肌のコラーゲン代謝を促進する独自成分「ナノビタミンAx(エーエックス)」を新開発

プレスリリース発表元企業:富士フイルム株式会社

配信日時: 2016-06-20 14:15:00

富士フイルム株式会社(社長 助野健児)は、肌のコラーゲン代謝を促進する独自成分として、ビタミンA(レチノール誘導体)(*3)と抗酸化成分「アスタキサンチン」を組み合わせ、粒子径を世界最小クラス50nmサイズにナノ乳化した独自成分「ナノビタミンAx」の開発に成功しました。

◆研究の背景・成果の詳細はWebページよりご覧下さい。
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1081.html?link=atp

加齢や紫外線によるダメージによって劣化し断片化したコラーゲンが肌内部に蓄積することにより、皮膚のハリや弾力性が低下すると考えられています。ハリや弾力性を維持するには、断片化コラーゲンを分解し、新たなコラーゲンを産生することが必要です。当社は、断片化コラーゲンの代謝に関する研究を進め、下記の成果を得ました。
1、断片化コラーゲンは線維芽細胞(*4)に取り込まれると分解される。線維芽細胞に存在するタンパク質「Endo180」が、断片化コラーゲンを認識し線維芽細胞に取り込む役割を果たしている。
2、「Endo180」が減少すると、新たなコラーゲン産生能が低下する。
3、「Endo180」はレチノール(*5)によって増加する。また、レチノールとコラーゲンペプチド※6を組み合わせて添加すると「Endo180」がより増加する。

当社は、上記研究成果を踏まえ、「Endo180」を増加させるビタミンA(レチノール誘導体)と、コラーゲンの劣化を抑制できる抗酸化成分「アスタキサンチン」を組み合わせた独自成分「ナノビタミンAx」を開発しました。
当社は、この成果を、平成28年6月24日から国立大学法人長崎大学で開催される「第48回 日本結合組織学会学術大会」にて発表する予定です。
なお、今秋発売予定のスキンケア化粧品の開発に「ナノビタミンAx」を応用していきます。

◆研究の背景・成果の詳細はWebページよりご覧下さい。
  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1081.html?link=atp

*1 平成28年5月16日現在。当社調べ。パルミチン酸レチノールとアスタキサンチンの共乳化物として。
*2 レチノール誘導体とアスタキサンチンが溶解したオイルを、複数の成分を機能的に組み合わせた膜で包み、水溶液中に分散すること。
*3 パルミチン酸レチノール。ビタミンAにパルミチン酸が結合した物質のこと。肌の新陳代謝を活発にして、ターンオーバーを正常に保ち、コラーゲンの生成を促進する働きがある。
*4 肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す皮膚の真皮層に存在する細胞。
*5 体内において、細胞分化や皮膚と粘膜の維持など体が正常に機能するよう、さまざまな部分で活用されるビタミンAの一種。

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