【男子校だからこそできる性教育を!】宝島社の「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」プロジェクト 正則学園高等学校にて、3度目の性教育授業を行いました
配信日時: 2025-04-02 12:35:15
2024年度は2度の授業を実施! 「生徒の自主性」を重んじたテーマや構成で実施しました
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ファッション雑誌販売部数トップシェアの株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:関川誠)は、10~60代の各世代の女性誌10誌、男性誌2誌の計12誌合同でフェムテック・フェムケア啓発プロジェクト「もっと話そう! Fem&(フェムアンド)」に取り組んでいます。
その一環として、2025年2月5日(水)に東京都千代田区にある正則学園高等学校で性教育特別授業を実施しました。
※日本ABC協会 雑誌発行社レポート2024年下半期(7~12月)より
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整理用ナプキン・吸水ショーツを回覧している様子
スピーカーとなったのは、産婦人科医の吉形玲美(よしかた・れみ)先生と宝島社の女性ファッション誌『大人のおしゃれ手帖』編集長の橘真子(たちばな・まこ)です。2022年に初めて正則学園で性教育授業を実施しましたが、2024年度は1年を通して2回の授業を行いました。
昨年8月29日(木)の授業では、異性の健康課題に関する理解を深めることを目的に、生徒会の生徒に向けて事前授業をしました。そして同年11月2日(土)の文化祭では、授業に参加した生徒が全校
アンケートを実施し、今の男子高校生が異性に関してどのくらい正しい知識を持っているか調査した展示発表を行いました。今回の授業は、これまでの授業や展示発表の内容を踏まえて生徒会メンバー
が学年全体に向けた授業のテーマや進行について構成。冒頭では生徒会メンバーからのプレゼンがあり、吉形先生と橘は、「パートナーが生理だったときにできる対応って何?」「母親のイライラはもしかしたら更年期からきている?」といったより具体的なケーススタディの授業を高校2年生243名に向けて実施しました。
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▲プレゼンをする生徒会副会長・Sさん
「僕たち男子校の生徒だからこそ
できる性教育って何なのか?」
生徒会副会長・Sさんによる
問いかけから授業がスタートしました。
~生徒会執行部インタビュー~
日本の性教育はまだ足りない 男子校だからこそできること!
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(左)生徒会副会長・Sさん (右)生徒会長・Kさん
正則学園・3度目の授業。最初、特別授業の話を聞いてどう思った?
僕たち生徒会執行部は昨年7月に発足したので、翌8月に行われた「もっと話そう! Fem&」プロジェクトが最初の取り組みでした。「それがよりによって性教育? なぜ僕たちが取り組む必要があるのか」と前向きに捉えられず、不安視する意見もありました。しかし、吉形先生、橘さんの特別授業を受講したことで、全員が「日本の性教育はまだまだ足りないのではないか?」という共通認識を持つことができました。(生徒会副会長・Sさん)
―今回のテーマ設定はどのように?
前回の性教育授業では、保健体育では学ばない知識を得ることができました。今回は生徒会メンバーで「さらに理解を深めたいテーマ」をリストアップしたんです。全校生徒に実施したアンケートからも「生理」や「更年期」などみんなの関心が高かったトピックを拾いました。男子高校生はこう思っているんだ、という視点もヒントになりましたね。(生徒会長・Kさん)
――今日の手ごたえは?
達成感しかないです。男子校だから“性教育”=下ネタと捉えられてしまうかとも思ったんですが、男子校だからできる性教育があると思うんです。共学だとやっぱり女子に対して男子は委縮してしまうと思う。男子校は女性がいないので、最初からよりガツガツいけるんじゃないでしょうか。正直、僕も最初はやっぱり恥ずかしさがあったんです。「生徒会で今、性教育について学んでいるよ」と同級生に話すと小馬鹿にされることもありましたし。だけど今日、僕たちがやってきたことを真剣にみんなに伝えられて、ゴールを達成できたなと感じました。次の生徒会にもぜひ引き継いでほしいです。 (生徒会長・Kさん)
――特別授業を経て、自身の変化は?
身近な女性に対する態度が変わりました。母親がイライラしたり眠そうだったりしたら「家事やっておくからベッドで寝てなよ」と声をかけています。2歳下の妹にも、前は「なんでそんなにイライラしてるのかな?」と疑問だったのが、なるべく優しくしてあげよう、と察せるようになりました。 知識を得ることで、自分ができる可能性もグンと広がったなと思います。また、これまで妹とは生理のことなどを話す機会がまったくなくて、なんだか恥ずかしいしギクシャクしそうだなって、どこかでタブー視していたんです。でも「特別授業で女性の健康課題について学んでいる」というクッションができたおかげで、むしろ妹はアクセル全開でいろんなことを教えてくれるようになり、家族4人でも話しやすくなりました。(生徒会副会長・Sさん)
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2024年8月29日(木) 生徒会生徒向け授業の実施
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2024年11月2日(土) 文化祭展示発表の様子
「異性の体を理解する」ための生理用ナプキン体験レポートや今の男子高校生が異性に関して
どのくらい正しい知識を持っているかアンケートを実施し発表しました!
正則学園高等学校・萩原寛大先生(特別教育活動指導主任)コメント
宝島社からの提案を受けて、性教育特別授業をスタートしました。両親がいない生徒もいますし、これは学ぶべきテーマだなと感じたんです。主体となったのは生徒会の4名で、まず生徒たちに課題を見つけさせ、こちらからは必要な情報を提供してテーマをカスタマイズし、疑問を解決していく方法を取りました。生徒たちは思った以上に主体性を持って動いてくれましたし、性教育の必要性を真剣に考え、意見を活発に交換していました。学校という枠を超え、社会に繋がる取り組みだと思います。
『大人のおしゃれ手帖』編集長・橘コメント
皆さんが真剣な眼差しで先生のお話に聞き入ってくださって、すごく嬉しい気持ちでした。これからの時代、共感力とコミュニケーション力がとても重要になっていくだろうと感じています。そこを鍛えられると、より人間力のある、未来を担うジェントルマンになれるのではと。女性と男性のコミュニケーションによって社会は成り立っているので、「女性のことだから自分には関係ない」というのではなくて、今日の授業が私事として理解を深めるきっかけになってくれればとても嬉しいです。
吉形玲美先生コメント
Sさんがプレゼンで「体感できないけど理解できる」と話していて、その“想像する”ことを問いかけようと今日はお話ししました。もうひとつ、医師の立場でいうと、知識が身を助けるんですね。当事者も周囲の人も、知識があることで解決の近道になる。高校2年生という時期にこうした知識がついたことは、とても貴重な経験だったのではと思います。記憶できたことを少しでも自分の糧にして、これからを過ごしていってほしいです。
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『大人のおしゃれ手帖』編集長 橘真子(たちばな・まこ)プロフィール
大阪府生まれ。多摩美術大学卒業後、フリーペーパーの編集を経て2010年に宝島社入社。『リンネル』編集部に配属。2014年の『大人のおしゃれ手帖』創刊時に同編集部へ異動。2022年5月から現職。
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吉形玲美先生プロフィール
医学博士/日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、日本更年期と加齢のヘルスケア学会 副理事長
産婦人科臨床医として医療の最前線に立ち、婦人科腫瘍手術等を手掛ける傍ら、女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究にも数多く携わる。女性予防医療を広めたいという思いから、2010年より浜松町ハマサイトクリニックに院長として着任。現在は同院産婦人科専門医として診療のほか、グランドハイメディック倶楽部 倶楽部ドクターなど、多施設で予防医療研究に従事。月経不順、妊活、更年期など、ゆらぎやすい女性の身体のホルモンマネジメントを得意とする。22年7月『40代から始めよう!閉経マネジメント』(講談社)を上梓。
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