ユニ・チャーム、浜松市の使用済紙パンツ(紙おむつ)リサイクル実証事業に参画

プレスリリース発表元企業:ユニ・チャーム株式会社

配信日時: 2024-12-13 11:00:00

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ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、静岡県浜松市が推進する使用済み紙パンツ(紙おむつ)のリサイクル実証事業に参画することをお知らせします。本実証事業には、当社の他に株式会社杏林堂薬局、栗田工業株式会社、株式会社リサイクルクリーン、社会福祉法人天竜厚生会が参画し、資源循環について各種の検証を行います。期間は2024年12月中旬から2025年1月末の約2ヶ月間を予定しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/420246/LL_img_420246_1.png
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■本実証事業に参画する背景
当社は2015年より、使用済み紙パンツの水平リサイクルに取り組んでおり、独自開発した「オゾン」を用いた殺菌・漂白・脱臭技術によって未使用パルプと同等品質の衛生的で安全な「再生パルプ」を生成することに成功しました。2022年5月には、再生パルプを原材料に使用した介護用紙パンツを生産し、病院や介護施設の一部に販売。2024年4月からは子ども用紙おむつや猫用トイレシートを小売店様の一部で販売するまで拡張することができました。
また、鹿児島県志布志市内のごみ回収所・470ヶ所には、使用済み紙パンツから抽出した「再生プラスチック」を原材料に配合した「紙パンツ専用回収ボックス※」を設置しています。
このようなこれまでの取り組みで得た知見を活かすべく、当社は浜松市の資源循環実証事業に賛同し、使用済み紙パンツのリサイクル実証事業に参画する運びとなりました。
※ 当社とアロン化成株式会社が共同開発し、再生プラスチックを回収ボックスに配合する技術を確立しました。


■実証期間
・使用済み紙パンツ回収期間:2024年12月中旬~2025年1月24日(金)
・実証用処理機稼働期間 :2025年1月15日(水)~1月29日(水)
期間中、週3日程度、各日で午前・午後の
一回ずつ処理機が稼働

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/420246/LL_img_420246_2.png
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■当社が実証事業で担当する業務内容
(1) 回収効率の向上
・当社が使用済み紙パンツから抽出・再生したプラスチックを原材料に配合した「紙パンツ専用回収ボックス※」を提供し、杏林堂二俣店、於呂店に設置します。
(2) 回収パルプを用いた商品の開発・提供
・リサイクルパルプを使用した商品を開発・提供し、浜松市の地産地商に協力します。


■検証後の予定
実証実験終了後、浜松市がホームページにてご報告いたします。


■会社概要
社名 :ユニ・チャーム株式会社
設立 :1961年2月10日
本店 :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社 :東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー
社員数 :グループ合計16,223名(2023年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売


ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
https://www.unicharm.co.jp/


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