メルクがSupera Farmaと合弁会社を設立し、ブラジルで革新的な医薬品、ブランドジェネリック品を販売へ
配信日時: 2012-02-16 13:08:00
ブラジルの新たな合弁会社はブラジルと世界の商業能力を統合
(米ニュージャージー州ホワイトハウスステーション)- (ビジネスワイヤ)-- 米国とカナダ以外ではMSDとして知られるメルク(NYSE:MRK)は本日、Cristália(クリスタリア)とEurofarma(エウロファルマ)が共同所有するブラジルの製薬会社Supera Farma Laboratorios S.A.(スペラ・ファルマ・ラボラトリオス)との新合弁会社(JV)設立について発表しました。新JVはブラジルの小売分野に絞って、メルク、Cristália、Eurofarmaの革新的な医薬品、ブランドジェネリック品のマーケティングと流通・販売を手掛けていきます。
メルクの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるケネス・C・フレージャーは、次のように述べています。「メルクはブラジルの大手製薬会社2社と提供できることを喜んでいます。両社はブラジルの人々に対する医療を発展させるための真剣な取り組みで当社と共通しています。この合弁事業は、重要市場で当社の事業を成長させるとともに、世界において当社の医薬品とワクチンの利用拡大を図るという当社の戦略を前進させる上で、重要な意味を持ちます。」
メルクはSuperaとJVを設立することで、現地に関する専門知識を強化し、製品ポートフォリオと強力な販売ネットワークを拡大することになり、さらに多くのブラジルの人々に対して医薬品を提供できるようになります。本JVは当初、多様な治療分野に及ぶ約30製品を提供します。本JVは、営業チームをメルク、Cristália、Eurofarmaとは別に持つことになりますが、営業スタッフの訓練などの活動において、親会社のインフラを活用していきます。親会社はブラジルで今後も独立した事業を継続します。
CristáliaのOgari Pacheco社長は、次のように述べています。「この合弁事業は、Cristáliaの創造性、Eurofarmaの商業効率、メルクの革新力が結集するものです。」
EurofarmaのMaurizio Billi社長も、次のように述べています。「私たちは習得したものを共有し、各社の最も得意とするものを統合することで、この合弁会社のブラジル市場における競争力を高めていきます。メルクとの提携は戦略的なものであり、これにより革新的な医薬品の利用を拡大することができます。」
メルクは子会社を通じてJVの51パーセント、CristáliaとEurofarmaが合わせて49パーセントを所有します。合弁会社の経営は、3社の上級幹部から成る共同取締役・幹部チームが担います。JVの設立は一定の承諾済み完了条件に従いますが、2012年後半に完了する予定です。
Cristália Labsについて
Cristália Labs(Cristália Produtos Quimicos Farmaceuticos Ltda.)は1972年にブラジルで設立された非公開企業で、高品質医薬品を生産することで医療ニーズを満たしています。主として精神科、麻酔、疼痛緩和などのスペシャルティ分野を手掛ける当社は、中南米で医療分野のリーダー企業の地位にあります。今日、ブラジル内の全地域をカバーするだけでなく、中南米、中東、アジア、アフリカの約40カ国に製品を輸出しています。
当社はブラジルの科学界、数多くの大学に強力な支援を提供しています。当社はまた、教育、医薬品の寄付、貧困地域に対する援助という分野で、社会的責任と持続可能性のプログラムも開発しています。詳細情報についてはhttp://www.2cristalia.com.brをご覧ください。
Eurofarma Laboratorios Ltda.について
1972年創業のEurofarmaはブラジル有数の製薬会社です。当社は、処方薬、ジェネリック薬、病院・調達、腫瘍、サードパーティーサービス、Pearson(獣医学)の事業部門を通じて、実質的にすべての製薬分野で事業を行っています。当社はブラジル最大の営業チームを頼りに、月当たり約38万件の営業活動を誇ります。当社は2010年に7年連続で、Exame/ Você S/A誌による働きがいのある上位企業ランキングに掲載されています。当社の計画では、2015年までに中南米市場の90%をカバーして、国際的なプレゼンスを強化していきます。直近の開発成果としてブラジルのイタペヴィに開設した製造施設は、当社の生産能力を飛躍的に増大することで、ブラジル市場と国際市場の双方で自社を重要な生産拠点に位置付けることが狙いです。詳細情報についてはwww.eurofarma.com.brをご覧ください。
メルクについて
今日のメルクはヘルスケアの世界的リーダー企業として、世界中の人々の健康に寄与する事業に取り組んでいます。メルクは米国とカナダ以外ではMSDとして知られています。当社の処方薬、ワクチン、生物製剤、消費者向けケア製品およびアニマルヘルス用製品を通じ、顧客と協働して140カ国以上で事業を展開し、革新的な医療ソリューションを提供しています。また広い範囲を対象とするポリシー、プログラム、提携活動を通じて、医療アクセスを推進するという責務を果たしています。詳細情報に関してはwww.merck.com をご覧ください。ツイッター、フェイスブック、ユーチューブでも情報を入手することができます。
将来見通しに関する記述
本プレスリリースは1995年米国民事証券訴訟改革法におけるセーフハーバー条項で定義される意味での「将来見通しに関する記述」を含みます。それらの記述は、将来の財務および事業の結果、合併後の会社の計画、目的、期待、意図、その他の歴史的事実でない記述を含め、メルクとシェリング・プラウ両社の合併による恩恵に関する記述を含みますが、それらに限定されません。それら記述はメルク経営陣の現時点における予想や期待に基づくもので、多くのリスクや不確実性の影響を受けます。実際の結果はそれら将来見通しに関する記述に記されたものと異なる場合があります。
実際の結果が将来見通しに関する記述で記されたものと異なる場合の原因となり得るものとして、メルクとシェリング・プラウの合併で期待された相乗効果が実現しない可能性または期待した期間中に実現しない可能性、製薬業界に対する規制や医療法令の影響、事業が成功裏に統合しないリスク、合併の途絶により事業および取引関係の維持が困難となる可能性、将来の市況を正確に予測するメルクの能力、メルクの特許その他革新的製品に対するメルクの保護能力への依存、米国および海外における法令および医療政策の新規策定または変更、および訴訟および/または規制措置の対象となる可能性などがあります。
新たな情報、将来の出来事、その他の結果にかかわらず、メルクは将来見通しに関する記述を公式に更新する義務を負いません。実際の結果が将来見通しに関する記述と異なる場合の原因となり得るその他の因子は、メルクのフォーム10-Kによる2010年度報告書、当社が米国証券取引委員会(SEC)に提出したその他の書類に記載されており、それら書類はSECのウェブサイト(www.sec.gov)から入手可能です。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Merck
Media:
Kelley Dougherty, 908-423-4291
or
Investors:
Carol Ferguson, 908-423-4465
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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