「誰もがよりよく生きられる社会」SIIFICがインパクト・パフォーマンス・レポート2025を公開。測定前でも“見える”インパクトとは?

プレスリリース発表元企業:SIIFインパクトキャピタル株式会社

配信日時: 2025-04-01 10:00:00

「誰もがよりよく生きられる社会」SIIFICがインパクト・パフォーマンス・レポート2025を公開。測定前でも“見える”インパクトとは?


ウェルネスとインパクトを軸に革新的なスタートアップに投資するベンチャーキャピタル、SIIFインパクトキャピタル株式会社(代表取締役:梅田和宏・三浦麗理、所在地:東京都渋谷区、以下「SIIFIC」)は、「インパクト・パフォーマンス・レポート2025」を公開しました。

インパクト・パフォーマンス・レポート 2025 は、2023年6月に組成されたSIIFICウェルネス投資事業有限責任組合(以下「SIIFICウェルネスファンド」)の初回レポートに続く第2号であり、Impact FrontiersのImpact Performance Reporting Normsに準拠した、国際基準のレポートとして位置づけられます。

インパクト・パフォーマンス・レポート2025へのアクセスはこちらから:https://siific.co.jp/impact/

「数字がなくても、語れるインパクトがある」 - その先駆けとして

「インパクトKPIが揃うまでは、インパクトを語れない」そうした常識を、SIIFICは覆しにいきます。今回のレポートでは、SIIFICウェルネスファンド投資先(以下、「投資先」)の事業計画上、定量的な成果指標の測定には至っていません。しかし、投資先が取り組む社会課題のシステム、そこに働きかける技術や事業モデルの仮説、そして変化が生まれるまでの道筋を、“システム図”と“Theory of Change(変化の理論)”として掲載しました。

社会課題の“システム”を可視化する- システム思考から始まるインパクト投資

SIIFICでは、単にインパクトKPIを設定してIMM(インパクト測定・管理)するのではなく、投資先の事業がどのようなシステムの課題と向き合っているのか、そしてどのような正の変化(Positive Change)を生み出しうるのかを、システムマッピングという手法で可視化しています。今回のレポートには、投資先2社のシステム図とTheory of Changeが掲載されています。

【事例1】「たとえ末期のがん患者でも、最後まで希望を与え続けられる医療体制」 - ジェイファーマの挑戦

LAT1というアミノ酸トランスポーターを標的とするがん治療薬を開発するジェイファーマ株式会社。その治療法は、患者のQOLを損なわず、治療の持続性を高める可能性があります。SIIFICは、この治療が変えるのは単なる医療技術にとどまらず、患者・医師・社会の間にある関係そのものであると捉え、社会課題のシステム図と変化のTheory of Changeを言語化しました。

【事例2】「骨折による身体的・社会的な痛みからの解放」 - ORTHOREBIRTHが挑む高齢者医療の未来

高齢者の骨折が寝たきりを引き起こし、QOL低下・社会的孤立・医療介護費の増加といった連鎖を生むシステムに対して、ORTHOREBIRTH株式会社が開発する綿形状の人工骨「レボシス」がもたらす可能性を図式化。治療のイノベーションが、社会のシステム変革にまで及ぶことを、システム図とTheory of Changeを通じて表現しました。

インパクトレポートは「圧力」ではなく「共創の土台」へ

SIIFICは、インパクトレポートを「投資先を評価する道具」ではなく、「投資家・投資先と共に学び、育てるためのツール」と位置づけています。その背景には、投資家にコミットしたSIIFICとしての育成責任があります。SIIFICは、投資先すべてに対してIMMを実施し、国内外の原則やガイドラインに基づいて対話を重ねながら、投資先が生み出すインパクトの持続的向上に寄与することを自らに課しています。
また、本レポートで示されたインパクトの設計プロセスやシステム図は、他ファンドや事業者にも活用してもらえるよう、可能な限り開かれた形で共有する方針です。透明性を超えて、“共創可能な知”として機能することを目指しています。

「測っていなくても、設計していれば、進める」- KPI測定への布石

2026年以降、SIIFICは各投資先に対して定量的なインパクトKPIの測定を開始する予定です。本レポートは、その測定に向けた「前段階の設計図」を提示したものであり、現投資先の測定可能なアウトカム(医療者の治療満足度、在宅復帰率、生活自立度、疾患再発率など)を明確化しつつ、そのシステムを図示しています。

SIIFICウェルネスファンド概要
名称:SIIFICウェルネス投資事業有限責任組合
組成:2023年6月
運用総額:36.6億円
投資対象:日本国内のウェルネス・ヘルスケアスタートアップ
出資者:独立行政法人中小企業基盤整備機構、株式会社かんぽ生命保険、帝國製薬株式会社、株式会社肥後銀行、慶應義塾、一般財団法人社会変革推進財団、東京海上日動火災保険株式会社、KANETO CAPITAL MANAGEMENT PTE, LTD. ほか

最後に - 「資本は、誰かの人生を変えるシステムに、介入できる」

SIIFICが描くインパクト投資は、「人と社会のシステム」に目を向け、「システムを再設計する手段」として資本を使うことです。その第一歩としての「測定前」のImpact Performace Report。数字では語れない段階でも、システムと思考をオープンに共有し、共に社会の変化をつくっていく仲間を増やしていきます。

誰もがよりよく生きられる社会へ。
Purposeful Capital, Powerful Change.

SIIFインパクトキャピタル株式会社

https://siific.co.jp
設立:2022年9月
所在地:東京都渋谷区神宮前5-46-2 青山イースト&ウェスト202号
代表取締役:梅田和宏・三浦麗理

「誰もがよりよく生きられる社会」の実現に向け、ウェルネスリテラシー(社会の健康資源を理解し、活用する力)とソーシャルキャピタル(社会的つながり)を高めるスタートアップに投資するベンチャーキャピタルです。


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