【新刊情報】三島由紀夫 生誕100年『三島由紀夫対談集 尚武のこころ[復刻版]』発売のお知らせ

プレスリリース発表元企業:株式会社イースト・プレス

配信日時: 2025-01-10 14:00:00

【新刊情報】三島由紀夫 生誕100年『三島由紀夫対談集 尚武のこころ[復刻版]』発売のお知らせ


株式会社イースト・プレスは、『三島由紀夫対談集 尚武のこころ[復刻版]』を2025年1月14日に発売いたします。戦後日本文学を代表する作家・三島由紀夫が1968年から1970年にかけて行われた貴重な対談をまとめた『尚武のこころ』が待望の復刊。三島が各界の知識人や文化人と繰り広げた自由闊達な議論を通じて、その思想の深奥に迫る一冊です。


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内容紹介

本書『尚武のこころ』は、三島由紀夫が晩年において発表した対談集の復刻版です。日本の伝統文化、政治思想、文学的美学に対する彼の考えが、石原慎太郎や寺山修司、林房雄、鶴田浩二といった多彩な対談者との会話の中で明らかになります。また、本書には三島の自決を予感させる発言も散見され、その生涯を辿る上で欠かせない資料といえます。
対談のテーマは多岐にわたり、知的挑戦に満ちた内容が特徴です。


本書の特長

生誕100年記念の復刻版
長らく絶版となっていた名著が、初版時の魅力をそのままに再登場。
貴重な対談10編を完全収録
三島と石原慎太郎、寺山修司、林房雄など、著名人との濃密な議論を網羅。
思想の集大成としての価値
晩年の三島が何を考え、何を訴えたかったのかを深く知る手がかりに。


【本文より】

私は自分のものの考へ方には頑固であつても、相手の思想に対して不遜であつたことはないといふ自信がある。これが自由といふものの源泉だと私には思はれる。世間からは、いろいろな偏見で見られてゐる対談者も(もちろん私を含めて)、この本の中では、明るい光の下の広場【アゴラ】に会して、お互ひに自由な対談を楽しんだ、といふことが、読者にわかつていただけるとよいと思ふ。
三島由紀夫

【目次】


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守るべきものの価値 われわれは何を選択するか/石原慎太郎
エロスは抵抗の拠点になり得るか/寺山修司
天に代わりて/小汀利得
サムライ/中山正敏
刺客と組長 男の盟約/鶴田浩二
大いなる過渡期の論理 行動する作家の思弁と責任/高橋和巳
現代における右翼と左翼/林房雄
二・二六将校と全学連学生との断絶/堤清二
剣か花か 七〇年乱世・男の生きる道/野坂昭如
尚武の心と憤怒の抒情 文化・ネーション・革命/村上一郎

書誌情報

イースト・プレス 
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