中央大学、理工系学部再編に向けた情報を続々と発信中8月のオープンキャンパスには過去最多の約1万3000人が来場!―時代に即した新設3学部(設置構想中)で専門分野に適した人材輩出へ―

プレスリリース発表元企業:中央大学

配信日時: 2024-12-12 14:05:06



中央大学では、2026年4月に現在の理工系学部を再編し、後楽園キャンパス(東京都文京区)に「基幹理工学部」、「社会理工学部」、「先進理工学部」の3学部を開設(設置構想中)します。





現在さまざまな取り組みを行っており、新設3学部を紹介する特設サイト(https://sci-eng.v.chuo-u.ac.jp/reorg/
)もオープンしました。各学部のキービジュアルも確定し、今後は動画による学部・学科紹介などを順次公開していく予定となっております。
今年8月にはオープンキャンパスを実施し、3学部が新設予定の後楽園キャンパスには過去最多となる12,864人の来場がありました。また、他キャンパスを含めた来場者も40,495人とこちらも過去最高を記録しました。キャンパス内では、新設予定学部の全学科の模擬授業と学科ガイダンスプログラムが実施され、どの学科にも多くの方々に集まっていただきました。

■3学部新設(設置構想)の背景
「IoT、ビッグデータ、AI を活用した技術革新が進み、気候変動やエネルギー、食料、自然災害、生態系、少子高齢化、健康・医療等の広く複雑な社会課題が顕在化するなか、新しい価値を創造し、技術革新を起こすことのできる、より高度な能力を持った理工系人材が求められています。
中央大学理工学部ではこれまで、時代の変遷や社会の変化に応じて、学科の新設や教育内容の見直しを行ってきました。
そして、近年の社会環境の急速な変化にも対応すべく、グローバルな視点に立ち、社会の課題に積極的に向き合い、自身で解決策を見出す能力を獲得しようとする姿勢を持ち続ける人材を育てるため、
従来の理工学部を発展的に再編し、3つの新たな学部を開設します。

<新設3学部の特徴>
■基幹理工学部
数学科、物理学科、応用化学科、生命科学科から構成され、数学、自然科学(物理学・化学・生物学)、および工学の分野に関する理論と諸現象についての確実な知識と応用力を身につけ、新しい課題への果敢な挑戦力を持ち、人類共通の知的資産たる科学技術を継承し、自らの新発見を通じて積極的に社会貢献できる人材を養成します。
数学科 入学定員:70名、収容定員:280名
物理学科 入学定員:70名 、収容定員:280名
応用化学科 入学定員:145名 、収容定員:580名
生命科学科 入学定員:75名 、収容定員:300名
基幹理工学部 計 入学定員:360名 、収容定員:1,440名

数学科:
数学における主要な分野である代数学、幾何学、解析学、統計数学、計算数学等の基礎を修得して数理科学の世界を探求する中で、自力で問題を定式化し、新たな知見を創り出す学識と応用力を養い、現代科学技術を支える数理的素養と応用力を身につけます。

物理学科:
物理学は自然科学・工学の全てに共通する普遍的な自然法則を捉えようとする学問です。本学科では「量子力学及演習」や「物理学実験」など参加型授業が多く、4年次には卒業研究をしながら、大学院合併授業で「相対性理論」や「宇宙物理学」も学ぶことができます。基礎から応用へ繋がる分野まで着実に学ぶことで、しっかりとした物理学的素養と応用力を身につけます。

応用化学科:
原子・分子レベルのミクロな視点と現実問題のマクロな視点とを併せ持ち、アカデミックな探究心と工業的な問題解決、対策の策定が可能となるよう、多様化する化学産業に対応できる応用化学の基礎知識と、他分野にも踏み込める応用力を身につけます。

生命科学科:
生命現象の基礎的な原理や原則を学ぶことで、生物を生命システムとして総合的に理解します。多様な生物界・地球環境の現状と将来を、科学的根拠をもって洞察し、人類が直面する地球レベルの諸問題への対策を提案できる力を身につけます。

※設置構想中であり、内容は変更となることがあります。


■社会理工学部
都市環境学科、ビジネスデータサイエンス学科、人間総合理工学科から構成され、科学技術に関する理論や技術に幅広く精通し、社会が抱える多様で複雑な課題に対してそれらを応用し、より良い社会の実現に資する学際的人材を養成します。

入学定員 収容定員
都市環境学科 入学定員:90名、収容定員:360名
ビジネスデータサイエンス学科 入学定員:115名、収容定員:460名
人間総合理工学科 入学定員:75名、収容定員:300名
社会理工学部 計 入学定員:280名、収容定員:1,120名

都市環境学科:
自然環境との調和を図りつつ人々が暮らしやすい生活環境・空間(built environment)を作るための技術を学び、自然現象を理解し、社会基盤施設を計画、設計、施工、維持管理し、それが人間や生態系に及ぼす影響の評価・分析ができる力を身につけます。

ビジネスデータサイエンス学科:
人、資金、設備、情報などの経営資源を社会および環境も考慮した全体的な視点から捉えつつ、「データサイエンス」をキーワードに、あらゆる組織活動の分析から戦略立案までをAIを含む情報処理技術とデータ分析で支え、数理的・工学的手法の適用を通して組織運営の改善や最適化をはかることのできる知識、技術、実践力を身につけます。

人間総合理工学科:
「人間」をキーワードとした分野横断型の学びを軸に、グローバルな視点から社会が抱える問題の解決に貢献する新時代の理工学を展開します。エビデンスベースドな計画立案やデザイン、フィールドワークや実験、センシング等による多角的なデータ収集、統計学や情報処理に基礎を置くデータ解析等の、理論と技術を包括的に学び、豊かな基礎知識と総合的かつ実践的な課題解決能力を身につけます。

※設置構想中であり、内容は変更となることがあります。


■先進理工学部
精密機械工学科、電気電子情報通信工学科、情報工学科から構成され、各分野の基礎教育と学際領域の学修を通じて、人・モノ・自然に代表される現実空間(フィジカル空間)と仮想空間(サイバー空間)を結びつける仕組みを考案し、科学技術分野の課題解決や持続可能で包摂的な社会の実現に貢献する人材を養成します。

入学定員 収容定員
精密機械工学科 入学定員:145名、収容定員:580名
電気電子情報通信工学科 入学定員:135名、収容定員:540名
情報工学科 入学定員:100名、収容定員:400名
先進理工学部 計 入学定員:380名、収容定員:1,520名

精密機械工学科:
精密機械に関する幅広い授業で基礎知識の養成と、精密さの追求を通じてシステム全体を認識できるグローバルな視野を獲得し、最先端の研究(特に、ロボット・AI、バイオ・医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなど)に取り組むことで、科学技術や社会課題に関して創造的な課題解決を導く、実践的な力を身につけます。

電気電子情報通信工学科:
電気・電子・情報通信という幅広い分野において、エネルギー・デバイス・計測制御・情報伝送/処理など、高度情報化社会における基礎技術に重点を置きながら最先端の理論と技術を理解し、活用できる広い知識基盤に裏付けられた専門性を身につけます。

情報工学科:
情報分野のグローバル標準であるカリキュラムの内容を、豊富な演習科目が配置された実践的な専門教育科目群を通じて学びます。高度な情報処理を実現するソフトウェア技術者としての素地と、国際社会の情報マネジメントに必要なデザイン能力を身につけます。

※設置構想中であり、内容は変更となることがあります。


<本件に関するお問い合わせ>   <取材に関するお問い合わせ>
中央大学理工学部事務室       中央大学広報室
Email:fse-info-grp@g.chuo-u.ac.jp   Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp
 


▼本件に関する問い合わせ先
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TEL:042-674-2047
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