石神遺跡東方の調査(飛鳥藤原第217次)成果について

プレスリリース発表元企業:奈良文化財研究所

配信日時: 2025-03-06 17:20:00


概要


過去の調査で確認していた7世紀後半から末の東西塀SA311 の東延長部と、その東端で北に折れる南北塀を新たに検出した。その結果、7世紀後半から末の石神遺跡の東南部に、東西長約133m(450 尺)に及ぶ大規模な区画が存在することがあきらかとなった。
くわえて、調査区内では7世紀前半から中頃の東限区画塀は確認されなかったことから、この時期の石神遺跡の範囲はさらに東へと広がる可能性がある。このように、石神遺跡の性質や規模を考えるうえで重要な成果が得られた。


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石神遺跡東方の調査(飛鳥藤原第217次)


調査地


奈良県高市郡明日香村飛鳥


調査期間


2024年12月9日(月)~継続中


調査面積


297㎡


現地見学会 日時


令和7(2025)年3月8日(土)11~15時(随時説明)※小雨決行
定時説明はおこなわず回遊型とし、随時研究員が説明します。


現地見学会 場所


発掘調査現場(奈良県高市郡明日香村飛鳥)
※地図はこちらを参照ください。>> https://www.nabunken.go.jp/fukyu/docs/20250308.pdf


交通


近鉄橿原線「橿原神宮前」(かしはらじんぐうまえ)駅東口から東へ徒歩35分
※駐車場はありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
※混雑時には入場制限を行う場合があります。


報道資料


詳細は以下プレスリリースをご覧ください。


奈良文化財研究所ホームページ : https://www.nabunken.go.jp/news/2025/03/20250306press.html




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