陸前高田市・東京大学・NTT DXパートナーデジタル技術を活用した共創型防災システム検討・研究の連携に関する協定を締結
配信日時: 2026-01-15 05:40:02
~研究・実証・実装を三位一体で推進、地域に根ざした防災モデルを共創~
株式会社NTT DXパートナー(NTT東日本グループ)は、岩手県陸前高田市、東京大学とともに、地域防災力の向上に貢献することを目的とした連携協定を、2026年1月14日(水)に締結しました。
1. 背景
東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市は、災害時に確実に住民へ情報を届けるために、電話による情報伝達の実証や運用改善に積極的に取り組んできました。その知見をもとに、「音声」とデジタルを組み合わせた自動音声一斉配信システム「シン・オートコール※」が生まれ、2023年11月より同市で運用されています。
これまで、運用する中で見えてきた課題に対して地域と共に改善を重ねることで、「シン・オートコール」は、より実用的で信頼性の高い仕組みとして発展してきました。また、近年は地域安全学会での発表などの活動を通じて、知見を広める取り組みも三者が協同して進めています。
このたび、その取り組みをさらに加速するため、「デジタル技術を活用した共創型防災システム検討・研究の連携に関する協定」を三者で締結する運びとなりました。
※シン・オートコール:クラウドと生成AI技術を活用し、固定電話や携帯電話による自動音声で情報を一斉配信・収集・分析するシステム。電話さえあれば利用可能で誰にでも使いやすいため、防災・減災をはじめとして、防犯、見守りなどさまざまな用途で活用可能。
https://business.ntt-east.co.jp/content/reiwa/service/#content3
2.協定の内容
本協定では、三者が相互に協力し、先端的かつ誰もが利用できるデジタル技術を活用した、防災に関する課題に対応する仕組みづくりについて、内外の関連主体と連携しながら実践および調査研究を進めます。研究の成果は全国各地域の防災関連施策にも役立てていきます。
【連携・協力事項】
(1) 防災関連施策へのデジタル技術の利活用ならび定着に関する総合的研究
(2) シン・オートコールの運用及び実装すべき機能、データ利活用等に関する研究
(3) 有事及び平時の利用に関する具体的な提言、各地域の有用な事例の共有
(4) ワークショップ・シンポジウム・会議・学会・発表展示会等の開催または出展
(5) その他、三者が必要と認める事項
【各者の役割】
陸前高田市:
・連携・協力事項について実証等を行うフィールドの提供
・地域の防災における課題抽出、提言(地域住民、職員、防災関係者の意見等)
東京大学:
・総合防災情報研究における助言、調査設計、情報の提供・結果の分析
・自治体防災関係者への教育、研究員の参画
NTT DXパートナー:
・地域におけるシン・オートコールの訓練/実利用データ及び検証環境の研究への提供
・諸種の課題を解決するDX(デジタルトランスフォーメーション)ノウハウの提供
3. 今後の展望
本協定を通じて、産官学が一体となり、災害時に地域にとって真に役立つ取り組みを深化させてまいります。全国の自治体への展開を視野に、地域に根ざした防災・減災の新たなモデル構築をめざします。
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