【新刊】伝わりやすく説明する力をつける『やさしい日本語 3文トレーニング』吉開 章著 12月13日発売 駒草出版

プレスリリース発表元企業:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部)

配信日時: 2024-12-13 12:00:00

やさしい日本語 3文トレーニング 著:吉開 章  駒草出版

「ハサミの法則」でコミュニケーションの悩みをすっきり解決


駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部/所在地:東京都台東区台東1-7-1)は、『やさしい日本語 3文トレーニング』(著:吉開 章)を2024年12月13日(金)に発売いたします。


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やさしい日本語 3文トレーニング 著:吉開 章  駒草出版


【「ハサミの法則」で、伝える・伝わる説明の技術をトレーニング】


社会が多様化する中、私たちは職場や地域コミュニティで、外国人や言葉に障害のある方、高齢者などと触れる機会も多くなっています。
本書では、主に日本語初心者の外国人にもわかりやすい話し方である「やさしい日本語」の考え方を応用し、 “誰にでも伝わりやすい説明のしかた” をトレーニングすることができます。

はっきり・さいごまで・みじかく言う「ハサミの法則」と、短い3文で説明する「3文トレーニング」で、
・面接やレポートでわかりやすい説明ができない
・職場や地域で外国人とうまくコミュニケーションできない
・翻訳アプリを使っているけど翻訳の精度がよくない
…などといった、コミュニケーションの悩みをすっきり解決することができるはずです。

また、
・メールなどの文章が簡潔でわかりやすくなる
・作業などの手順の説明が上手くなる
・自分の日本語力を再確認できる
…といった点も望めることから、大学生や中高生、若い社会人たちが、大人に「なるほど」と言わせるような、シンプルで的確な説明ができるようになることも目標としています。

本書は子どもから大人まで、誰でも楽しく学べるよう、本文もできるだけ簡単で分かりやすく書いてあります。面白く読めるだけでなく、研修やワークショップにもご活用いただける一冊となっています。


【著者 吉開 章(よしかい・あきら) 氏について】


2010年に日本語教育能力検定試験に合格したのち、政府交付金を得て 2016 年「やさしい日本語ツーリズム」企画を故郷の柳川市で実現。
さらに同時期に「やさしい日本語ツーリズム研究会」を立ち上げ、その代表としてやさしい日本語の社会普及に尽力中。
2023年4月1日、一般社団法人やさしい日本語普及連絡会を設立し、代表理事に就任。
著書には『入門・やさしい日本語』(アスク出版)、『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』(筑摩選書)などがあり、やさしい日本語推進の第一人者として活躍中。





【目次】


■本書の流れ

■第1章 オリエンテーション
 本書の目的
 本書の「外国人」「日本人」という表記について
 やさしい日本語とは
 やさしさの「基準」は何か
 これまでのやさしい日本語研修会の課題
 外国人の「質問する権利」と、日本人の「答える義務」
 やさしい日本語は「書き換える」から「説明する」技術へ
 世代間コミュニケーションもやさしい日本語で風通しよく
 大学生・中高生がやさしい日本語を学ぶ理由
 「AED と同じレベルの常識」を目指して

■第2章 やさしい日本語の取り組みの数々
 <やさしい日本語の歴史と広がり>
   減災のためのやさしい日本語
   平時におけるやさしい日本語
   観光のためのやさしい日本語
   入管庁による「やさしい日本語ガイドライン」
   やさしい日本語の様々な広がり
 <筆者の取り組み>
   はっきり・さいごまで・みじかく言う「ハサミの法則」の提唱
   新型コロナ禍の中で生まれた書籍『入門・やさしい日本語』と全国の「認定講師」
   外国人だけの問題ではなく、言葉だけの問題でもない
   社団設立と、様々な民間企業との連携

■第3章 はっきり・さいごまで・みじかく言う「ハサミの法則」を理解しよう!
 <はっきり言う>
   「ゆっくり」話せばわかりやすいのか
   「文字単位」ではなく「意味単位」で話す
   はっきりとした「意味」の言葉で話す
 <さいごまで言う>
   高文脈、低文脈とは
   異文化同士がわかりあうためには、エネルギーが必要
   依頼する時も断る時も、とにかくすべて言葉にする
 <みじかく言う>

■第4章 長い文章を、短く切ってみよう〜悪文チョキチョキトレーニング〜
 <まずはウォーミングアップ>
   1.「単文」(それ以上切ることができない文)
   2.「重文」(文と文が並んでいる)を切る
   3.「複文」(文で名詞を説明している文)を切る
   4. 切らなくてもいい文がある
 <ダラダラ文を、とにかく切ってみよう。〜静岡県の動画を参考に〜>
   とにかく単純に切ってみる
   一つ一つの単文を見直してみる
 <練習問題>
   まずは単純に文を切ってみよう
   長い文で1つの名詞を説明しない
   ストーリーをはっきりさせよう
   細かいことは気にしない

■第5章 外国人の質問に、短い3文で答えてみよう〜やさ日3文クッキング〜
 <やさ日3文クッキングとは>
   基本ルール1:当ててもらうのが目的
   基本ルール2:1文は短ければ短いほどいい
   基本ルール3:相手が知っている言葉はそのまま使える
 <文の作り方は、「本質を捉え、違いを際立たせる」>
   「ラーメンは、何ですか?」
   「ビーフンは、何ですか?」
 <やさ日3文クッキングに挑戦してみよう!>
 column やさしい日本語に正解はない。でもトレーニングの仕方はある。

■おわりに ~ 外国人から頼られる人になろう~
  各種動画コンテンツのリンク先


やさしい日本語3文トレーニング - 駒草出版 : https://www.komakusa-pub.jp/book/b10094308.html




【書誌情報】
『やさしい日本語3文トレーニング』
吉開 章 著
2024年12月13日 発売
A5変判/並製 144頁
ISBN:978-4-909646-80-4
定価:1,320円(税込)
発行元:駒草出版(株式会社ダンク 出版事業部)
https://www.komakusa-pub.jp/

  

【お問い合わせ先】
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