三菱重工航空エンジン、民間航空機用エンジン「GTF Advantage」が米国連邦航空局の型式承認を取得
配信日時: 2025-04-02 15:30:00
TOKYO, Apr 2, 2025 - ( JCN Newswire ) - 三菱重工グループの三菱重工航空エンジン株式会社(MHIAEL、社長:牛田 正紀、本社:愛知県小牧市)が一般財団法人日本航空機エンジン協会(JAEC:Japanese Aero Engines Corporation)の一員として開発に参画しているエアバス社「A320neo」ファミリー用エンジン「GTF Advantage」は、2025年2月27日に米国連邦航空局(FAA)から型式承認が交付され、民間航空機用エンジンとしての運用が正式に認められました。
GTF Advantageは、米国のPratt & Whitney(プラット&ホイットニー)、ドイツのMTU Aero Engines(MTUエアロエンジンズ)およびJAECが設立した合弁企業により開発が開始されました。MHIAELは、燃焼器モジュールの製造およびエンジン整備を担当します。
GTF Advantageは、離陸推力の向上による積載量の増加と航続距離の延長を可能とし、燃費効率向上によるCO2排出量の低減も期待できます。加えて、寿命制限部品とガス経路全体の再設計により、耐久性向上と寿命の延長を実現しています。MHIAELが担当する燃焼器モジュールは、エンジンの高温部位に属するため、非常に重要な役割を担っています。GTF Advantageを搭載したA320neoファミリーは、今年後半からの納入予定です。
MHIAELは今後も、航空機用エンジンの開発・製造・アフターサービスに関する技術力・信頼性の向上と生産能力の拡充に努め、日本の航空機産業の発展と「空のカーボンニュートラル」に貢献していきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
URL https://www.mhi.com/jp/news/250402.html
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