聖心女子大学が学生サービスDXの一環としてAIチャットボットを導入 ― 運用開始3日間で4,000件のアクセスに自動対応

プレスリリース発表元企業:聖心女子大学

配信日時: 2025-04-14 08:05:05





聖心女子大学(東京都渋谷区/学長:安達まみ)では順次、大学運営のDX化を推し進めている。このたび、学生サービスDXの一環として株式会社PKSHA Workplace(東京都文京区)のAIチャットボットを導入。運用開始から3日間(4月1~3日)で4,000件にのぼるアクセスがあり、学生から寄せられた問い合わせに自動対応を行った。対応への満足度は50%を超える結果となっており、今後は、回答の精度をさらに高められるよう、運用を継続しながら改善を加えていく。




 聖心女子大学は今年4月1日から、学修サポートの向上と窓口サポートの充実を図り、学修の効率性と学生満足度を向上させることを目標としてAIチャットボットを導入。学生からの各種問い合わせへの自動回答ツールとして活用している。
 これにより、学生は窓口対応時間を気にすることなく、授業や学生支援に関する照会頻度の高い質問事項について24時間365日、学内ネットワーク上のチャットウィンドウを通じて情報を照会することができるようになった。また学内の各部署においては、照会対応時間の削減にも繋がっている。

 サービスの導入にあたっては、教職員8名によるプロジェクトチームを組織し、教務課や学生生活課などにおいて照会頻度の高い質問事項を洗い出して、対応する回答案数百パターンを作成。学生によるテスト運用とアンケートを実施し、一定の評価を得たことから今回の導入に至った。
 新年度のガイダンス期間に運用を開始したこともあって在学生や新入生から多くの質問が寄せられ、4月1日からの3日間で約4,000件のアクセスを記録。迅速なサポートに対する学生らの満足度は50%以上となっている。

 数理、データサイエンス、AIの知識をさまざまな専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決や価値創造を担うスキルを身につけることは次代を生き抜くには必須であるといえる。
 同大ではそのために「AI・データサイエンス(基礎)」プログラム(文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定済)と「AI・データサイエンス(応用基礎)」プログラム(同じく認定申請予定)を設置している。
 このたびのAIチャットボットの導入はAIの技術を学生支援と事務効率化に取り入れるものだが、今後は教学面でのICT利活用やDX化の観点からも、さまざまな取り組みを進めていく。

(参考)聖心AI・データサイエンスプログラム
 https://www.u-sacred-heart.ac.jp/academics/faculty/ai_data_science_kiso/


▼本件に関する問い合わせ先
聖心女子大学 企画部 企画課
小島
住所:〒150-8038 東京都渋谷区広尾4-3-1
TEL:03-3407-5076
FAX: 03-3407-5929
メール:kikakubu@u-sacred-heart.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform