Formlabs 3Dプリンター導入で工業治具製造コストを90%削減!MPM社が生産性を大幅向上
配信日時: 2024-12-18 09:00:00
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-131dd762b282692cbc5b1ace853e1fbc-1800x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、Etienne LacroixグループのMPM社が、FormlabsのFuseシリーズ(SLS 3Dプリンター)を活用し、生産効率とコスト削減を同時に実現した事例をご紹介します。治具製造コスト90%削減とリードタイムの大幅短縮を実現した成功の秘訣をぜひご覧ください。
成功の鍵はSLS 3Dプリンター:MPM社のFuseシリーズ活用事例
課題:高コストと長いリードタイムが製造現場のボトルネックに
MPM社では、溶接治具やロボット用エンドツールの製造における高コストと長いリードタイムが、生産現場の柔軟性と効率性を制限していました。外部委託による部品調達は数週間を要し、急な対応が困難でした。また、頻繁に必要となる特殊部品の調達遅延により生産ラインが停止するダウンタイムが発生。複雑な形状や高い耐久性が求められる部品の調達も課題となり、これらが競争力低下を招いていました。
解決策:Formlabs Fuseシリーズを導入し、内製化を加速
MPM社は、FormlabsのFuseシリーズ(SLS 3Dプリンター)を導入することで、課題を解決しました。その具体的なアプローチは以下の通りです:
1.溶接治具のオンデマンド製造
超音波溶接治具をSLS 3Dプリンターで内製化することで、コストを従来のCNC加工と比較して90%削減しました。また、リードタイムを3週間からわずか1日に短縮し、迅速な対応が可能となりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-b4c970ce145298683bb87a52aafce796-688x459.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
U字型の治具が金属製の台座に取り付けられ、溶接時の力を分散します。このモデルでは1分間に3部品、各部品に2回の溶接を行います。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-2fee68079f20f90f074dc239d9475ea6-592x395.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
この機械は年間3~4回使用され、1回の生産で3,000部品を処理します。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/140772/table/163_1_b4ff5eec8e2e086655749c8e2e4c171c.jpg ]
2.ロボット用エンドツールの革新
ロボットのグリッパーをFuseシリーズで製造し、従来ユーロ55かかっていた部品をユーロ1で生産可能に。これにより、年間でユーロ10,500以上のコストを削減。さらに、ナイロン12パウダーを活用した部品は軽量かつ耐久性に優れ、約60,000ユニットの製造に耐える性能を持っています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-7f986614fecfdfb89b778292679e60cd-419x280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
加熱された金属インサートを掴むための軽量カスタムEOATは、Fuseシリーズで作成されます。このロボットには32本の光ファイバー制御ジョーがあり、ナイロン12パウダーで3Dプリントされています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-3c719d32115aac2780a4ce26e2bb1a58-517x345.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
このロボットは4つのジョーとボードを3Dプリントで製造し、従来の外注プラスチック部品に比べて数ドルで済みます。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/140772/table/163_2_ede498a3f86b5d44d0d7befbdae186e8.jpg ]
3.多目的な部品の製造による柔軟性向上
SLS 3Dプリンターを活用することで、耐熱性や耐化学性が求められる部品を迅速に製造できるようになりました。特殊な形状を持つ吸盤付きのロボットボードや複雑なアセンブリ品も内製化し、ダウンタイムを最小限に抑えました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-8d8494f9ea3dff5c3348766923a2f455-439x439.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ねじ付きインサートをFuseシリーズでプリントしたパーツに追加することで、吸盤付きのロボットボードを簡単に作成できます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-1e0fd489608d6961b65e2bcbe12fe951-452x452.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ナイロンは摩耗の激しい部品の製造に最適で、高い耐久性を発揮します。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-c0fb39496e95a00a46fedb085609b265-852x852.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Fuseシリーズは、電子機器を収納し、熱や加工に耐える複雑なアセンブリの製造に最適です。
結果:生産効率とコスト削減の劇的向上
Fuseシリーズの導入により、MPM社は以下の成果を達成しました:
- 治具製造コストを90%削減
- 平均リードタイムを1/15に短縮
- 耐久性と精度を兼ね備えた部品を迅速に内製化
- 年間ユーロ10,500以上のコスト削減
また、Fuseシリーズの多用途性により、製造ラインの柔軟性が大幅に向上し、現場での迅速な対応力が生まれました。
株式会社システムクリエイトは、今後もFormlabs製品を通じて、製造業界のさらなる革新と発展に貢献してまいります。ご質問お問い合わせは、下記までお願いします。
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/163/140772-163-64ad521a4f3fed396e5dfff7698027bb-3696x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
・3Dプリンター / 3Dスキャナー
・工作機械
(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
・3D技術代行サービス
■HP:https://systemcreate-inc.co.jp/
PR TIMESプレスリリース詳細へ
スポンサードリンク
「株式会社システムクリエイト」のプレスリリース
スポンサードリンク
最新のプレスリリース
- 2024年度シンポジウム「進化するメディア芸術」を12月21日に開催 ー 東京工芸大学大学院芸術学研究科メディア芸術研究センター12/19 20:05
- ◆宮本勝浩 関西大学名誉教授が推定◆ 日本陸上競技連盟公認の2024年度市民マラソン大会の、1大会平均の経済効果は、約16億4,069万円 ~67大会合計の経済効果は、約1,099億2,623万円~12/19 20:05
- 2025年2月11日(火・祝)『わがまちトークinまくべつ』を開催します12/19 20:05
- 城西大学の現代政策学部 社会経済システム学科は総合政策学部 総合政策学科への名称変更を予定しています12/19 20:05
- クリスマス&年末は本格江戸前寿司で楽しむ豪華ディナー|高級食材6種が仕入れ値相当での提供!|本格江戸前寿司屋の五反田 鮨 あさひが12月限定特別プランを開催!超人気日本酒、新政のプランも追加!12/19 19:45
- 最新のプレスリリースをもっと見る