使用している場合、経年劣化によるものであれば同時期に故障する可能性が高まります。
HDDは電源が入るとまず、起動時にモーターが回転開始動作(スピンアップ)を始め、僅か数秒の間にディスクを一定の回転数に到達させます。回転数はHDDのサイズにより異なり、2.5インチのHDDは1分あたり5400回、3.5インチのHDDは1分あたり7200回にまで到達させます。そして、回転数が安定すると、システムチェックの為に磁気ヘッドがシステムエリアのデータを全て読みます。この時に消費電力が一番高くなり、HDDに負荷がかかることで、故障するケースがあります。
また、万一障害が起きているHDDがあることに気付かずリビルドをかけた場合、誤ったデータが他のHDDにも書き込まれ、論理障害まで併発するケースがあります。RAIDの論理障害にはRAIDの管理情報の破損やブート情報の破損、誤ったリビルドによるデータ破損があります。
物理障害と論理障害の合併症があるRAID機器からのデータ復旧では、物理障害を直してクローンをとった後、論理障害を分析して直す手順で作業が行われます。こうした復旧作業は専用の設備や知識がなければ行えません。

■RAIDトラブル時にやってはいけない注意点
1. リビルドによるデータの再構築
もともとのRAID構成が崩れ、データが上書きされ復旧率が下がる危険性が高いです。
2. ハードディスクの順番を入れ替える・交換する
入れ替えを行うと勝手にリビルドが進行し既存のデータが上書きされる危険性があります。
3. ハードディスクを取り外して、単体で電源を入れてみる
誤ってフォーマットをしてしまうケースが多く症状悪化だけでなく、最悪の場合復旧負荷に陥る事もあります。
4. RAIDカードを交換する。
新しいカードの情報により、新しいRAIDを構成するため、データが上書きされてしまいます。

トラブル発生時に自力での復旧を試みた結果、症状が悪化し、データ復旧の難易度が上がってしまっているケースが非常に多いです。最悪の場合、本来は救えたデータを消失させてしまう恐れもあります。データの消失を防ぐためにも、万一トラブルによりデータの損失が危ぶまれている方は、是非デジタルデータリカバリーにお問合せください。症状や機器に合わせた専門のアドバイザーがご案内いたします。

【フリーダイヤル 364日24時間電話可能】
個人のお客様:0120-706-332
法人のお客様:0120-923-117
RAID・サーバ専用ダイヤル:0120-921-055

【RAID/サーバ機専用 出張サービスに関する詳細はこちら】
http://www.ino-inc.com/restore/onsite.html

デジタルデータリカバリーのトップエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しております。ぜひこちらもご活用ください。
【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】
http://earth0614.seesaa.net/

【RAID復旧事例ブログ】
http://ameblo.jp/mercury0614/

デジタルデータリカバリーは、皆様のご支持により、データ復旧業界において9年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束いたします。

■デジタルデータリカバリーサービスサイト
http://www.ino-inc.com
http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■デジタルデータリカバリーとは
デジタルデータソリューション株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2007年~2015年 9年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧するため、デジタルデータリカバリーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させていただいております。

http://ino-inc.com/voice/voice.html
※1 第三者機関調べ
※2 2016年1月時点
※3 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2016年1月現在 当社調べ

【本件に関するお問い合せ先】
企業名:デジタルデータソリューション株式会社
サービス名:デジタルデータリカバリー
担当者名:中嶋 真理子
TEL:03-6264-1515
Email:mteam@ino-inc.com



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