家庭内における楽しいテレビライフの実現に向けたマルチスクリーン放送協議会とNTT西日本の協業について

プレスリリース発表元企業:一般社団法人マルチスクリーン放送協議会、西日本電信電話株式会社

配信日時: 2016-03-23 15:00:00

一般社団法人マルチスクリーン放送協議会(代表理事:株式会社毎日放送 高山 将行(*)、以下 マル協)と西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:村尾 和俊、以下 NTT西日本)は共同で、家庭内で地上デジタル放送を手軽に楽しんでいただける「モアテレビ・サービス」(以下 本サービス)を検討してまいりました。
このたび、スマートフォンやタブレットで地上デジタル放送の視聴を実現する「モアテレビ」アプリをマル協が2016年3月30日(水)から提供開始いたします。
両社は本サービスにおいて、IT技術を活用して視聴者の皆さまに地上デジタル放送をより深く楽しんでいただける新たなサービスの検討を今後も進めてまいります。
(*)「高」は、正しくは「はしご高」です。


1.協業に至った背景
内閣府が発表した「消費動向調査2015」によると、テレビの世帯普及率は、一般世帯においては97.5%であるものの、単身世帯では91.6%、特に30代以下の単身世帯においては約80%にとどまっています。また、昨今のライフスタイルの変化に伴い、スマートフォンやタブレットの利用時間が増えています。
このような状況の中、テレビの新しい楽しみ方を提案・実現し、視聴者にもっと番組に親しんでもらいたいマル協(※1)と、フレッツ光のご利用者の利便性を拡大すること等により、より便利で豊かなライフスタイルの実現に向けてスマート光ソリューション(※2)を推進するNTT西日本は、IT技術を活用しながら視聴者に豊かで楽しいテレビライフを提案するため、共同で新たなサービスの検討を進めてまいりました。

※1:スマートフォンやタブレットを利用する放送番組の新しい視聴スタイルの提案を行うマルチスクリーン型放送研究会(以下 マル研)の提案を実現するため、マル研の中核を担う在阪民放5社が2013年7月に設立した一般社団法人。
(加盟社員)
朝日放送株式会社、関西テレビ放送株式会社、テレビ大阪株式会社、株式会社毎日放送、讀賣テレビ放送株式会社

※2:スマート光ソリューションは、お客さまの課題を解決するだけでなく、お客さまをアライアンスパートナーとして、ともに「新しいライフスタイル」や「新しいビジネススタイル」を創造する取り組みです。


2.協業の内容
マル協は「モアテレビ」アプリを活用したテレビの新しい楽しみ方やサービスを企画立案し、NTT西日本はこれまで培ったIT技術とノウハウを活用して、マル協が企画する様々なアイデアの実現に向けて、専門的見地からのアドバイスやITソリューションを提供します。


3.モアテレビ・サービスについて
(1) 概要 【別紙1】モアテレビ・サービスご利用イメージ 参照
本サービスは、スマートフォン/タブレット用アプリ「モアテレビ」と、放送受信端末「DXメディアコンセント(TM)(製造・販売元 DXアンテナ株式会社)」(※3)、無線LAN環境(※4)を組み合わせることで、家庭内においてテレビアンテナまたは「フレッツ・テレビ」(※5)等で受信した地上デジタル放送をスマートフォンやタブレットで手軽に視聴いただけます。

※3:次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)のデジタル放送受信機におけるリモート視聴要件(NEXTVF TR-0001)に準拠した放送受信端末です。詳細は下記URLをご参照願います。
http://www.dxantenna.co.jp/

※4:IEEE802.11nまたは11acに対応。
無線LANの到達距離、通信速度はご使用の環境等によって異なります。
すべての環境での動作を保証するものではありません。検証済の無線LANルーターは以下をご確認ください。
http://www.dxantenna.co.jp/dxdelcatec/mediaconcent/index.html (3月23日時点)

※5:「フレッツ・テレビ」はNTT西日本が提供する「フレッツ・テレビ伝送サービス」と、スカパーJSATが提供する放送サービス「スカパーJSAT施設利用サービス」を契約することにより、地上デジタル放送・BSデジタル放送等を受信することが可能となるサービスです。「フレッツ・テレビ」のご利用には、フレッツ光等の契約・料金が別途必要です。


(2) 主な特徴
<1> スマートフォンやタブレットがテレビに大変身(※6)
テレビアンテナまたは「フレッツ・テレビ」等で受信した地上デジタル放送を、家庭内の無線LAN経由でスマートフォンやタブレットのアプリで視聴できます。

※6:iOS 8以降、Android 4.4以降、ご利用には専用アプリ「モアテレビ」のインストールが必要です。
OSが対応していても端末のスペックによっては再生できない場合がありますので、DXメディアコンセント(TM)ご購入前にご利用端末にアプリをインストールして頂き、アプリ内に格納された動画で「再生テスト」を実施していただくことを推奨いたします。

<2> 家中どこでも、好きなだけ、テレビ番組を満喫
寝室、キッチン、浴室(※7)等、家庭内の無線LANによる通信が可能な場所であれば、家中どこでも(※8)、お好きな時間、テレビ番組を視聴できます。

※7:キッチンや浴室等水がかかる可能性のある環境では、防水ケースをご利用いただく等必ず防水対策をした上でご利用下さい。
※8:利用環境・状況等により、電波が届かない場合があります。

<3> 放送の画質を落とさない高画質なテレビ番組の視聴(※9)
放送(MPEG2-TS)の画質を落とさず、そのままIPに変換しスマートフォンやタブレットへ転送します。

※9:実際の視聴品質は、お手持ちのスマートフォンやタブレットの解像度に依存します。

<4> 専門知識が不要な簡単設定
DXメディアコンセント(TM)をテレビアンテナ端子またはホームゲートウェイ(※10)の同軸ケーブル端子に挿し込み、無線LANルーターに接続するだけの簡単設定で、誰でも手軽にモアテレビ・サービスを利用できます。

※10:ホームゲートウェイとは、NTT西日本の「フレッツ光」に対応するインターネット接続ルーターです。


(3) 主な利用シーン 【別紙2】モアテレビ・サービスご利用シーン 参照
・テレビは持たないが、話題のテレビ番組は自宅で視聴したいひとり暮らしの方
・お風呂でゆったりテレビ番組をみたい方
・見たい番組があるのに家族が他の番組を見ているため、我慢している方 等


(4) 提供開始日
2016年3月30日(水)


(5) 各社の役割
◇マル協
・「モアテレビ」アプリの提供
・本サービスの企画、検討、普及活動
◇NTT西日本
・利用者環境におけるネットワーク回線(※11)(※12)、無線LAN環境の提供
・West-V(※13)等におけるDXメディアコンセント(TM)の提供
・本サービスの企画、検討、技術支援

※11:DXメディアコンセント(TM)のファームウェアバージョンアップには、「フレッツ光」等のネットワーク回線が必要です。
※12:NTT西日本の「フレッツ光」(インターネット接続サービス)、「フレッツ・テレビ」の提供は西日本エリアに限ります。
※13:NTT西日本の情報機器・情報通信関連商品ショッピングサイトです。


(6) 提供料金および入手方法
○モアテレビアプリ:無料
iOS版(※14)はApp Store、Android版はGoogle Playからダウンロードできます。
※14:iOS版は、ダウンロード準備中です。

○DXメディアコンセント(TM):販売価格 8,980円(税別)
下記URLよりご購入いただけます。また、購入先は拡大予定です。
http://www.ntt-west.co.jp/moretv


(7) お客さまからのお問い合わせ先
お問い合わせは、下記URLをご参照願います。
http://www.ntt-west.co.jp/moretv


4.今後の展開
両社は、引き続きテレビの新しい楽しみ方の提案に向けて、本サービスの更なる機能拡充や、新たなサービスの検討を進めてまいります。


<別紙>
【別紙1】モアテレビ・サービスご利用イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/95468/att_95468_1.pdf
【別紙2】モアテレビ・サービスご利用シーン
https://www.atpress.ne.jp/releases/95468/att_95468_2.pdf

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