大震災から考えるエンタテイメントの役割は?高橋源一郎氏、ジェームス三木氏等と考える一般公開講座開講
配信日時: 2012-03-21 22:00:00
株式会社シナリオ・センター(東京都港区/代表取締役社長 小林幸恵 以下シナリオ・センター)では、4月14日に周防監督『Shall we ダンス?』『ダンシング・チャップリン』、矢口監督作品『ロボジー』等のプロデューサー桝井省志さん、脚本家のジェームス三木さん、『最後から二番目の恋』の脚本家・岡田惠和さん等をゲストに、映画・ドラマに何ができるのかを、4月15日には、『恋する原発』『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』の著者・高橋源一郎さん、若手作家の原田ひ香さんをゲストに、それぞれの異なる立場から小説に何ができるのかをみんなで考える「Theミソ帳倶楽部 スペシャル<東日本大震災チャリティ> エンタテイメントにできること」という一般公開講座を開催します。収益は、東日本大震災の義援金となります。
http://www.scenario.co.jp/miso/top1.html
【なぜ、エンタテイメントにできることを考えるのか】
震災後、映画やドラマの制作現場においても、何を創るべきかという声が多く聞かれました。映画・ドラマの脚本家や小説家を目指すシナリオ・センター生の方々でも、何を書けばいいのかわからない、書いていていいのかわからないという声が聞かれました。
2011年度「JIN-仁-」や「マルモのおきて」をはじめ連続ドラマ40本、「白夜行」や「神様のカルテ」など映画20本の脚本を出身ライターが執筆しているシナリオ・センターだからこそ、エンタテイメントの担い手を養成する学校として、東日本大震災から一年が経つ今、改めてエンタテイメントにできることを、みんなで考えていく必要があると考え、一般公開の特別講座を実施します。
【「Theミソ帳倶楽部 スペシャル <東日本大震災チャリティ> エンタテイメントにできること」】
◆4月14日(土) エンタテイメントにできること ~映画・ドラマ~
映画・ドラマにできることは、何か。プロデューサー、脚本家をお招きし、それぞれの立場からお話を伺い、みんなでエンタテイメントにできることを考えます。
<第一部:プロデューサーに聞くエンタテイメントにできること>
映画をプロデュースするという立場から、映画というエンタテイメントができることは何かをお話していただきます。聞き手として、石巻を舞台にした映画「エクレール~お菓子放浪記」の脚本を執筆した出身ライターの西井史子さんにお願いします。
ゲスト:桝井省志さん(アルタミラピクチャーズ代表取締役・プロデューサー)。
聞き手:西井史子さん(脚本家 石巻を舞台に撮影された映画「エクレール~お菓子放浪記~」脚本。2011年新藤兼人賞銀賞を受賞。
<第二部:脚本家に聞くエンタテイメントにできること(新井一賞授賞式とパネルディスカッション)>
脚本家という立場から、ドラマにできることをお話していただきます。これまで多くのドラマの脚本に携わってきたシナリオ・センターの先輩脚本家の方々から、3.11以後の脚本家の佇まいについて、パネルディスカッションしていただきます。
ゲスト:ジェームス三木さん(『澪つくし』『独眼竜政宗』『八代将軍吉宗』『天と地と』他)
柏原寛司さん(日本シナリオ作家協会会長『傷だらけの天使』『太陽にほえろ!』他)
清水有生さん(『あぐり』『すずらん』『3年B組金八先生』『明日の光をつかめ』他)
森治美さん(日本脚本家連盟理事・『イタズラなKiss』、映画『弁天通りの人々』他)
岡田惠和さん(『ちゅらさん』『おひさま』、今年は『最後から二番目の恋』放送)
◆4月15日(日) エンタテイメントにできること ~小説~
小説からできることは、何か。若手の作家の立場、すばる文学賞などの選考委員も務める作家の立場という二つの異なる立場からお話を伺い、エンタテイメントにできることを考えます。
<第一部:小説家・原田ひ香さんに聞くエンタテイメントにできること>
昨年秋にNHKで発表した、ラジオドラマ『サバイバーズギルト』で、阪神淡路大震災と太平洋戦争を絡めて、震災後の世界を描いた原田さん。若手の作家が、震災後の世界を書くことの難しさや迷いなどを踏まえて、小説にできることは何かをお話いただきます。
ゲスト:原田ひ香さん(シナリオ・センター出身。『はじまらないティータイム』で『第31回すばる文学賞』を受賞。『はじまらないティータイム』(2008年、集英社)『東京ロンダリング』(2011年、新潮社)『人生オークション』(2011年、講談社)
<第二部:小説家・高橋源一郎さんに聞くエンタテイメントにできること>
昨年、講談社から発売された『恋する原発』では、震災と原発問題に扱った小説として話題に。今年2月には、河出書房新社から『「あの日」から僕が考えている「正しさ」について』が発売。3.11以後、多くの小説家が触れてこなかった震災や原発問題を扱った高橋さんが考える、小説だからできることは何かをお話いただきます。
ゲスト:高橋源一郎さん(野間文芸賞、すばる文学賞、中原中也賞、文藝賞選考委員。『さようなら、ギャングたち』(1982年、講談社)でデビュー。『一億三千万人のための小説教室』(2002年、岩波書店)、『「悪」と戦う』(2010年、河出書房新社)、『恋する原発』(2011年、講談社)。『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』(2012年、河出書房新社)
【実施要項】
◆エンタテイメントにできること ~映画・ドラマ~
とき:4月14日(土) 午後1時~午後5時
参加費:4,000円
定員:200名
ところ:ホテルフロラシオン青山 表参道駅下車(A4出口より徒歩約6分)
◆エンタテイメントにできること ~小説~
とき:4月15日(日) 午後1時~午後5時
参加費:4,000円
定員:200名
ところ:アイビーホール 表参道駅下車(B3出口より徒歩約5分)
※2日間お申込の方は、7,000円で受講することができます
※収益は、東日本大震災の義援金になります
※4月14日・15日で会場が異なります。お間違えないよう、お気をつけ下さい
■お申込方法
シナリオ・センター事務局、お電話(03-3407-6936)、公式サイトのフォームにてご予約ください。ご予約を頂いた上で、4月9日(月)までに、受講料をシナリオ・センター事務局、郵便振替、銀行振込にて、お支払いいただき、お申込完了となります。お申込完了の方から先着順となります。※定員に達した場合、ご予約のみの方はキャンセル待ちになります。
主催:シナリオ・センター/後援:「公募ガイド」「月刊ドラマ」「月刊シナリオ」、サンケイリビング新聞社、リンダパブリッシャーズ、アイビーホール、ホテルフロラシオン青山
【シナリオ・センターの支援の取組み】
シナリオ・センターでは、「20枚シナリオ募金」という募金を、2011年3月から行っています。これは、生徒さんが習作(授業で提出するペラ20枚で書くシナリオ)を書く度に、シナリオ・センターが100円寄付をするというものです。この取り組みは、2013年3月まで続けていきます。
4月14日のチャリティ講座に際して実施した「20枚シナリオ・新井一賞」の応募作品1本に付き、100円をシナリオ・センターが負担して被災地支援に役立てていただいています。
2011年3月11以来、続けてきたシナリオ・センターの募金額の総額は1,505,057円となりました。(2012年2月29日現在)
内、第一弾として385,999円を日本赤十字社、第二弾として370,984円を「ふんばろう東日本支援プロジェクト」、第三弾として278,955円を「復興市場」を通して、被災地支援に役立てていただきました。
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提供元:PR News
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