高速バスにおける、3通信会社のつながりやすさ・通信速度 実測調査 「つながりやすさ」はNTTドコモ、「通信速度」はソフトバンクに軍配

プレスリリース発表元企業:リーディア株式会社

配信日時: 2015-08-11 11:00:00

測定結果

比較グラフ

回線種別マップ

リーディア株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:雨ノ宮 裕一郎、サイト: http://leadea.org/ )はこの度、大阪から東京を走る高速バスにおいて、利用しやすい通信会社の調査を目的に、「つながりやすさ」と「通信速度」の調査を実施し、結果をまとめました。

夏休み中に高速道路を利用した移動が多い中、大阪から東京を走る高速バスにて、移動中にスマートフォンを利用する際にストレスが少ない通信会社はどこかを確認すべく、8月2日に梅田駅からJR プレミアム昼特急12号に乗車し、東京駅までの8時間41分間にて調査を実施しました。
調査にはKDDI(略称:au)、NTTドコモ(略称:dcm)、ソフトバンク(略称:sb)から販売されているiPhone 6を用い、リーディア株式会社が開発した通信計測アプリにて、受信レベルやダウンロード速度の実態を調査しました。調査に使用する通信計測アプリは、通信速度に加え、無線状況等のデータ取得が可能なため、各通信会社のパフォーマンスが明確に評価できる内容となっています。
レポートページ: http://leadea.org/report/report_006


【測定結果】
■KDDIは、優れたLTEエリアを見せるも「通信速度」「つながりやすさ」は振るわなかった
■NTTドコモは、安定したLTE/3Gカバレッジにて「つながりやすさ」でトップ
■ソフトバンクが、最速のダウンロード速度を記録し、「通信速度」でトップ

<KDDI>
新名神高速道路・鈴鹿トンネル付近にて長い圏外時間が続いたため、「つながりやすさ」「通信速度」の点で2社の背中を追う結果となった。しかしながら、LTE在圏率は3社中トップでLTEエリアの拡大に力を入れていることが伺える結果となった。

<NTTドコモ>
山やトンネルの多い本測定ルートにおいて、圏外時間が19秒と広いエリア展開を見せ、「つながりやすさ」にて他社を引き離す結果をマークした。最大ダウンロード速度は2社に遅れを取る結果であったが、平均ダウンロード速度は15Mbps超えを維持した。

<ソフトバンク>
東名高速道路・厚木料金所付近にて、本計測中最速のダウンロード速度65.8Mbpsを記録した。LTE在圏率に関しては2社に引けを取る結果となったが、LTEエリア内では全体を通して安定したダウンロード速度を提供し、平均ダウンロード速度16.9Mbpsと、「通信速度」No.1を記録した。


リーディア株式会社では、携帯電話ユーザーが通信会社を選定する際に1つの指標となる「つながりやすさ」「通信速度」に着目し、今後もユーザーが利用するさまざまなシーンにて、スマートフォンを快適に利用できる通信会社の評価を提供していく方針です。

*本資料は、実測データを元にした調査結果となっています。実測結果は測定時間や周囲の環境等の諸条件により変動し、また各通信会社ともネットワークの品質向上に日々取り組んでいるため、あくまでも取得時のデータです。


<表:梅田~東京間における測定結果>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_1.png
<平均ダウンロード速度、平均受信レベル、圏外時間比較グラフ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_2.png


■iPhone 6データ利用マップ
<回線種別マップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_3.png
<アンテナ表示本数マップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_4.png
<受信レベルマップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_5.png
<ダウンロード通信速度マップ>
https://www.atpress.ne.jp/releases/70197/img_70197_6.png


【調査概要】
計測には、主要3通信会社から発売されている「iPhone 6」を用い、リーディア株式会社が開発した「通信計測アプリ」を使用。「通信計測アプリ」は、つながりやすさ(受信レベルやアンテナ本数等)や通信速度を位置情報を含め計測可能なiPhone上で動作するアプリです。
計測は1秒毎にアンテナ本数や受信レベル、GPS等のデータが取得可能であり、公平に測定端末の通信状況の良し悪し等が分かります。このデータを用いて集計・マッピングすることにより、各社のパフォーマンスが明確に評価できる内容としています。

■試験内容
「通信計測アプリ」を用いて60秒間隔にてサーバーへ接続し、32MByteのファイルダウンロードを実施。測定は同時に開始し、同地点での公正な評価を行っています。ダウンロードは開始から15秒で終了とし、ダウンロードが時間内で終了した際にダウンロード成功としています。

(項目/設定値)
試験間隔    /60秒
DLファイルサイズ/32MByte
DLタイムアウト /15秒

■調査路線
乗車バス:JR プレミアム昼特急12号
試験区間:梅田駅 → 東京駅
試験時間:8月2日(日) 11:10~20:35


■会社概要
商号  : リーディア株式会社
代表者 : 雨ノ宮 裕一郎
所在地 : 神奈川県横浜市緑区
設立  : 2013年6月
資本金 : 785万円
事業内容: 無線コンサルティング、評価ビジネス
URL   : http://www.leadea.org/


【このリリースに関するお問い合わせ先】
本調査の取得データや、より詳細な解析レポートを販売いたします。
解析レポートでは、使用周波数やダウンロード速度分布、また同時に取得したスキャナから各社の周波数展開情報等、よりテクニカルな内容を含んでおりますので、ご興味のある方はお問い合わせ下さい。内容についてのお問い合わせも、お待ちしております。

<リーディア株式会社>
E-mail    : contact@leadea.org
レポートページ: http://leadea.org/report/report_006

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